遊煩悩林

住職のつぶやき

はまぐり正信偈

2010年04月14日 | ブログ

4月4日に桑名別院で行われた「花まつり」に妻と子どもたちが参加させてもらいました。
当日の様子を聞くと、下の娘は本山のこども御遠忌キャラクター「鸞恩くん」「あかほんくん」「蓮ちゃん」の3体と大阪教区のキャラクター「ブットンくん」を気に入って、着ぐるみの周囲からずっと離れなかった・・・そうです。

常照寺のサイトhttp://web.me.com/jyosyoji/とリンクしている大阪教区御遠忌サイトに花まつりの記事と写真がアップされていました。

「三重教区にブットンくん参上!」http://www.osaka-goenki.net/

よくよく見れば、桑名別院の満開の桜の下で撮影されたキャラクターたちの記念写真に娘の姿が!

さて、別院の花まつりでは白像パレードや灌仏の他、今回は「はまぐり正信偈」というアトラクションが用意されていました。
?桑名名物の「蛤」 の 貝殻に正信偈の文字を一文字ずつ記入するというもので、来年の本山御遠忌に展示されます。?
当日参加した子どもたちや保護者らが、一人一文字を色とりどりの絵の具で書いたそうです。?
正信偈は7言120句ですから、全部で840文字。
花まつりの参加者らだけでは足りないということで、後日1文字書かせてもらってきました。?
完成までには840人の手が要ります。?
それだけでなく、?割れたり欠けたりする貝殻もありますから、1000個以上もの蛤を用意し、苛性ソーダで煮沸し、カネタワシでぬめりをとり、乾かして、表面を磨いて、文字を書けるようにする・・・ここまでの準備と作業に頭が下がります。

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