一応↓
『叫(さけび)』ヴェネチア国際映画祭正式招待決定!(CINEMA TOPICS OMLINE)
確か『回路』がカンヌに行ったときもおもいっきり無視されてたので、今回もそんな感じなんすかね?
『叫』自体は紹介記事読む限り非常に『CURE』っぽい感じがするので、ちゃんと公開されればそれなりに受けるような気がするんですけど。
キャストも受けそうな人ばっかだし。
問題はこれ、一応Jホラーシアターの第4弾(だったはず)なのに、どうやら東宝に見放されたらしく、公開規模縮小がほぼ確実なこと(泣)。
もうおれからすれば「フジテレビがPRIDEを!」ってのと同じくらいショッキングですよ!
テメーら後悔すんなよ!って感じですよ!(でも多分そんなにヒットしないんだろうな・・・と思っている自分が悲しい)
つーか、「もうホラーも賞味期限切れだよね。飽きた。」とか言ってる奴らを心底ぶん殴りたい。
ちょっと前まで「アメリカのホラーとかダメだよね。やっぱ日本のホラーが一番怖いよ。」とか言ってたくせにほら、やっぱコレだよ。
分かってたけど。
しかも、こないだ偶然とあるホラー映画の感想を見たら、どうやらいまだに「ビックリ」と「怖い」の違いが分かってない人がものすごく多いことが判明しちゃって、一体人々はあの一連のJホラー群から何を学んだのか・・・とちょっと本気で悩んでしまった。
あのね、本当に怖い映画ってのはビックリしないの。
むしろビックリさせないように作られてるの。
嘘だと思うなら、例えばあんだけこけ脅しっぽい演出してるダリオ・アルジェントの諸作とか、あるいは『悪魔のいけにえ』とか『ジョーズ』でもいいから観てみろって。
観てる人がビックリするようなことは一切してないから。
『ジョーズ』とか、サメが出てくる画とショック音を巧妙にずらしてるのが明らかに分かるから。
それを同時にやればそりゃビックリするでしょうよ。
でもそれじゃその時一瞬ビックリするだけじゃん。
ちっとも怖くねーじゃん。
そういう話。
『呪怨』がすごいのは、この「ビックリ」と「怖さ」を同時にやっちゃってることだったんだけど、恐らくここで誤解が決定的になっちゃったんだな。
「ビックリ=怖い」だと思われちゃったんだな、困ったことに。
そういうわけで、ホラー映画は再び地下ジャンルに戻ったようです。
またいつの日か地上を闊歩する日が来るのでしょうか・・・別に来なくてもいいけど、とふてくされてみる。
業務報告
●でも『叫』は観てね。
『叫(さけび)』ヴェネチア国際映画祭正式招待決定!(CINEMA TOPICS OMLINE)
確か『回路』がカンヌに行ったときもおもいっきり無視されてたので、今回もそんな感じなんすかね?
『叫』自体は紹介記事読む限り非常に『CURE』っぽい感じがするので、ちゃんと公開されればそれなりに受けるような気がするんですけど。
キャストも受けそうな人ばっかだし。
問題はこれ、一応Jホラーシアターの第4弾(だったはず)なのに、どうやら東宝に見放されたらしく、公開規模縮小がほぼ確実なこと(泣)。
もうおれからすれば「フジテレビがPRIDEを!」ってのと同じくらいショッキングですよ!
テメーら後悔すんなよ!って感じですよ!(でも多分そんなにヒットしないんだろうな・・・と思っている自分が悲しい)
つーか、「もうホラーも賞味期限切れだよね。飽きた。」とか言ってる奴らを心底ぶん殴りたい。
ちょっと前まで「アメリカのホラーとかダメだよね。やっぱ日本のホラーが一番怖いよ。」とか言ってたくせにほら、やっぱコレだよ。
分かってたけど。
しかも、こないだ偶然とあるホラー映画の感想を見たら、どうやらいまだに「ビックリ」と「怖い」の違いが分かってない人がものすごく多いことが判明しちゃって、一体人々はあの一連のJホラー群から何を学んだのか・・・とちょっと本気で悩んでしまった。
あのね、本当に怖い映画ってのはビックリしないの。
むしろビックリさせないように作られてるの。
嘘だと思うなら、例えばあんだけこけ脅しっぽい演出してるダリオ・アルジェントの諸作とか、あるいは『悪魔のいけにえ』とか『ジョーズ』でもいいから観てみろって。
観てる人がビックリするようなことは一切してないから。
『ジョーズ』とか、サメが出てくる画とショック音を巧妙にずらしてるのが明らかに分かるから。
それを同時にやればそりゃビックリするでしょうよ。
でもそれじゃその時一瞬ビックリするだけじゃん。
ちっとも怖くねーじゃん。
そういう話。
『呪怨』がすごいのは、この「ビックリ」と「怖さ」を同時にやっちゃってることだったんだけど、恐らくここで誤解が決定的になっちゃったんだな。
「ビックリ=怖い」だと思われちゃったんだな、困ったことに。
そういうわけで、ホラー映画は再び地下ジャンルに戻ったようです。
またいつの日か地上を闊歩する日が来るのでしょうか・・・別に来なくてもいいけど、とふてくされてみる。
業務報告
●でも『叫』は観てね。
とか言っている人がいたんですか(笑)。
ホラー論として物凄い面白いこと
書かれてますね。
なるほど、そうか。
これからホラーを説明する時には
「びっくりと怖いは違うんだよ」って
ここの言葉を借りて説明したいです。
でもホラーがダメなので
「叫」どうしようかな。
とりあえず「LOFT」を見てみて
決めたいと思います。
だって「カリスマ」ですら
最初の車のシーンが
怖かったんですもん。
賞でも取れば注目されるんじゃないでしょうか。
「蟲師」も一緒に出てて気になってます。
オダギリバブル。
あ、でも、「オダギリ飽きた」という奴が出てきたら
なぜだかぶん殴ってやりたい気持ちはありますけどね。
「最近、(TVに)あんまり出てないよね」とか。
まあこれはもう既に言われてることらしいですけど。
「スリリング」と「恐怖」の境目は常に微妙で、まあここに書いたこともどっかしらからの受け売りですけど。
怖いのダメですか。
まあ公開は来年の春なので、気が向いたらということで。笑
言葉を話すホラー映画を見た外国人の反応。
上映されました、ってことで一応。
これから再編集とかあるんでしょうかね。
http://cinematoday.jp/page/N0009022
再編集とかは、多分ないでしょう。
あとは、日本公開を待つばかりです。
『叫』は、まさに黒沢清の集大成的な、完成度のかなり高い映画だと聞いてます。
逆に『LOFT』は、新鮮で斬新で無謀、そういった映画らしいです。
この辺、まさにスピルバーグ方式だと思いますね。
『LOFT』が『宇宙戦争』で、『叫』が『ミュンヘン』なんでしょう、きっと。
↓一瀬Pのブログ↓
http://www.takaichise.com/blog/2006/09/post_170.html