読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「2999年のゲーム・キッズ」を読んで。

2008-09-05 08:38:02 | 作家さん/わ行
渡辺浩弐さんの「2999年のゲーム・キッズ-完全版DX」を読了しました。

最初のストーリー以外はショート・ショートっぽいのですが、それほど飽きることもなく満足度は70%です。

「そもそも、お前らは子供を持つ資格などない人間だった。どんなに恩着せがましいことを言っても、本当は、見栄と自己満足のためだけに俺を作りやがったんだ。」

子供を作るちゃんとした理由が私にはまだ見つかりません・・・。

「無口に、無表情に、勉強をがりがりするその勢いだけではまともな社会人になることはできない。むしろ社会に出た途端に挫折してしまうだろう。そこでは頭の良さよりも、爽やかな笑顔の方が必要になってくるのだから。」

結局は勉強もスポーツもそこそこに出来ないとダメなのかな・・・。

「頭の悪い教師は学校の中で自分より立場の弱い子供たちに囲まれて過ごしているうちに、だんだんと、自分が偉くなったような錯覚に陥っていく。そして、王様のようなふるまいをするようになる。」

それほどひどい先生にはあたってこなかったとは思いますが、上記のような先生もいるんだろうなぁと納得してしまいました。

それでは、また。

「ギフト」を読んで。

2008-09-05 07:56:20 | 作家さん/た行
日明恩さんの「ギフト」を読了しました。

読むのを楽しみにしていた作品で、満足度は75%です。

「自分が孤独であることに。その原因がすべて自分にあるということに。」

胸に刺さっちゃいました。
今作で登場する「シックス・センス」は観たことがあるのですが、また観たくなりました。

それでは、また。

「モップガール」を読んで。

2008-09-04 08:00:32 | 作家さん/か行
加藤実秋さんの「モップガール」を読了しました。

TVドラマのノベライズだと思って読んだのですが、違うんですね・・・。
と言ってもTVは見てなかったのですが(汗)
ストーリーが完結しないまま終わってしまって、満足度は70%です。

先日TVで「嫌われ松子の一生」の映画をやっていたので録画したのですが、福田総理の緊急会見で特番に変更になってしまい、最初の30分しか録れていませんでした・・・。
すごく楽しみにしていたのにガッカリしました(泣)

それでは、また。

「21」を読んで。

2008-09-03 07:59:55 | 作家さん/さ行
小路幸也さんの「21-twenty one」を読了しました。

ボリュームが少なくて通勤の片道だけで読み終わってしまいましたが、満足度は75%です。

私には「仲間」がいないので、今作に出てくるような関係が眩しく感じました。
学生時代の仲間か・・・。
学校を卒業してからどんなクラス会にも出席したことがないし、これからも出る予定はないと思います。

何か年々人間嫌いが加速している感じです。

それでは、また。