肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝炎友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2007.9.4より新規開始しました。

あなたが人生に失望しても人生はあなたに失望はしない

2009年04月26日 | 健康になるために 生き方について
いろんな、生き方の本の中にこの手の言い方が共通して存在することがあります。前向きに生きていくとき自分の人生を見つめてその意味を考えること。生きてきたことがこんなに役に立ったり、これからいいことに巡り会える可能性があることに気付くこととっても大事なことなんだなと思います。
自分は一人だなと思うこともあるでしょうが、生きていくためには必ずいろんは人と関わっている、そして自分の存在があるからその人たちはやりがいを持って生きて行けたり、自分も生きていく意味を実感できたりする。なんて、哲学的にはわかったようなわからないような言い方ですが、この気持を持つことで奇跡的な回復力をえた人がいることは、よく知られているところです。

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6 コメント

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肝硬変治療奮闘中 (北斗七星)
2009-04-26 12:10:02
以前に肝硬変での初めてのインターフェロン治療について質問させて頂いた者です。私自身も初めてのインターフェロン治療なので入院を覚悟致しておりましたが、外来治療で大丈夫だそうです。先生によって方針が異なるのですね。誠に申し訳ありませんが、新たに質問が二つ御座います。①以下の血液検査結果について、御気付きの点は御座いますか。直接ビリルビン0.5↑・AST(GOT)44↑・ALT(GPT)46↑・ALP644↑・クロール96↓・クレアチニン0.54↓・白血球分類/単球15.0↑・αフェトプロティン6.2
血小板と腫瘍マーカーの数値は気にしておりましたが、他の数値はあまり気にしておりませんでした。私自身はALP644が気になります。
②腰痛です。屈むのが辛い程痛い時と全くそうでない時があります。単に腰痛なのか肝硬変と関係しているのか。担当医の先生にも御相談を致しましたが、曖昧に為ってしまいました。以上の二つですが、担当医以外に御意見をお聞きするという行為はあまり望ましい事ではないのでしょうか。2008年1月に進行した肝硬変と告げられた時は、かなりショックでした。結局今年1月に脾臓の全摘出手術を行いましたが、頑張って治療を続けていこうと思います。もし御迷惑で無ければ、質問に対してのアドバイスを頂ければと存じます。何卒宜しく御願い申し上げます。


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がんばっていますねえ (Kawanishi)
2009-04-26 13:46:09
外来での治療でよかったですね。入院を勧める先生とそうでない先生はいろいろですから、自分が不安でなければ外来でいいと思います。数字がMacでは文字化けしているので、特殊文字を使わないで頂けたらわかりやすいです。
たぶん1.でしょうかね。以下のデータからは、それほど心配しなくていいと思います。医師の方でチェックしているのでALPもその人によって上下の幅が違いますし、薬による影響もあるので主治医に確認するといいと思います。
2.は腰痛のことでいいかしら、IFNをすると腰痛が出やすくなります、これは、人によっても違いますし、腰痛の原因によっても変わりますから、辛かったら整形にも受診してみるといいですよ。他の先生に相談することを勧める先生もいますし、必要が無いからと勧めない先生もいます。この点は患者さんの思いとギャップが生じることもありますので、あまりいい顔をしないときは、他の先生に受診してみるといいです。ただ、同じ病院内では、出来ない医療機関もあるようですので、できるだけ、スムーズに受診できるところを検討された方がいいでしょう。
脾臓も摘出して、がんばっているのですから、きっといい効果がでてくると思います。がんばってください。
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フランクル先生ですね (前向き)
2009-04-27 08:25:55
人間だれしも(心に)アウシュビッツを持っている(収容所に

いるような苦しみがある)。
しかし、あなたが人生に絶望しても(諦めても)人生はあな

たに絶望しない。
”人生”とは分かり難いので、神様と言い換えると分かりや

すいかもしれません。(私は宗教と無関係です)
患者は当然ですが諦めたり落ち込んだりします。
医者からあと六ヶ月の命と言われると、その頃死ぬのが多

いのは予告が当たったのではなく、そう思い込んだから。
別の意味での自殺とも言えるとはフランクル先生。
だから諦めるな、笑おう、歌を歌おう、温泉に行こう、良い

自分を想像しよう、ですよね川西先生。


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そうなんです (Kawanishi)
2009-04-27 10:04:23
前向きさん、そのとおりです。いいことを思う人にいいことが起こるんです。その逆もしかりで、なんだか、ウソみたいほんとの話なんだなあと実感することが多くびっくりです。
フランクル先生も言っていました。わたしも、いろんな本でこの言い回しを聞いていたので、そうなんだよなあと思って過ごしていました。
是非みなさん、楽しく生きましょう-。患者会活動もそういう一面を引き出すことが、重要なんですよねえ。
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Unknown (くまさん)
2009-04-29 02:42:08
今、私も辛い治療をし、副作用と戦いをしています。この病気で、たくさん嫌な思いもしてきました。だからこそ、頑張れる事も覚えました。諦める事は簡単な事も知りました。応援してくれる人たち共、出逢えました。もっと、辛い治療をしてる患者さん達とも、出逢えました。頑張ると言う事は、こういう事だと、痛感しました。継続は力なりと言う事も、知りました。気づいた事は、感謝。解かった事は人の優しさでした。だから、悪い方に考える事は簡単です。怖がらず、がむしゃら、生きると言う事に、自信を持ち、季節に感謝をすることに、人間は明るくなる事も、知りました。病気をしても、悪い事ばかりでない事を、解かってもらいたいです。
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そうですねえ (Kawanishi)
2009-04-29 07:08:41
何事もいい方向に受け取ること、いろんな経験から感謝が大切であること本当にそう思います。これからも、希望を胸に生きましょ-。
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