良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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「粘膜人間」飴村 行 (角川ホラー文庫)

2010-11-28 22:51:24 | 
昨日買って、今日読了。ブックオフで105円。
拷問シーンは結構キツイがこういう無茶苦茶なお話は好き。
外道だらけの世界。タイトルに直結する内容じゃないとこもイイ。
ああいう終わり方も好き。
(思えば、この間読んだ「リカ」by五十嵐貴久も似た終わり方だったな。)
ホラーばかり読んでますね。
企てた計画がどうしようもなく崩れて暴走するってコーエン兄弟っぽい。
コーエン兄弟お得意の。
「最悪を考えて、より悪くする。」
"Think worst and make it worse."
ってやつね。
手斧もコーエンっぽいな。作者はコーエン好きか?(偶然だろ。)
映像化はかなり厳しそうだが、するなら、
と考えるとすぐ三池崇史の名前が頭に浮かぶのがやだね。
こういうの上手くやるのは彼しかいないのか。
まるでゴツイキャラに声あてるのは玄田哲章か、
大塚明夫かみたいなチョイスだからさ。
実際うまいから。
ま、俺が他の素晴らしい才能を知らないだけだと信じたい。
次作の「粘膜蜥蜴」も読みたいぞ。



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