ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』

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新宿中村屋『本格麻辣 花椒カリー 芳醇な辛さ、香る赤花椒 & 鮮烈なしびれ、香る青花椒』

2019年06月12日 | 辛さレベル☆☆
新宿中村屋『本格麻辣 花椒カリー 芳醇な辛さ、香る赤花椒』
新宿中村屋『本格麻辣 花椒カリー 鮮烈なしびれ、香る青花椒』

辛さ満足レベル:☆☆
旨さ満足レベル:☆☆☆☆☆


カレー(カリー)と麻婆豆腐でお馴染みの"新宿中村屋"から、『花椒カリー(レトルト)』が出てました!

 
 

一瞬「え?カレーに花椒?合うの?」 と思いますが、よく考えてみるとカレーはスパイス料理で、山椒や胡椒も入れたりするんですから、花椒だって合わないわけがないのです。 

麻婆豆腐を食べてて、「麻婆豆腐って、"中国のカレー"だよな」と思ったりしますし。

最近では巷でも"麻婆カレー"的なメニューをちらほら見かけます。


今回、中村屋から発売された花椒カリーは2種類!

香りの強い"青花椒"を使った
『本格麻辣 花椒カリー 鮮烈なしびれ、香る青花椒』


そして、

痺れの強い"赤花椒"を使った
『本格麻辣 花椒カリー 芳醇な辛さ、香る赤花椒』

です。

パッケージ写真を見る感じでは、どちらも挽肉を使ったキーマカレータイプになっているようです。

カレーでも麻婆豆腐でもエキスパートな新宿中村屋。 
その二つが合わさるとどうなるのか? 楽しみです!

今回はせっかくなので両方を同時に食べ比べてみたいと思います。

これ以降、赤花椒Ver.は『赤』、青花椒Ver.は『青』と略していきます。


希望小売価格は、税別でそれぞれ280円。

なかなかリーズナブルな値段設定ではあります。
中村屋はお店で食べると高いですからね・・・。

ただ、このレトルトカレーは、一人前150gなのでちょっと少ないです。
僕はレトルトカレーは1人前200gを基準としていて、180gでもちょっと少ないと思うんですが、この商品は150gなので、ちょっと物足りなさがあります。


まずは、『赤』の方の説明書きを見てみます。



え?? まさかの『郫県豆瓣醤(ピーシェントウバンジャン)』が使われている!!
『郫県豆瓣醤』は 四川料理の麻婆豆腐や回鍋肉には欠かせない豆板醤です。
挽肉は牛豚挽肉を使っているようです。

次に『青』



青唐辛子や生姜を使い、挽肉は豚鶏挽肉を使っているとの事。
ちゃんと『赤』と『青』で原材料をしっかりと変えていて、挽肉の種類さえも変えているんですね。
手抜き感がない! 素晴らしい。

いずれのカレーも、白飯ではなく中華麺にかける事により、『赤』の方は『酸辣湯麺』、『青』の方は『汁なし担々麺』にもアレンジができるとの事。

今回は、スタンダードに白飯で食べてみますよ。


辛さについて・・・。
『辛さとしびれ順位表』によると『赤』のほうは、辛さレベルは5段階中の『6』。(突き抜けてるということですかね?)
しびれレベルは5段階中の『4』です。


『青』の方は、
辛さレベルは5段階中の『4』。
しびれレベルは5段階中の『5』です。



『赤』の原材料


『青』の原材料


なんと、原材料がけっこう違います!
同じカレーを使って、単に花椒の種類を変えただけの手抜き商品ではなく、ちゃんとそれぞれのカレーも原材料をしっかりと変えている感じです。
ちゃんと拘ってます。
さすが中村屋です!

箱の中には、レトルトカレーと花椒が入っています。

青カリーの方には青花椒、赤カリーの方には赤花椒が付いているのかと思いましたが・・・。



花椒の袋の裏の刻印を見ると全く同じなので、もしかしたら同じ花椒を使っているかもしれません。


盛りつけてみます。


これが『赤』



こっちが『青』


具の感じとか見た目はほぼ同じような感じですが、『赤』の方が色が濃いです。

見た目は普通のカレーですが、どちらもルウの淵に油が出ているのが印象的です。

まずは、花椒は入れずに食べてみます。

どちらのカレーも砂糖が使われていて、ちょっと甘いのですが、さすがカレーの中村屋、美味しいです。

表現するのが難しいですが、「ああ、中村屋のキーマカレーだ」という味です。

中村屋のプライドをかけているのか、基本のカレーの味もしっかり美味しいです。

でも、どちらもベースとなるカレーの味は違っていて別物です。

赤の方がコクがあって、確かに青よりは辛い。

で、青の方がサッパリしています。

どちらも甲乙つけがたい!! 

しかし、僕は『赤』推しかなぁ。


緑の方はインド風のカレー、赤はどちらかというと日本風(欧風?)寄りのカレーという感じでしょうか。

ちゃんと赤と青で味をしっかり分けているのは、さすがカレーの老舗のこだわりを感じます。


ネギも入っています。

どちらのカレーも具(挽肉やレンズ豆)がなかなかしっかりした量で入っているので、ショボさを感じさせません。


花椒をかけてみます。




添付の花椒粉末は、やはり赤付属のものと青付属のものも同じ花椒のようです。
香りも風味もよく、少量の割には痺れ感も良いです。

花椒を入れると印象は変わりますが、やはり花椒がしっかり合うように考えられている感じがします。

しかし、トータル的にみると麻辣感は弱く(特に辣味は弱い)、クセもあまりないので、カレーが好きな人なら抵抗なく食べられるほどの自然な仕上がりになっている感じがします。


個人的にはもっともっと麻辣感を主張させて欲しかったですが、これくらいが万人ウケするちょうど良いラインなのかもしれません。

まあ、麻辣は『七味涼辛子』や自前の花椒で調整できますからね。

ガーリックパウダーとかも追加してもいいかもです。

このカレー、なかなか気に入りましたが、個人的にはベースのカレーの甘さをもっと抑えて欲しかったなぁ。

僕は砂糖を使わないインドカレーとかが好きなので・・・。



そういえば、江崎グリコのLEEからも麻辣カレー出てたなぁ。
あれは欧風カレーベースで、ただのカレーに花椒入れただけ的な感じだったかな。
具もしょぼかったし・・・。

僕はLEEのカレーは好きですが、花椒系カレーは 中村屋の方に軍杯を上げるかな!


花椒カリー公式サイト

花椒カリーは、まだ発売されたばかりだからか、通販では売られていないようです。
スーパーでもまだ見かけないかな。

 
 
これはグリコの。
 


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