りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

フランス下見・4日目

2018-02-02 13:01:37 | France
1月18日(木)。
この日も朝食バイキングをおいしくいただき、その後お父さんは会社へ。
今日は会社に行くということだったので、私は1日フリーだったのです。
どう過ごそうかいろいろ考えたんですけど…やっぱりフランスに来た以上、パリには行っておきたいなと思い(これからいくらでも行く機会があるといえどもね)。
パリでもどう過ごそうかと悩むところではあり、ルーブルに行くとかも考えたんですけど、やっぱりとりあえずは初めてだし「ザ・パリ」なところを回っておきたいなという気持ちが強くて、歩いてパリを散策することに決定。
パリまでは電車で1本で行けるのですが、時間は昨日のうちにBさんに教わったサイトで調べられたので、それを往復ともに時間をメモってから駅へ。
駅では窓口で、「往復の切符がほしい」と伝えて、時間を書いたメモを渡し、あとはそれを発券してもらって、すんなり購入。
昨日と同じ電車に乗りましたが、昨日より時間が遅かったから、だいぶ人が多かったです(全然座れたけど)。
てか、フランスって、スリとか犯罪が多いって聞いてるから、電車で寝るとか絶対無理だろうなって思ってたけど、現地人、みんな普通に寝てるわね…。
さて、無事にパリ北駅に到着。
…雨。
折り畳み傘があったのでさしたんですけど、すぐに風でひっくり返されたので、この時はまだ小降りだったこともあって断念。
てか、あんまりフランス人、傘ささないね…風でひっくり返されるから?
実際この日は雨が何度も強くなったり弱くなったりを繰り返していて、私もその雨の強さに合わせて傘をさしたりしまったりしてたんですけど、さすたびに傘ひっくりかえされるのよね…折り畳み傘だったのが悪いんだけどさ…。
ともあれ。
最初は凱旋門まで歩こうと思いまして…道のり1時間。
途中で買い物したり、歩くだけでも楽しいだろうと思ったので、ほぼ直線だし、まずはこのルート。
しかし…歩いてるだけで、なんだここは?!の連続。







なんか、今までのふたつの町より人も車も全然多くて完全に都会なんだけど、でも建物や道だけ見たら中世みたいで、しかも歩いてて普通にとんでもなくきれいな建造物がいきなり現れたりして…ほんと不思議としか言いようのない街。
でも、犬の落としものはあちこちにあるし、たばこ吸ってる人もあちらこちらにいるね…女性の喫煙率も高いかんじ。
そんな街を歩きながら、とりあえずおみやげやブーツを買えるお店があれば入ろうと思ってたんですけど、普通のスーパーや文房具屋にもふらっと立ち寄ったりして。
ブーツは、ウィンドウに飾られてるのを見て価格帯が大丈夫そうなお店に入ったら、現地人達も何人か試し履きしたりしてるお店で、私も何足か試して、色も悩んで、1足購入。
ロングブーツなのでだいぶ大きな箱を序盤にゲットして雨の中ぶら下げて歩いてたわけですけども…これが後々大変助かることになる…。
さて、不思議な街を歩き続けること1時間半(普通に歩けば1時間らしいけど、お店に入りながら歩いてたので)、ついに目の前に現れました凱旋門!



イヤーーーーー…デカいね…。
てか、凱旋門もすごいけど、凱旋門をぐるっと回る道路もハンパないねこれ…こんなとこ絶対走れない…。
そんな道路に囲まれてる凱旋門の下まで行くために、階段降りて地下を通っていきまして。
下までたどり着いて、見上げて観察したり写真撮ったりしてみました…が、この頃には結構ひどい雨で、カメラ出すのも大変だし、傘ささないととても無理なかんじだし、寒いし、視界悪いし…家族と一緒にまたいずれゆっくり来ようと思いました。



凱旋門の前から撮ったシャンゼリゼ通りと奥の観覧車。
このあとあの観覧車まで別ルートで歩きます。
さて、お次のターゲットは、エッフェル塔!
イエナ通りというところをひたすら歩いて南下していくかんじだったんですが、ここはオフィス街かなにかですかね?さっきまでの道と違ってあまり人もいなくて大きな建物がずーっと並んでるかんじで、賑やかさはなく。
あ、そうそう、フランス人って、車が来てない時赤信号でも普通に横断しちゃってたけど、このあたりで、車が来てるのに渡ってた女性に車が接近して、わざわざ女性のところで止まって、窓開けて怒鳴り散らして走り去っていきました…イヤまぁ確かにこれは女性が悪いんだけども、あなたの後ろの車も止まって待ってるし、なんとも言えないかんじでした(苦笑)
ほんと、交通に関しては、なかなかに恐ろしい国な気がします…。
私のほうは、この頃にはもうかなり靴が雨に濡れちゃって(耐水ブーツではあったんだけど、防水ではなかったので…)、気持ち悪いったらなかったんですけど…そんな中歩くこと30分弱、曲がり角を曲がったらいきなりそれは現れました!



パリだーーーーー!!!!!
…ってかんじ(笑)
塔のふもとまで行きたいところでしたが、更に歩いて川を渡る必要があり、この天気この靴でさすがにそこまでする気力はなく、もうこれだけ見えたら十分ってことで、今回は満足。
また気候のいい時にリベンジしよう!
てわけで、あとはセーヌ川沿いをひたすら歩いて、ルーブル美術館を目指したんですが、この川沿いがまたすごいのねぇ…。





あ、川は、このセーヌ川も、ホテルの前の川も、ずっと水が汚かったです…天気のせいかなぁ。



グラン・パレの前を通って…。



コンコルド広場到着。



さっきと逆で、今度は観覧車側から見たシャンゼリゼ通りと凱旋門!!
シャンゼリゼ通り、今回は歩けなかったけど、ここもいずれ気候のいい時に歩いてみたい!!
にしても、ここの道路も、カオスですね、ほんと…。
この広い広い場所で、道を横切るのもこわごわってかんじだったんですが、渡り切って後ろのほうでゴーン!!ってすごい音して、振り返ったら信号のポールがぐわんぐわん揺れてるの!!
ぶつかった瞬間を見たわけじゃないけど、多分、その前を通り過ぎていたバスが思いっきりぶつかっていったんじゃないかと思うんですが…イヤほんとに恐ろしいぜフランス(苦笑)
そんなこんなで…あとはチュイルリー庭園を突っ切って、ルーブル美術館へ。



すごいですね、外の庭園も建物も、もうこれ自体が芸術品。
今回は中には入りませんでしたが、こちらもまたゆっくりですね。
それこそ平日朝イチとかで行かないと激混みっぽいし…。
さて、これで一応今回最低限回りたいところは回ったんですけど、この時13時前。
ぼちぼちお昼にしたいところですが、とりあえず北駅に戻りつつ適当なお店に入ろうと思い歩き始めます。
ルーブルのすぐ横の通りが、おそらく日本人やアジア人観光客向けでしょうけど、かわいいおみやげがいっぱい置いてある店がたくさん並んでて、ついついそこを覗きながら歩いてしまうのは、やっぱり私も日本人だから(笑)
その後はリシュリュー通りを北上して、ラファイエット通りで右に曲がって進んでいくのですが、途中途中のカフェやレストランを覗いてみるも、外のメニューを読むと既に高いかんじだったり、時間も時間なのでどこも混んでたり…で、なかなか入る勇気が湧かず(苦笑)
途中、あれは北欧の雑貨屋さんだったのかな~、かわいいかんじだったので思わず入って、そこで靴下を見つけたので買ったり(あまりにも濡れてて気持ち悪かったので…)。
で、ようやく14時前に、1軒のレストランに入店…。
日本人かと聞かれてそうだと答えると、日本語翻訳でメニューが見られるパッドを出してくれました。
英語は通じる店員と通じない店員がおり、店員の愛想は全体的にはよかったけどそっけない店員もおり(笑)
ここで、私もついにサラダを注文(笑)



まさにSalade de chèvre chaud、なんだけど…メープルシロップがちょっと甘くて、あまり好みじゃなかったな…。
ここではごはんを食べた他、靴下とブーツを替えました。
ひと休みしたあと、また出発…したんですが、このレストランが交差点にあったので出た時に方向を間違ったようで、私完全に方向感覚を狂わせてしまい、あとから気づいたんだけど全然駅じゃない方面に歩き始めていた模様…なので後々大変なことになりました。
が、その方向間違えたおかげで(その時は間違ってるとは思ってなかったんだけど)、たまたま、パサージュを発見したんです。



屋根付きの通路にお店が並んでいる場所、というのはたまたま前日ガイドブック見て知ったんですが、タイミングよく出くわしたので、まだ電車時間までだいぶ余裕もあったし、入ってみたんですが…。





もーーーーーなにここ!!!!!めっちゃ素敵!!!!!
写真のような、アート作品を扱うお店がかなり多めでしたが、他にもほんとにかわいい雑貨屋さんがいっぱいあったり、かと思えば普通のスーパーも入ってたり。



お人形屋さんかな?シルバニアもあったよ!
歩いてるだけでほんとに幸せになるような空間でした~!
また今度じっくり来てみたいし、他のパサージュも行ってみたいな。
…さて。
あとは駅に向かうのみだったんですが…さっき書いた通り、レストランを出たところから方向を間違ってしまっていたらしく、気づいたら全然違う道を歩いていて。
実はこの頃までに、レンタルWi-Fiを上限いっぱいまで使ってしまっていたらしく(前半でGoogleマップ様のお世話になりすぎたのかも…ほんとに失敗です…)、ネットになかなかつながらなくて、Googleマップもまともに見られなくて…ほんと焦りました。
それでもなんとかかんとか北駅にたどり着いて、切符は往復買ってあったので、あとは電車時間を待つだけ…30分前くらいでした。
あ、そういや、駅で怪しげな青年に「Pardon, dame.」って話しかけられたな…完全にスルーしたけど(てか受け答えできないw)。
そういえば、歩き始めた前半も、道に迷ってる黒人女性に話しかけられた…「Excusez-moi, je cherche....」ってとこまで聞き取れたけど、私に何ができようかw
とっさに「Sorry.」とか口をついて出て、向こうも悟って行ってしまったけども…せめてフランス語使えよな自分(苦笑)
そうそう、パリもそうだし、宿のある町でもそうですが、ほんといろんな人種の人達がいて…ファッションもそれぞれでしたが、フランス人は、大判の素敵なストールをぐるっと巻いて歩いている人が多かったです、素敵でした。
あと、道で出会った人といえば、マシンガンを持った物々しい軍人さん達が歩いてましたね…多分あれはパトロールなんだけろうけど、ちょっと信じがたい光景でした。
北駅付近と、あと空港でも見たな、やっぱ物騒なところを見回ってるのかしらね。
物々しい警察官達もどこだったかで見かけたけど…警察は日本でも歩き回ってるからともかくとして、あの迷彩服とマシンガンの迫力はなかなかのものでした…。
さて、話を駅に戻して…電車が何番線に入ってくるかって、だいぶ直前にならないと表示されないのね、なのでその間にトイレに行ったりしましたが、トイレは70セントの有料でした。
入口に係の人がいて、その人にお金を払うとコインがもらえて、そのコインで入口(3本のバーを回して入るやつ)に入れるってシステムでした。
トイレを出た頃には電車のホームが表示されていたのでそこに行ったんですが…今まで何度か乗った、いかにも特急っていうきれいな電車とはまるで別物の、汚くてボロボロの電車が停まっていたもので、ほんとにこれ?!私間違った?!とか思いつつも、でもホームの行き先表示を見ても明らかにこれなので、とりあえず乗る。
車内アナウンスを聞いても、出発した時刻を確認しても、間違いなかったので、そのまま乗って無事に帰ることができました。
帰りの電車は結構混んでましたね、まぁ十分座れるレベルでしたけど。
ま、そんなかんじで、朝9時半~夕方16時半まで、7時間のパリ滞在を終えたのでした。
帰ってきてホテルでひと休みしていたらお父さんが会社から戻ってきて、ここからまたお出かけ。
この日は、お父さんの会社の、2年前からここに赴任している日本人のご夫妻のお宅に、夕食のご招待をいただいていたのです。
そのご主人が車でお迎えに来てくれて、お邪魔してきたのですが、今会社に来ている日本人のインターンの学生さんもひとりご招待されていて、5人でのディナーとなりました。
お宅はアパルトマンでしたが、とても広くてきれいなお部屋で。
奥さんのお料理と、シャンパンとワインをいただきましたが、前菜はきれいに盛り付けられたザ・フレンチってかんじだったものの、その後はお寿司やお味噌汁、茶碗蒸しなど、日本食をたくさん用意して下さっていて、どれも本当においしかったです…!
3時間程の滞在だったと思いますが、フランスでの生活のことなどいろいろ聞けて、とても参考になったし、奥さんの連絡先もお聞きすることができたので、今後お世話になることになるのでした。
そんなかんじで、盛りだくさんの1日となりました。

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