遊煩悩林

住職のつぶやき

坊主の勤め

2019年02月04日 | ブログ

浄土真宗を宗旨とする真宗教団連合http://www.shin.gr.jpが、「第二回 浄土真宗に関する実態把握調査(2018年度)」の結果を公表している。

http://www.shin.gr.jp/activity/event/800/pdf/report2018.pdf

どれもこれも非常に興味深いデータですが、この中で「菩提寺・本山からの情報提供」という項目がひとつ気に留まった。

年末年始にプチ同窓会などで同級生らと飲んでると、「寺は普段何やっとん?」と問われることがしばしば。

「何やっとる」という表現も、受け取り方次第でご批判にも聞こえますが、ほぼほぼ「葬式以外に何をやっているのか」という質のお尋ね。

つまり「お坊さん=葬式」であって、他に何もイメージできないということか。

みんながみんなご門徒ではないし、長男・次男もいれば嫁いだ女子もいるのだから関心度はバラバラなのは当然。

で、先の実態調査。

少なくとも40代半ばに差し掛かってきた私の同級生らには全く何も届いていないといっていい。

もちろんご門徒には、年代を問わずお寺の行事のご案内はお届けしていますが、それが家族で共有されるということが非常に難しいということはいえるのでしょう。

寺が一方的に送りつけている行事の案内を、同居もしていない家族とシェアするようなコミュニケーションをアテにする方に無理があるといっても言い過ぎではないだろう。

ならばです。やはり工夫がいる。

「菩提寺の行事等に関する案内」を「今後なくてもよい」が22%という。

5人に1人は「そんなもんいらん」ということか、それともホームページによる告知を積極的にチェックされるということか。

前者の方にこそ届けたいのである。

なかなか行き届かなくて恐縮しつつ、いくつか告知をさせていただきます。

あ、もちろんご関心のある方におかれましても。

2月21日(木)「真宗と平和」公開講座 (津)専修寺 宗務院にて 13:30〜

[真宗大谷派三重教区社会教化小委員会]主催

2月24日(日)「戦争をさせない1000人委員会・いせ」設立集会 伊勢労働福祉会館にて 14:00〜

[戦争をさせない1000人委員会・いせ]主催

 いずれもどなたでもご参加いただけます。詳しくはチラシをご覧ください。

 

すでに終了しましたが、1月31日は京都で「真宗大谷派・九条の会」が「念仏者九条の会」と「真宗遺族会」と合同で全国集会が開催され、阿満利麿さんが「憲法「第一条 天皇」と「第九条 戦争放棄」今、改めて問う」と。

2月2日は、津で行われた「部落解放研究三重県集会」で志田陽子さんが「世界史の中の日本国憲法:歌や映画に憲法のエッセンスと改正の問題点を学ぶ」と題してそれぞれ講演されました。

これらの集会は、集会の自由が保障されている現行法の中での集い。

無関心なまま改憲が発議されたのちの想像力を養う時期だ。

これらの集会すべてがお寺やお坊さんによるものではありませんが、お坊さんの何より大事な勤めとして。

政治的な関心でなく、ご信心の課題として。

 

http://mie-betsuin.com

 

http://www.anti-war.info

 

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