現在、兵庫県下の2つの市で首長選挙が行われています。
伊丹市と宝塚市です。
今日の朝刊にも載っていますね。
なお、私はどの市の各候補とも何の関係もないことを先に申しあげておきます。
単純に第三者的な視点から注目しており、どの候補がどうだといった他意は全くありません。
さて、ともに注目は維新の会の候補が現職を含め、他候補を倒すかどうか。
その中でも、注目は伊丹市でしょうか。
理由としては、
①現職候補に自・公・民が相乗りしている。
②大阪国際空港(伊丹空港)について意見対立がある
です。
特に重要なのは①だと思っています。
なので、先に②について述べておきますと、、、
伊丹空港については前々から橋下市長は廃止を訴えていました。
その是非は議論があるかと思いますが、伊丹市民は廃止反対が多いように感じます。
そのせいか維新の会のトーンダウンはあるのですが、以前からのイメージで伊丹市民は「維新の会は廃止派」
との思いはあるでしょう。
これまでのように「やってくれるかも」ではなく、政策から維新を選ぶことになります。
この点は重要なポイントでしょう。
で、①ですが、これは対立軸として分かりやすいことになっています。
「既存政党VS改革政党」ですね。橋下市長流に言えば。
そして、その軸にあるのが分権改革。
ここを橋下市長や維新候補は突いてくるのだろうと思います。
「地方分権を伊丹からも!既存政党は大阪都構想のような分権改革を止めようとする、既得権にまみれた
存在だ!」って感じでしょうか。
特に先日、維新の会の浅田政調会長が「兵庫の東部を大阪都に」という発言もありましたし、分権は争点に
なりそうです。
国でも大きな争点になっていることも間違いないことですし。
(安倍政権になってから、分権改革は後退している感がありますが)
とはいえ、大阪都構想自体は大阪内で言うならわかるのですが、大阪外にまで出ると微妙ですね。
有権者の都構想のイメージとは違ってくるでしょうし、兵庫県民の意識もあります。
維新八策でもありましたが、考えのベースには、消費税の地方税化(18%まで増税を主張)、地方交付税
の廃止などで、大都市に財源を集中させることがあります。
特に地方交付税の性質を見れば、大都市は良いですが、地方都市は財政悪化が明らかです。
地方都市や農村から言えば、「大阪に金をとられる」イメージにもなるでしょう。
地域がほとんどカブっている大阪府と大阪市ならわかるのですが、市外に広げると、こういった点で
反感が出てくると思われます。
このあたりを対立候補は主張するのかなと思います。
しかし、分権については維新も他政党も具体的なイメージを出していないので、有権者にとっては難しい
判断を迫られるかもしれません。
とはいえ、維新としては、前回の衆議院選では大阪以外はほとんど勝てなかったことから、力を入れてくる
でしょうし、政党となったからにはやらねばなりません。
衆議院選において比例票をかなり獲得した維新ですが、既存政党連合軍相手にどういった結果を出すか。
兵庫県知事選もそうですが、維新にとっても正念場になりそうですね。
そういった意味でも、かなり大事なポイントだと思います。
さあ、伊丹市民はどのような判断をするのでしょうか!?
注目ですね。
伊丹市と宝塚市です。
今日の朝刊にも載っていますね。
なお、私はどの市の各候補とも何の関係もないことを先に申しあげておきます。
単純に第三者的な視点から注目しており、どの候補がどうだといった他意は全くありません。
さて、ともに注目は維新の会の候補が現職を含め、他候補を倒すかどうか。
その中でも、注目は伊丹市でしょうか。
理由としては、
①現職候補に自・公・民が相乗りしている。
②大阪国際空港(伊丹空港)について意見対立がある
です。
特に重要なのは①だと思っています。
なので、先に②について述べておきますと、、、
伊丹空港については前々から橋下市長は廃止を訴えていました。
その是非は議論があるかと思いますが、伊丹市民は廃止反対が多いように感じます。
そのせいか維新の会のトーンダウンはあるのですが、以前からのイメージで伊丹市民は「維新の会は廃止派」
との思いはあるでしょう。
これまでのように「やってくれるかも」ではなく、政策から維新を選ぶことになります。
この点は重要なポイントでしょう。
で、①ですが、これは対立軸として分かりやすいことになっています。
「既存政党VS改革政党」ですね。橋下市長流に言えば。
そして、その軸にあるのが分権改革。
ここを橋下市長や維新候補は突いてくるのだろうと思います。
「地方分権を伊丹からも!既存政党は大阪都構想のような分権改革を止めようとする、既得権にまみれた
存在だ!」って感じでしょうか。
特に先日、維新の会の浅田政調会長が「兵庫の東部を大阪都に」という発言もありましたし、分権は争点に
なりそうです。
国でも大きな争点になっていることも間違いないことですし。
(安倍政権になってから、分権改革は後退している感がありますが)
とはいえ、大阪都構想自体は大阪内で言うならわかるのですが、大阪外にまで出ると微妙ですね。
有権者の都構想のイメージとは違ってくるでしょうし、兵庫県民の意識もあります。
維新八策でもありましたが、考えのベースには、消費税の地方税化(18%まで増税を主張)、地方交付税
の廃止などで、大都市に財源を集中させることがあります。
特に地方交付税の性質を見れば、大都市は良いですが、地方都市は財政悪化が明らかです。
地方都市や農村から言えば、「大阪に金をとられる」イメージにもなるでしょう。
地域がほとんどカブっている大阪府と大阪市ならわかるのですが、市外に広げると、こういった点で
反感が出てくると思われます。
このあたりを対立候補は主張するのかなと思います。
しかし、分権については維新も他政党も具体的なイメージを出していないので、有権者にとっては難しい
判断を迫られるかもしれません。
とはいえ、維新としては、前回の衆議院選では大阪以外はほとんど勝てなかったことから、力を入れてくる
でしょうし、政党となったからにはやらねばなりません。
衆議院選において比例票をかなり獲得した維新ですが、既存政党連合軍相手にどういった結果を出すか。
兵庫県知事選もそうですが、維新にとっても正念場になりそうですね。
そういった意味でも、かなり大事なポイントだと思います。
さあ、伊丹市民はどのような判断をするのでしょうか!?
注目ですね。