台風11号

この週末、台風が直撃し様々な影響が出ました。
イベントはことごとく中止or延期となりましたし、水害も各地で起きています。

ニュースを見ますと、県内では西宮など阪神間の方が雨量は多かったようですね。

市内各地の被害を見ますと、川が溢れるということは無かったようです。
この点は、加古川本流の掘削などの効果はあったようです。
（用水路レベルでは溢れたことろがあったかもしれません。）

どちらかというと、大量の雨を処理しきれずに冠水した地域がいくつかあったようです。

雨水の処理能力を確認する必要がありますが、これほどまでの雨量は想定できなかったのかもしれません。

また、そもそも地勢的に水が貯まりやすかったり、もともとは池や田んぼであった場所というところも
あります。

今後、更に田畑が開発されていくと地域の保水力も減少しますし、検証していかねばなりません。

以前に視察したところでは、地下に貯水装置を埋め込んだりしているところもありましたが、かなりコストが
かかります。

費用対効果を見ると、全てを解決することは難しいかもしれません。

これまでの治水は川を溢れないように、というのが主だったと思いますが、これからはどこかで保水して流れ
込まないようにするなど視点を変えていかねばなりませんね。
（実際、そうした計画もあります）


何より、まずは被害を受けた地域の復旧が急がれます。