Tricolor Dandy 【トリコロール・ダンディ】

横浜F・マリノスのサポーター、龍壱が色々思うところを書き殴るblog ★★★

天王山を制す。 [29節 1-0 広島戦 2013/10/19] #fmarinos

2013年10月22日 | マリノス
都合により試合前日は真っ赤な格好で岡山に行って現地泊。
土曜の朝、岡山駅で「生もみじ」という広島の土産を買った後、マリノスユニを着て新横浜へ戻ってきた。
新幹線の改札から出て日産スタジアムへ向かうというのはどこか新鮮だった。
動員がかかっているのは知っていたが、新横浜パフォーマンスもあってスタジアムへの道は人が多い。
4万人弱の入ったホームの雰囲気は最高だった。
試合前に「生もみじ」を食す。普通のもみじ饅頭より高いだけあって美味い。


広島にはホームでは圧倒的に相性が良いが、この日はドゥトラの出場停止と、ここまで全試合に出場してきた兵藤が怪我で不在という不安材料が。
特に対面にミキッチがいる奈良輪のところはかなり不安だったのだが、蓋を開けてみれば奈良輪の完勝とも言える内容だったのではないだろうか。
表のMVPが学、裏のMVPが哲也という言われ方もしていたが、奈良輪もMVPに値する働きをしたと思う。

前半は思ったよりも広島がアグレッシブで、マリノスは押し込まれた。
だが、20分くらいに中央に縦パスを通された決定的ピンチを哲也がセーブし、ここから流れはマリノスに傾いていったと思う。
しかしお互いに点は入らず、前半は0-0で折り返す。

後半も入りは広島の方が良かったように見えたが、ブチ破ったのは日本代表。
欧州遠征で試合に出られなかった鬱憤を晴らす、学の得意の形からのシュートが日本代表GK西川の手をかすめゴールに突き刺さった。

マリノスは優平の運動量、奈良輪の守備でのポジショニングの良さが光り、ペースを握り続ける。
接触プレーは多いが笛もカードも適度で、多くならない。
互いにファイトする、首位決戦にふさわしい好ゲーム。
終盤広島が追いつこうと必死になるが、守備陣が踏ん張った。
前線は終了間際でもパスを上手く繋いでキープし、俊輔はFKまでをも得る。
追加点こそならなかったが、しっかりと逃げ切った。

押し込まれる場面があってもしっかりと逃げ切る。守り切る。これで4試合連続完封だ。
スカパーの試合後インタビューでは解説の水沼さんからマイクを向けられた樋口監督が「1-0って、うちらしい勝ち方かもしれないですね」と言っていた。
まさにその通り、素晴らしい勝利だった。

出場停止や怪我があっても代わりに出場した選手が特徴を出してしっかりと役割を果たす。
1試合ごとに、「我々は優勝に値するチームだ」という強い確信を得る。


この確信が本物であることを証明するため、全力で戦い続けなくては。