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死亡率の低いBMI Medical Tribunから

2010年07月27日 | 学会研究会報告
Medical Tribuneっていう、医者向けの新聞があるのですがその中から紹介です。

イギリスの研究で、2型糖尿病の患者さんにとって、死亡率が低いBMIは25から35未満だったそうです。これは、一般の人たちの22,5から25のBMIで死亡率が低いとされる事に比較して、太っている方がよかったというデータになります。
BMIは、低くても高くても死亡率が上がることが指摘されていて、今後とも研究が進んでくれたらいいと思います。
今のところ痩せ過ぎも太り過ぎもよくないんだなという程度の方がいいかも知れません。

ちなみにBMIは
BMI(ビー・エム・アイ)とはBody Mass Indexの略で世界共通の肥満度の指標をあらわします。
BMI=体重(kg)/身長(m)の二乗 から求められ標準値は22です。
標準値に近いほど病気にかかる確率が低いといわれています。

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