印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

旧正月のボーナス

2014-01-08 | 印度豆知識

もちろん、私はもらうほうじゃなくて渡すほう。

我が家の従業員であるお掃除の茂子さんとお料理の芋子さん(別名うざこ)に

旧正月のボーナスを渡さなければなりません。

 

ボーナスの相場はネットで調べたり

ベトナム在住歴が長い先輩日本人マダムやベトナム人マダムに確認したところ

「給料の一ヶ月分」が相場らしい。

就職超氷河期時代のマダムはボーナスもらったこともないのにさ~。

渡す側になると、月給を2倍払うのは、懐が痛いところ。

でも、ここでけちってモチベーションが下がったりして

態度が悪くなったり、欠勤したり、ものがなくなったりしても困るし

この一年よい関係を続けられるかどうかという大きな分かれ目と言っても過言ではありません。

 

お料理さんの雇用主の一人であるインドマダムから連絡があり

「ボーナスをいくら払う予定か?」と相談がありました。

「相場どおり1ヶ月分かな~」と言うと

「そんなにあげなくてもいいわよ」とのこと。

お料理さんが掛け持ちしているのは全てインドファミリー。

で、そのインド人マダム達で談合して

「一律50万ドン(約2500円)にすることを決めている。」とのこと。

「一人が多く払うと、他の人も同じくらい払わなければならなくなるから

あなたも50万ドンにするように」と言われました。

50万ドンはお給料の4分の1の金額。

半額でもかわいそうかと思っていたけど、

インド人相場はこれくらいのものらしい。

まぁ旦那様がもらっているお給料だって日本企業よりは少ないだろうし。

 

一方で、お掃除さんは日本人ファミリーが専門。

日本人の間では「ボーナスは1ヶ月分」が相場。

だから、お掃除さんの茂子はそれを期待しているだろうし

それ以下だとかなりがっかりされるはずなので

1ヶ月分払うつもり。

 

ウチで雇っている同じベトナム人なのに、

こんなにボーナス金額に差があっていいんだろうか。

と若干罪悪感はあるものの

茂子と芋子にバレないことを祈ります。

 

ちなみに、旧正月のボーナスは赤いポチ袋に入れて渡すそう。

スーパーに行ったらいっぱい赤いポチ袋が売っていたので張り切って買ってみました。

ベトナム人は顔見知りのセキュリティーのお兄さんや受付嬢にも渡したりするそうです。

インドでもディワリ(光のお祭り)では同じようなお年玉を渡す習慣があり

郵便屋さんに取り立てられた経験があります。

ベトナムではさすがにお年玉を取り立てたりする人はいないだろうと思うので

インド人よりはお行儀がいいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出ました。 | トップ | 3才7ヶ月! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

印度豆知識」カテゴリの最新記事