龍ともこ(りょうともこ)の日記もどき

やっぱり、毎日書けるとは限らないから
【日記もどき】♪

マヤちゃん

2013年05月27日 | Weblog
といえば、
漫画『ガラスの仮面』の北島マヤちゃん。

小学生の頃、この漫画にハマり、
作者の美内すずえさんにファンレターを書いたほどでございました。
(ちゃんと返事にサイン入りカードをくれた)

もちろん実家に全巻揃ってございます(  ̄▽ ̄)

簡単に言うと、天才演劇少女マヤちゃんのお話。

マヤちゃんったら、
台本を1回読んだだけでセリフは丸暗記、
観た舞台も全て1回でセリフや動き、表情まで丸暗記。

稽古の時のマヤちゃんは本物じゃなく、
舞台の本番の時に信じられない輝きを放ち、観る者をひきつける。

常に役柄に入り込むなりきり型。


子供の頃はこれを読んでかなり感銘を受け、
影響を受けた部分も少なからずあったのですが、

実際にプロとしての演劇を学び、はっきりとわかりました…

もし本当にマヤちゃんみたいな役者がいたら、
間違いなく迷惑がられてツブされますよ( ̄▽ ̄;)

だって、稽古でやった通りに動かないんだよ?
相手役はどーすればええねん。
相手役がなんとか合わせたとしても、
スタッフはどーすればええねん。
演出家の立場は?

照明当てたところにマヤちゃんいなかったりするんだよ?

きっかけが全部なくなって、
音響さんもいつボタン押せばいいんだかわからないんだよ?

上演時間も全く読めなくなって、
劇場さんに怒られるよ?

師匠の月影先生が
「共演者に恐れられ、蹴落とされても、観衆があの子を求めるのよ。」
って言うけど、

先生ー!
いくらお客さんが喜んでくれても、
スタッフに嫌がられたら、
この業界、生きていけませーん!

すんごいお金があれば大丈夫かもしれませんけどもー!

そんなわけで、あれはぶっとび空想漫画だということが
大人になってやっとわかったというお話でした( ̄▽ ̄;)

ちなみに安達ゆみちゃんがマヤちゃん役でドラマもやっていましたが…
あれも更にぶっとんでいて笑えます。

『んなこと許されるかぁ!!!』

と叫ばずにはいられない。
でも







観て…みて…ね♪( ̄∇ ̄*)

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