お龍さん姉妹の像、ピカピカになったぜよ

　芸西村和食甲の琴ケ浜海岸で「お龍、君枝まつり」が開かれるのを前に２２日、海岸にある坂本龍馬の妻お龍とお龍の妹君枝の姉妹像を、四国電力と関連企業の社員らがボランティアでピカピカに磨きあげた。

　龍馬の暗殺後、お龍は芸西村出身の海援隊士・菅野覚兵衛（千屋寅之助）に嫁いだ妹君枝を頼り、１年ほど芸西村で過ごした。その縁で、１９９３年に同村が姉妹像を建立した。今年は大河ドラマ「龍馬伝」の放映もあり、訪れる観光客が増えている。

　姉妹像は台座を含めて高さ約３メートル。四電の社員らは、像に水をかけてブラシやぞうきんで丁寧に磨き、クモの巣や鳥のフンなどの汚れを落としていた。

　「お龍、君枝まつり」は２４日午前１０時から、姉妹像のある琴ケ浜野外劇場で開かれる。姉妹像建立の歴史や経緯などを語り部が話すほか、特産品の販売、マグロの解体ショー、わら焼きタタキの実演販売、モチ投げなどがある。３１日までの土日と２９日は午後６～９時、投光器などで姉妹像をライトアップする。


10/23　朝日新聞

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