あるお客さんが、心に秘めてる事、思ってる気持ちを私に覗かせてくれました。
それは、とても嬉しい事でもあります。
別れた人を「今では未練もないし気持ちの整理がついた」とお話ししてくださいました。
前向きに思うことは大切ですし、とても良いお話だと思って聞いておりました。
ですが、その後に「出来れば死んでほしいんだよね・・」
その言葉は、私自身に言われたかの様に、深く胸に突き刺さりました。
男女の事は、二人しか解らないことも多いです。
ですが・・・一度は愛し合った時もあった筈です。
奇麗事だけでは済まない状況であったかもしれません。
良い別れ方をしなかったのかもしれない。
でも、死ぬ事を望むのは、悲しすぎると思いませんか?
逆に考えれば、まだ憎しみがある程、相手を想ってるとも考えられます。
本当に気持ちが冷めてしまうと、
そんな気持ち、相手の事すら考えなくなるんではないのでしょうか・・・
その言葉を、素直にお客さまに私は伝えました。
憎しみの気持ちは、その人の気持ちにいつまでも残れば、
残るほど醜くもなり固まってしまうものです。
それが表情として現れるものでもあります。
早く、そんな気持ちから抜け出して、新しい自分と
素のままの自分を取り戻してほしいと心から願います。