Tricolor Dandy 【トリコロール・ダンディ】
横浜F・マリノスのサポーター、龍壱が色々思うところを書き殴るblog ★★★
 


リーグ戦でここまで純粋にテンションが上がる戦いは久しぶりだった。
連勝してはいるが調子の良くない相手との戦いが多かったが、ついに好調のチームとあたる。
レベルの高い相手に対してどこまでやれるのかという不安と、好調のマリノスへの期待、反逆者への思いなど、色々あった。

報道で予想されていた通り、代表帰りの勇蔵が入り、ファビオはベンチ。右SBは天野、右MFは佐藤優平。
そこそこ歌詞を覚えて、スマホにメモもしていった「民衆の歌」を歌い終え、キックオフ。

前半は右サイドがほぼ全く機能しなかった。
天野も優平もサッパリ良くない。やられっぱなし。

ボールを保持される時間が多い。
東京の出足の良さによりボールを拾われ、ワンタッチプレーで回される事が多かった。
思っていたより東京は強い。特に李と東が効いていた。
マリノスの攻撃は左サイド中心で、兵藤が抜け出す場面こそあったものの、全体的に良いところなし。

右サイドを崩されると、クロスにDFがかすったところをファーにいた李にボレーで決められて1-0。そのまま前半終了。

後半から優平に代えて端戸を投入。
これがなかなかに効いた気がする。スタートからこれで良かったのでは、という印象。
天野とのコンビネーションも悪くなく、裏へ抜ける動きとボールを引き出す動きはなかなか良く出来ていた。

15分、ゴール正面でFKを獲得。直接狙うには遠いと思ったが、俊輔がニアに巻いて強く蹴ると壁に当たり、GK権田も逆を取られ、ゴールに吸い込まれていった。
調子が良いとこういうのが入るのか。
流れを掴んでいたほどでは無かったが、前半より遥かに良くなった状態で早めに追いつけたのは大きい。

そして23分、天野スローインから端戸が狭いところを通しワンツーのような形で天野が抜け出す。
クロスはニアの藤田にドンピシャリ。クロスが上がった瞬間に腰を浮かし、決まるのを確信しジャンプ。
完璧なゴールで逆転に成功した。
味方へのパスが弱かったりパスを出した後前に行かなかったりとあまり良くないままだった天野だが、ここで仕事をした。

東京が前掛かりになった事でマリノスのカウンターのチャンスも増える。
前半に比べるとボランチで拾えることも増え、藤田のポストも機能していた。
しかし。

カウンターのチャンスで逆に奪われると、一気にゴール前まで持って行かれ、渡邉のシュートは勇蔵に当たってゴールへ。
今季の悪いところである、点の取られ方のマズさが出た。

そこから更に攻め込まれる場面が増える。
あわや逆転、というシュートも食らったが、ポストで事なきを得る。

するとロスタイムになろうかというタイミング、チャンスが転がってくる。
右サイドからクロス、こぼれたところをペナ前で拾った兵藤が藤田に出すと、ギャップで受けて落ち着いて左足シュート。
左ポストに当たったボールはゴールに吸い込まれていった。


課題の多い試合ではあったが、結果的に勝てたのはもの凄く大きい。
相手の得意とする打ち合いに引きずり込まれたが3点取っての逆転勝利。
マルキが出られなくても藤田が取った。これも大きい。

これで3月は6戦6勝、全てを見に行けたのは本当に良かった。
苦手大宮(去年から15戦負け無しらしい)とのナビスコを1試合挟み、リーグは調子を上げてきた広島戦。

やはりここが大事。4月もこのままの勢いで行って欲しい!
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アウェーの甲府へ行くのは初めてである。温泉旅行もセットにした。
先日初めて行った清水もそうだが、甲府も思ってたより随分近い。これは病みつきになりそうなアウェー体験だった。

マリノスのスタメンは右SBにケガから復帰した天野。
勇蔵の代わりには川崎戦でそのポテンシャルをいかんなく発揮したファビオが続けて入る。
出場停止のマルキの位置、ワントップには予想通り藤田。


甲府は噂には聞いていたが、そんなには悪くない。清水や川崎に比べたら「やりそう」感は出している。
外人FWのウーゴこそ警戒したほど怖くはなかったが、ハードワークと出足の良さ、藤田を抑えるDFの堅さはなかなかだ。

しかし、マリノスの出来はそれを上回る。
前線からのプレス、運動量、ボランチの前へ出るタイミングと早さ、そして中澤&ファビオの堅守は安定している。

藤田の所で収まることは少ないが、パスを速く回して展開、徐々にペースを握っていった。

そして先制。
学が左サイドを抜け出し、切り返してクロス。
ファーに走り込んだ兵藤が頭で叩きつけ、綺麗なゴール。
前半でしっかり先制出来れば勝利は近づく。昨年の決定力不足はどこへ行ったのか。
マルキ不在で藤田が噛み合っていなくても取れるのは大きい。

守備は多少怖い場面もあったが、安定感を保って1-0でハーフタイム。

今年の良さは加点のタイミングとセットプレイでの決定力。
後半早い時間帯にCKから中町がニアで合わせて2-0。
水曜の三ツ沢では富澤が決められなかった形で、同じボランチの中町が決めて見せた。

ファビオは長い脚と高いジャンプであまり多くない甲府のチャンスを跳ね返し、何も出来なかったウーゴは途中交代。
追加点こそ奪えなかったものの、代表DFとエースを欠いてアウェーで2-0は十分の結果だと思う。


試合前に小作で食べたほうとうは実に美味しかった。
ちょっとお値段の張る信玄の隠し湯、温泉旅館の料理や露天風呂も最高だった。
甲府は色々と素晴らしい。是非また来たい。
勝ち点3以外でもそう思わせてくれる要素が満載だった。


さて、次節はリーグに戻ってホームでFC東京戦。
甲府戦での兵藤の途中交代やフィットしきれなかった藤田は気がかりだが、とりあえずは前向きに考えていける状況だ。
あちらも好調ではあるが、メンバー的に絶対負けたくない相手である。

出番が無かったとはいえ火曜深夜の試合から戻ってくる勇蔵が木・金の調整で出るよりは、2試合完封のファビオ・中澤コンビでDFは問題ない。
渡邉・長谷川や東、李をしっかり抑えさえすれば、マルキがいなくてもどこかでゴールを奪って勝利できるはず。
ここまで調子に乗れないチームを相手に戦ってきたが、好調の東京、ナビスコで苦手の大宮、アウェーで昨年王者の広島と戦うこの3連戦は重要。

ここを無敗で、いや強気に「3連勝で」終えれば、文句なく【スタートダッシュ成功】と言えるだろう。

今はマリノスの試合が待ち遠しい。
モヤモヤの残る代表戦を見た後だからこそ、楽しいサッカーを見て歓喜したいものだ。

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俊輔は「フロンターレに勝って審判にも勝った」と言ってましたが・・・そもそも風間は敵なのか分からない。

リーグ首位対最下位の対決、天気は雨から曇りの予報に変わったが、風がやや不規則に強く吹いていた。
マリノスのスタメンは代表で抜けた勇蔵の所に新加入のファビオ。
更にMFで学が入り、端戸が外れた。


試合は基本的にはマリノスがポゼッションし、川崎がカウンターを狙う展開。
前半、マリノスはボールを持つ時間は長かったが、決定的な場面は少なかった。
一方川崎は少ないチャンスながら決定的なチャンスがいくつかあった。
しかし、シュートはふかしたり横に外したり。決定力の無さに助けられた。
川崎と言えば昔はカウンターで決定力のあるFWが決めるという印象があったが、風間監督がこんなサッカーをするとはちょっとイメージと違うと思った。

決定的なチャンスこそ作られたが、全体的にファビオは実に安定感のあるディフェンスを見せていた。
高いし、速さもあるし、寄せや前に出るタイミングがいい。
最初の頃は勝手に不安を持っていたが、足下も十分だし、時間が経つほどに安心して見ていられた。

前半は0-0で終了。お互い粘り強く守る試合。


後半もマリノスが押し込むが、最後の所でなかなか決められない。
押し込んでいた証拠に、セットプレイが増え始める。
しかし決まらない。
セットプレイ崩れで後方のパンゾーからのクロスをファビオが叩きつけた場面は決まったかと思ったが、GKに弾き出される。

サッカーでこのパターンは怖い。
攻めているのに取れず、アッサリカウンターから失点というのは割と良くある。
そして決定力の無い時期のマリノスでもよく見てきた。

だが、今年は違う。
ハッキリ覚えてないが、スローインからだったか、俊輔のクロスはニアのマルキがしっかり合わせる。
綺麗にネットに吸い込まれ、先制。4試合6ゴールは圧巻だ。
だが、ここでマルキはユニフォームをめくって頭に被り、2枚目のイエローを貰い退場となる。

1人少なくなり、そしてリードしたのもあり、敵の攻めがやっと激しくなってくる。
ピンチも増える、押し込まれる場面も増える。
それでもDFはしっかりと弾き返し続ける。カウンターであわやという場面を作りながら、しっかり逃げ切ってタイムアップ。

磐田戦に続いてタフな試合だったが、これを勝利したのは大きい。
取れずにスコアレスドロー、カウンターで0-1という嫌なパターンにならず、こういう試合を1-0で勝ちきれるチームは強い。

川崎さんはこういうサッカーをするなら前線の決定力は致命的だろう。
風間監督はひたすらキープするサッカーを望みながらこうなのか、勝つためにあえて狙ってやってるのか。
とりあえず継続が大事なので、今後も風間監督に託して頂きたいものだ。


さて、マルキの次節出場停止は、見方を変えれば休みを取らせることが出来るし藤田を長時間使う事も出来る、と前向きに捉えられる。
藤田は短い時間の出場でも存在感はあったので、このタイミングで先発起用できるのは良い事だ。
23日は初の甲府観戦へ行くので、藤田の活躍を楽しみにしたい。

ここまで戦った相手は全て今季未勝利。
甲府はこの日もドローでやはり未勝利。
30日に東京とやるまでは、未勝利の相手からしっかりと勝ち続け、月末にはそれなりに勝ってるチームから勝ちきり、4月6戦全勝と行きたいものである。

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シーズン最初のゴールを決めた相手が降格するという事で何かと話題のジュビロ前田の「デスゴール伝説」。
しかしマリノスに限れば、03年の開幕戦で前田に決められるも勝利して完全優勝を果たした縁起物、という説もある。
果たしてこの試合で前田弾が生まれるのか、世間的に注目される試合だった訳だけれど、終わってみれば前田にはゴールを許さず、粘り強く勝ち点3を手に入れた試合だった。

マリノスの先発は変わらず。勝ってるときはいじらない方がいい。
前節は序盤に積極的に攻め込んだマリノスだが、この日はジュビロに押し込まれる。
決定的なシュートを中澤や中町がゴールライン上で必死にクリア、という場面も。

マリノスは開幕から徐々に調子を上げてきている端戸がリズムを作る。
14分には前線に飛び出してCKをゲット。
19分にはドゥトラのスルーパスからGKとの1VS1の場面を作り出す。
シュートこそジャストミートせず右にそれたが、清水戦でも良く見せていた裏への動きがだいぶ効果を見せ始めていた。

全体的にはジュビロのペースだった前半だが、先制はマリノス。
CKからこぼれたところ、フリーの勇蔵が抑えの効いた低い弾道のシュートを蹴り込む。
普段ならふかしていたような場面だが、実に見事な先制弾。

だが、開幕戦と同じように特典直後にハッキリしないDFから失点、ドローで前半を終える。
良い時間帯に先制出来ていながらすぐ取られるのは早めに修正しないと、後で痛い目を見そうだ。


後半は出だしからマリノスがペースを掴む。
前線でチェイスしこぼれ球を拾う場面が増えてきた。

右サイドでパンゾーが仕掛け、クロスをあげる。
ニアでマルキが潰れると飛び出したGK能活は触れず、ファーの兵藤が蹴り込んで2-1に。

今年はサイドの高い位置で細かくボールを繋いで突破に繋がる場面をよく見る。
木村和司監督時代に標榜した「ちゃぶる」パス回しが実現できているのではないだろうか。

そこからはジュビロの反撃が増える。マリノスはショートカウンター中心に応戦。
15分に学への交代があるかと思われたが、ゴールが入ったことで樋口監督は学を引っ込めてしまった。
「たられば」だが、投入して畳みかけた方が良かったかもしれない。

前半に比べると端戸は少し調子が落ちてきた。
20分にはパスを受けるも足に付かず、スローインを渡す場面も。

同点を狙う磐田の勢いを削いだのは、25分のチョンウヨンの退場だった。
どっからどう見てもレッドカードもののプレーでマルキを倒す。
ここまであからさまなプレーも久々に見た。
この日のジュビロは全体的に荒かったが、主審はあまりカードを出さずにコントロールをしていた。
まさか、一気に振り切るプレーが出ようとは。

1人少なくなった相手に攻められはするが、カウンターからチャンスも作る。
終盤には悠悠とキープする場面もあり、ゲームマネジメントは上手くいっていた。

ドゥトラの負傷もあって学の投入が遅れに遅れたなど懸念点もあるが、こういう試合をモノにしたのは大きいのでないだろうか。
選手は反省点も多く口にしていて、慢心は無いと思われる。
スカッと勝つより、多少の問題点は残しながらも結果を出す方が緊張感もあって良いのかもしれない。

3連勝はセレッソとマリノスだけ。
3節で唯一の2桁ゴールを数えるマリノスは首位をキープした。

代表ウィークで翌週はナビスコ2試合。
とはいえ、三ツ沢で行われるリーグ最下位の川崎戦は全力で臨まなくてはいけない。
調子を落とさず、良い感じでリーグ再会に繋げていって欲しい。
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J開幕20年で初めて行く日本平。
アウトソーシングからIAIスタジアムに名前を変えての、清水のホーム開幕戦。




前日まで新幹線の指定席が残っていたので余裕を持っていたら、当日朝には埋まっており、まさかの自由席連結部に立っての新横浜→静岡40分強。
幸先の悪い出足だったが、試合が終わった頃には何も気にならなかった。

スタメンは前節と同じ。学はまだベンチスタート。
マリノスは序盤積極的に前に出、チャンスを掴む。いい立ち上がりだった。

CKから俊輔のボールは相手に当たって?ゴール、10分せず幸先良く先制。結果的には俊輔の直接ゴール。
前節の事もありリード後にはしっかり抑えて欲しいところ、攻め込まれる場面は増えるがCB2人を中心に守りは堅かった。
バレーは仕事を出来ず、苛立つ場面も目立った。

清水はどうにも出来が良くない。焦りがあるのか、ミスが多い。
次第にペースを取り戻したマリノスは39分に兵藤がラインの裏に抜け出して完璧なトラップからループシュート。2-0。
開始直後と前半終了間際という良い時間帯にゴールを奪えた。

この日の端戸は積極的に裏へ動き出そうという姿勢が目立ったが、なかなかパスが出てこないまま交代。
開幕戦に続いて早い時間帯で学が投入される。
すると学のドリブルから追加点。

少し「ちゃぶり」気味に左サイドでボールを回すと、パスを受けた学が仕掛け、ライン際まで切り込む。
クロスがDFに当たってこぼれたボールをマルキが押し込んで3-0。この日の清水相手では、これで完全に勝負あり。

マルキは痛んでいた時間もあったのでここで交代しても良いのでは、と思ったら、そこから圧巻のゴールショー。
DFラインの裏に抜けて冷静に2点目、最後には学のお膳立てからハットトリック。
まさかのアウェイでの5-0大勝にニヤニヤするしかない勝利だった。

俊輔、マルキ、学の活躍が目立ったが、全員がしっかりと役割を全うした印象だった。
積極的に前へ出てボールを拾った中町、攻守にリズムを作りアシストもした富澤、更にシュート3本に抑え込んだ中澤・栗原の両CBも良かった。

ただ、湘南と言い清水と言い、相手の出来が良くなかったのは事実。
コメントを見る限り選手も浮かれてはいないようだが、先は長いので油断せず守備をしっかりしてから攻撃に繋げて欲しい。

気になる点も1つ。
2人目以降の交代タイミングを見るに、樋口監督の決断は早くなった訳ではなさそうだ。
学投入の時間帯は最初から決めてあっただけのような気がする。
競った試合、そして学を先発にした時にどういう動きをするだろうか。


次節は前田のゴールばかり注目されている磐田戦。
大宮戦は勝利こそ逃したが決定機は作っており、調子は悪く無さそう。

マリノスはゴールラッシュでの首位という事もあり注目される試合になるだろうが、「実は前田が開幕ゴールを決めた03年に、ゴールを決められたマリノスは完全優勝している」という事もあり、必要以上に前田を怖がる事は無いだろう。
あくまで結果が、勝利が大事。
ホームでしっかり勝ち点3を取って欲しい。


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昨シーズンはタイトル、ACLこそ逃したものの後半の調子は良く、今季への可能性が見られた。
(その時期にあまりブログを書かなかったことは反省・・・文句言ってばかりではないのです)

一方で小野、大黒、青山、谷口、金井といった放出が目立ったオフシーズン。
ACL出場権を取れなかった事もあり、ある程度は覚悟していたが、想像より多かった。
移籍加入での上積みはJ2で結果を出した藤田と端戸くらいか。しかしそれも未知数である。

期待と不安の入り混じった開幕戦、それでもシーズンが始まる昂揚感に包まれながらホーム・日産スタジアムへ。
開幕の相手は湘南。
若くて勢いがあるだろうが、やはり昇格組に負けるわけにはいかない。

マリノスのスタメンは昨年終盤の4-2-3-1がベース。
学がベンチなのには驚いたが、ケガしていたとは。
キャンプや練習の情報も細かくは得てなかったので、GK飯倉でなく哲也なのにもちょっと驚き。(まぁ昨年終盤も併用されてましたが)

【前半】
前半のマリノスは正直よくない。
出足が遅く、なんとなく体が重いように見える。前からの守備が機能せず、なかなかボールを奪えない。
シュートも少なく、セットプレイもいい位置で取れず。遠めのFKでは相手ゴールを大して脅かせない。

0-0でハーフタイムを迎えようかという時間帯、俊輔が左PA角でドリブルを仕掛けFKを奪う。
左利きの俊輔が直接狙うには難しく見える位置ではあるが、フェイクから強く蹴りこんだボールに湘南GKは反応しきれず、先制点を奪う。
開幕ゴールが俊輔FKとは、個人的に凄く嬉しかった。

しっかり1-0で前半を終えてほしかったが、フワフワした守備でボールを奪われるとキリノのドリブルに対しズルズルと下がる。
これは間違いなくミドルを打たれる、と思った時には低空飛行のシュートはゴール隅に決められていた。

キリノのシュート精度は高かったが、褒められるディフェンスではない。
1-1の苦しい展開でハーフタイムへ。


【後半】
修正が入ったのかマリノスはある程度前線でボールを回せるようになり、押し込んでいく。
だが湘南GKの活躍でゴールは奪えない。本来俊輔が得意とする位置でのFKも弾かれた。

早めの交代で学を投入するが、そのあと失点。
予想はしていたが衰えの見えるドゥトラのところで奪われ、中澤はあっさりとキリノにかわされた。
哲也の飛び出しも中途半端で逆転を許した。

またもベンチは動き、藤田を投入。2トップに変更。
この日のマリノスで一番予想外なのは交代の早さかもしれない。


ここから選手は力強さを見せてくれた。
学のところでポイントを作り、チャンスが増える。
29分、左サイドのクロスから中央でマルキがトラップ、落ち着いてゴールし同点に。
攻撃に人数をかけ、ゴールへの圧力が感じられた。

さらに足の止まった湘南相手に押し込んでいくと、ゴール前マルキのところからこぼれたボールを学が高速で拾い、左足一閃。
素晴らしい逆転ゴール。この形のゴール多いね学は。

さらにロスタイムにはPA内でマルキが倒されてPK、藤田に蹴って欲しい気持ちもあったがマルキがきっちり沈め、4-2。

【総括】
あわや1-3かというゴールがオフサイドとなったのは助かったが、そのあたりでは本当に負けを覚悟した。
しかしその後、昇格チーム相手とはいえ必要なところでしっかりゴールを奪える攻撃ができたのは良かった。
何より開幕戦は結果が最重要。
昨年7試合勝てずにモヤモヤしたのを考えれば、上々である。

ベンチワークが良かったのも好材料。
昨年出遅れたマルキと俊輔が開幕ゴールというのも嬉しい。
学にはこのあともコンスタントにホームアウェイ関係なくゴールして欲しいものである。

仁はまだまだのところがあったが、藤田は存在感を示した。今後が楽しみだ。
金井がいなくなりドゥトラは衰えを隠せない左サイドの守備は気になるが、修正は可能だろう。

次節はアウェイで清水戦。
あちらも開幕戦では0-2から追いついて粘りを見せていた。
ホーム開幕で勝利を狙ってくるだろうが、マリノスは連勝で首位キープとスタートダッシュを決めて欲しいものである。

開幕から同じ20年J1にいながら、個人的に始めていく日本平は楽しみである。
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リーグでは1勝もしたことのない鬼門・アウェー大宮戦。やはり鬼門だった。

マルキが出場停止で小野がワントップに入り、右に兵藤。DFは勇蔵と中澤が戻り、ボランチはアンドリューと富澤のコンビ。

開始直後は連勝中の大宮のペース。ポストに当たるシュートを打たれたりと危ない場面があったが、15分過ぎくらいからマリノスペースに。
選手同士の距離感が良く、ボールが良く繋がる。
小野は流動的に動き回り良くボールを引き出していた。
ボールを失った後も2人、3人と囲みに行って奪う場面も多く、ロングボールを出されても中澤と勇蔵がよく対応していた。

大宮が良くないのもあるが、マリノスの出来は非常に良かったと思う。
特に小野はなかなか倒れずキープし、積極的に仕掛けていた。
学もキレのある切り返しやドリブルを見せ、だいぶ調子が戻っていると感じた。

圧倒的に押し込みながらも点は奪えず、0-0で折り返す。
後半大宮は前からボールを奪いに来るが、15分ほどでズラタンが2枚目のイエローで退場。
流れは完全にマリノスペースとなる。

繋いで繋いでギャップを作り、サイドや中央から突破してチャンスを作るが、とにかくシュートが決まらない。
枠に飛ばなかったり、枠に行ったらことごとく大宮DFに弾き返される。
勇蔵を下げてマツレイを入れ、数的優位を生かしに行ったが結局ゴールは奪えず、0-0で悔しい引き分けとなった。

大宮の執念の方がマリノスを上回っていたということだろう。

ただ、退場がなかったらまたいつものように最後にやられていたんではないかという気もする。
こういう戦いで勝てる力強さはまだ足りない。

次節は勇蔵出場停止で好調首位の広島をホームに迎える。
かなり厳しい戦いだが、チームは一時期より良くなってきている。可能性はあるだろう。

カギは小野とアンドリューか。
アンドリューはすっかり馴染んできて、危なっかしさがなくなった。
ボールさばきでもう少しいい仕事をしてくれたら文句なし。
勇蔵の所は青山を入れて、ボランチは富澤と組んだ方がいいだろう。

小野はとにかく決定力。
本人も決めたくて決めたくて仕方ないだろうが、今日はFW起用ながら決定的な場面で2度外しているんじゃダメだ。
次もチャンスは出来るはず。何としても決勝点を叩き込んで欲しい。
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前節、私は見てないが今期ワーストと言われる内容で下位セレッソに敗れ、FC東京との対戦。
かなり久々の味スタ、去年来てない理由はいわずもがな、一昨年はよく考えたら開幕戦だった。
あの年に味スタで負けたというのは大変恥ずかしいことである。

俊輔が腿に張りを訴えていた、という事で前線には学を入れるだけかと思ったら、大黒を外して小野を上げ、ボランチに中町を入れた。
試合は序盤は攻勢に出る。割としっかり繋げたし、セットプレイでも迫力があった。
サイドを破られる怖い形が目立つ。
4試合連続2失点からどう守備を立て直すというのかが課題だったと思うのだが、正直、守備のクオリティは低い。
それでも上手く凌いでいたと思ったが、中澤がボールを相手に渡すという有り得ないミスから失点。

正直、お話にならないプレーだった。

そこからまだ粘れば良いが、あっさりと2点目も取られる。恥ずかしいやられ方だった。
攻めも比較的単調で、兵藤や小野のダイアゴナルの動きもあったが、脅かすまではいかなかった。

後半から中町に代え俊輔を投入。
中町の出来以前に、もうボランチは兵藤富澤で固めるべきだと思った。

後半開始からボールを繋ぎ、終始押し込み続ける。たまにカウンターこそあるが、殆どの時間をFC東京側に攻め込んでいた。
一つの区切りとなる15分で1点取れず厳しいかと思ったが、20分すぎにやっと実を結ぶ。
左サイドをドゥトラが崩し、ややマイナスのボール、折り返しを受けた兵藤がニアをブチ抜いて1点差。

時間もまだある、これは追いつける可能性もあると思ったが、カウンターからPA前でファウルを取られ、ルーカスにFKを決められ1-3。これで実質試合は決した。
点の取られ方が酷すぎた。


勝敗を分けた一因は、やはりベンチワークだ。
後半押し込んで15分が過ぎ、0-2のまま。そこでは動かなかった。
良くなってきていた、という見方もあるかも知れない。確かにその後で1点取ったのだが、そこから更に押し込むことが出来なかった。
15分には交代を考えて動くべきだし、20分でも考えるべきタイミングだ。
1点取っても更に畳みかけられるのだから、そこで動こうとする姿勢は必要だった。

東京は2-1に追い上げられた3分後、24分には2人一気に交代し、その直後に3点目を取っている。

テンプレ通りに75分にやっと交代。小林を下げて大黒を入れる。
35分に東京は3人目を入れるが、マリノスの3人目は39分に小野を下げて松本怜。
相手が守りに入ってる時間での交代としてはかなりの愚策ではないか。
川崎戦の勝ってる展開で入れず、負けてる最後のちょっとでマツレイの投入は、使い方を根本的に間違ってると言わざるを得ない。



仙台戦から4試合連続2失点、ここで3失点で5試合で11失点。ザルにもほどがある。
ミスが出ているというのもあるが、それ以外にもマズい守備は多かった。
新潟戦の時点で、それまでの追いつかれる形から先制される展開になってきていたが、修正できていないのだ。

特にサイドのDF、修正は急務だ。
1週間後の天皇杯は相手が格下過ぎるので、しっかりトレーニングの中で守備の再構築を行い、浦和戦に臨んで欲しい。
ホームだし、相手は上位。

ここは大きなターニングポイントになる。負ければそれこそ一気にガタガタいく可能性が高くなる。
継続してきたことでここまでやってきた樋口監督だが、再三言っているように、修正を出来るのかどうかと言う手腕が問われる。
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川崎は、スタメンからしてたった2ヶ月前の前回対戦と結構変わった印象がある。
風間Jr.など、若い選手が増え、風間監督の色が強く出てきた編成の様に見える。だが、明らかに若い。
稲本や憲剛はいるが、経験値は少なそうな印象。

マリノスは学がどうなるかと思ったらベンチスタート。
勝てている、ゴールが増えているこのところの結果を踏まえて、マルキ&大黒の2トップ、小野を左中盤に配した。

前半はマリノスのゲーム。
前からのプレスで川崎に圧をかけ、ボールを奪う。
試合の入りは非常に良かったと思う。
10分過ぎに、相手のミスを大黒がかっさらい、クロスをマルキがヘッドで決めて先制。
「ボールをキープする」風間サッカーはどこへいった、というくらい川崎の出来は良くない。
前回かなりやられた印象からすると、ちょっと驚くくらいだった。

内容を考えると前半に追加点が欲しいところ、30分過ぎに実現。
左サイドで俊輔が小野とワンツー、抜け出してクロスを入れるとファーのマルキがヘッドで逆サイドに叩き込む。
1点目も2点目もGKが動く逆側に決め、やはりマルキはヘディングが抜群に上手いと改めて実感する、見事なゴールだった。

終盤押し込まれる場面も出てきたが、前半2-0は十分な出来。
前半の内容を考えれば早めに3点目を入れ、試合を決めたいところだった。

川崎は後半頭から稲本に代えて小林を投入。
全体的にキープ率が上がり、もっぱら川崎のペースになる。
マリノスはこの変化に対応しきれない。
押し返しチャンスを作る場面もあったが決められない。

全体的な運動量は落ちてプレスはかわされる。
2-0でのやり方としては前で行き過ぎずブロックを作るという選択肢もあったと思うが、選手も監督も対応しきれなかった。
15分すぎにセットプレイから田中に決められ、2-1に。

「2-0が危険なスコア」という都市伝説は信じてない、というか普通は2-0でひっくり返る方がおかしい。
リードしている側のゲームマネジメントが下手な試合、ということなのだが、このの試合のマリノスはまさにそんな感じだった。
得点直前に楠神が投入されていたが、これも効果的でマリノスはどんどんどんどん押し込まれる。
中盤でボールが拾えず、ボランチでもプレスがかからない。
小野を前に出して学を入れるとか、前線にマツレイを入れるとか、谷口を前でターゲットにするとか選択肢はあったと思うが、監督はテンプレ通りの動きしかできないようだ。
立ったまま何の手も打たず、ただただやられていく。

75分過ぎに小野に代えて中町を入れたが、兵藤の位置が浮いたように思えた。
カッチリ守るのか、繋ぐのか、効果は見えなかった。
そうこうするうちに、やはりプレスがかからない中で田中にドリブルで持ち込まれ、グラウンダーのミドルを決められて同点にされる。

88分に学と谷口を入れたが、あまりに遅すぎる、完全に後手の采配だった。


試合後の監督コメントを読んで、心底ガックリきた。
運動量の低下は分かっていた、というが、監督は全く手を打てていない。

6月のアウェー戦での記事では、マリノスのハーフタイム後の修正力が良かった、と書いた。
だが、この試合は完全に逆というか、修正力を見せた川崎(風間監督)に対し、マリノス(樋口監督)が全く何も出来なかった/しなかったのだ。

当時は点を取れば勝てるが取れずにドローという試合が多いが、今は点は取るが取られて勝つか追いつかれるか、という状況になっている。
夏場はどうしても守備がルーズになり点が入りやすくなるのは仕方ない部分もあると思うが、そこを対応する手段をチーム・監督・選手が持っていないと厳しい状況になる。

15戦負け無しではあるが、8勝7分け。
机上の論理だが、2分けなら1勝1敗の方が良い。7分けより3勝4敗の方がいいのだ。
つまり50%の確率でも、勝ちに行くというアクションを見せる必要があるのではないか。
理論通りに行かないのは分かっているが、勝ちきれず追いつかれる現状を見ると、もう少しリスクを背負う段階に来ているのではないかと思う。
後手に回る、遅い交代ばかりではこの後の疲労も心配になってくる。

この後は大阪と東京でアウェー戦。
あまり調子の良くない2チームだが、しっかり臨まないとやられる可能性は大だ。

1試合の中で上手く出来なかった修正力、1週間でしっかり発揮して欲しい。

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仙台戦は、またも追いつかれての引き分け。
ガンバ戦、清水戦と連勝で来ていたので勿体ない感もあるものの、負けない強さはしっかりと維持できているように感じた。

今度の相手は下位に沈む新潟。
監督交代後調子は上げてきているが、3人が出場停止という状況。
ホームと言うこともあってスッキリ勝って欲しかったが、なかなか厳しい試合になった。

課題は割と明白で、守備の安定感が落ちてきていることである。
それは今日も露呈した。
マリノスは前半からボールをキープするもシュートが少なく、新潟のカウンターが割とハマっていた。

すると15分すぎ、左サイドに抜け出されてキープされ、マイナスの折り返しを田中亜土夢に決められ、アッサリ先制を許す。
マリノスは引き続きボールはキープするものの、ブロックを固める新潟の守備を崩すことは出来ない。

小野の左サイド、俊輔の右サイドと、サイドは突くがシュートまで行く場面も少なかった。
サイドが上がったところをカウンターで突かれ、1-0ではあるが不安感がやや残る前半だった。


後半は、最初から積極的に行く姿勢が見え、可能性を感じられた。
五輪代表の3位決定戦である韓国戦では、日本の後半の入り方が良くなかった。
リードされた状況でハーフタイムでどうしてくるかが気になったが、この日のマリノスは良い入りをしたと思う。
仕掛ける場面も増え、シュートも増えたことでセットプレイの数が増した。


やはり後半もカウンターから新潟に怖い場面は作られていたが、それでもしっかり耐えた。
やや時間がかかった印象はあるが、後半15分過ぎにCKから中澤がヘッド。これは枠を外れる。
ゴールキックにも思えたが続けてCKを貰う事ができ、またも中澤に合わせるとしっかりと枠を捉え、同点に追いつく。

流れはマリノスにあるかと思ったが、あっという間にまた突き放される。
3分後、1点目と同じようなパターンで左サイドからマイナスに戻され、走り込んだ田中亜土夢に綺麗に合わされ、1-2。
全く同じパターンで失点するというのはいただけない。

しかし、この日の俊輔のセットプレーは精度抜群。
ドタバタした時間帯ではあったが、4分後に後方からのFK、マルキがやや難しい体勢から合わせて再び同点。

更に押せ押せのマリノス、カウンターからあわやという場面を作る新潟。
(個人的にはあまり好きじゃ無い展開ではあるが)白熱したスリリングなゲームになった。

決着は、またも俊輔のキックから。
ゴールにはだいぶ遠い位置のFKではあったが、俊輔のキックはドフリーの中澤へ。
ヘッドで合わせたボールはGK東口の手を弾いてゴールに吸い込まれた。

厳しい試合、課題も多い試合ではあったが、粘って逆転勝利を収めたのは大きい。
上位陣が比較的つまづいただけに、この勝利には大きな価値があったと思う。
こういうところで引き分けずにモノに出来ていくと、順位は上がっていくはず。

これでここ4試合で3勝1分けと、勝ちが増えてきたのは大きい。
課題としてはスロースタートな点、清水戦で完封はしたが2試合連続2失点の守備、そして交代策。

特に交代策についてはどうにも遅い気がする。
押し込んでいたのもあるが0-1の場面で動かず、最初の交代が82分、2-2に追いついてから10分以上経っていた。
連戦では無いが夏場であることを考えると、早めに動いた方がいい。
学がいない中でマルキと大黒を下げるリスクもあるが、勝っていくにはリアクションでは無い、こちらから仕掛けるベンチワークも重要になってくる。

次はホームで川崎と。
五輪から学も戻ってくる。
恐らくは大黒が外れて小野がトップに戻ると思われる。
学が入ればサイドでの崩しのバリエーションにもまた幅が出るだろう。

川崎戦は点が入りやすい傾向にあるが、しっかりとした守備から先制、追加点、だめ押しというエスパルス戦を越える戦いを見せて欲しい。
首位はまだ少し遠いが、3位はたった勝ち点1差。
昨年、一昨年と夏から失速したが、今年はここから加速を付け、首位争いに加わって行って欲しい。

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