年末に事務室の模様替えをした。
併せて、書類ケースを整理。
迷った挙句に捨てたのが、新聞記事などのスクラップ。いわゆる切り抜き。
過去何年分だろう。
最近になってようやく、気になる記事はスマホで写真に収めるようにしたので、物理的には切り抜かなくなった。
ところがです。
今月のお寺の掲示板に
鬼は内にあり
と書きました。
パソコンのメモには、2019.2.3『中日春秋』と出典を付記してある。
オーマイガー。
どんな文節にこの言葉が出てきたのか、探ろうと中日新聞のホームページを検索したところ、一般会員は過去一ヶ月の記事がみれる、と。
一年前の記事はプレミアム会員になれば検索可能と。
あの切り抜きはプレミアムなものだったのだ。
結局、月々300円をケチったのでした。坊守に言わせれば520円のタバコはケチらないくせに、と。
さて、もともとの文脈はどうであったか。とにかく1年間したためておいた言葉であります。
鬼は内にあり
家内が鬼ということを言いたいのではありません。
「福は内 鬼は外」の根本感情そのものが鬼である。
インフルエンザやエボラやコロナのウイルスは鬼だと。それはいらない。あっちへ行けと。
あっちのことも考えず。
株価が下がったとか。経済への影響が心配だとか。
何ならそれでひと儲け企むような鬼。
「自分さえよければ」という鬼。
鬼は私の内に巣食うている。
鬼は私なのだ。
いや私が鬼を巣食うていると言った方がいいのかもしれない。