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Nova Energy は人類の救世主になるかも!いえそうならないといけません!「海流発電」

2012-04-07 19:38:45 | Weblog
5日に恒例のJIA(日本建築家協会)の見学会を行いました。
今回は、淡路島の野島断層保存館(1995年の神戸南部地震によって
地表に現れた断層を保存したもの)とノヴァエネルギー(海流発電装置)です。

  

断層部分約120Mをそのまま残し、屋根をかけたもので、当時の揺れの大きさが実感できます。
実際は北淡町内10Kmに渡っています。
断層のすぐ横に建っていたコンクリート造の2階建ての民家もそのまま保存されています。



株式会社ノヴァエネルギーの実験施設は、明石大橋を望む場所にあります。
海流発電とは、海中に水流タービン(マグロ型プロペラ)を沈めて
海流の流れによって発電するものです。海流、たよえば黒潮(4ノット)やメキシコ湾流は
地球の自転によって発生し365日通して流れていますので、発電が途切れることはありません。
またCO2も発生しませんし、1KWのコストは原発に比べて極めて低いのです。
(似た用語に潮流がありますが、これは潮の干満によってできる水流で
 鳴門海峡では流れの向きが1日で4回変わります。)

 

上の画像は模型による実演で、左図は水流がない状態(プロペラが水面に浮いています)右図は流れを発生させた状態です。



中央に立って説明している方が社長の鈴木清美さんです。後ろにあるのが
実物大のマグロ型プロペラで、FRPで作られています。(6Mで約900kg、耐用年数25年)
この日は、たまたまNHKのクローズアップ現代の取材もありました。



部屋内での説明もありましたが、鈴木さんは元貨物船の船長で、世界の7つの海を知り尽くされています。
ですからこのプロジェクトは地球規模といってもいいでしょう!
脱原発を考える上で最も有効な代替エネルギーだと私は思います。
と同時に私たちの暮らしもできるだけエネルギーを使わないようにしなければなりません。

住宅の設計でもエアコン無しで過ごせる工夫や照明器具のLED化、台所は昔のかまど!?
などを考慮せねばなりません。エネルギーをあまり使わなかった昔の生活に帰ることも必要でしょう。
不便にはなりますが、今まで地球をいじめてきた人類のせめてもの罪ほろぼしです。

この取材のクローズアップ現代の放映予定は6月だそうです。3人(私含めてです!)がインタビューを受けましたので
カットされずに放映されればいいのですが・・・(少し期待!)


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