独断リーガ・エスパニョーラ

リーガを中心にしたサッカー、その他を独断と偏見で語るページです。

言い訳できる内容…デポルVSバルサ

2006年11月06日 | サッカー
デポルVSバルサ、デポルにとっては正念場となるバルサ戦、バルサにとってはここ数試合を払拭することができるかを占う大事なデポル戦だった。

試合は、めずらしく開始時間から超満員で盛りあがるリアソールで、デポルのコロッチーニを中心とした中盤と、エジミウソンに加え、イニエスタ、デコも非常に守備意識の高い中盤でのガチンコ勝負となった。

主審は最近すっかりメフティー(ヨーロッパ屈指の審判メフト・ゴンザレスを僕はこう呼ぶ)にかわりスペインの顔的審判となったカンタレホ。

(ジダンを退場にしたW杯決勝の第4審判も俺だよ。あの時主審は見てなかっただろ?)

W杯のグループリーグ、イタリアVSアメリカ(だった?)でロスタイムにイタリアにPKを与え、試合を決めたシーンが印象深い。

「あんなに大事な試合で審判が試合を決めちゃあいけないよな~」なんて思ったっけ。
そう、そのカンタレホが主審だった。

で、試合はというと両者PKで1-1の引き分け。
「おい、またお前が決めるのかよっ!」って突っ込みたくなるのだが、基本的に悪い審判ではないのでまあ許そう。

デポルはホームのリアソールとはいえ、結構まじなバルサに引き分けれるチームになった(と思いたい親心)。
今のバルサだから、とバルサ贔屓の方々から突っ込みがありそうだが、デポルを応援し続けてきたものにとっちゃ~感慨深い試合だったよ。

途中出場のエステジャノフ(ウルグアイ)のペトロフ(アトレティコ)並の超直線的突破や、とんでもないこけ方に感動し、笑っちゃうくらいデポルは気合が入っていました。
いいぞデポル。その直向さが大切だ。ルケやパンディアーニみたいに俺様になっちゃうとすぐに飛ばされるぞ。

バルサはイニエスタががんばってたけど、どうも周りが付いて来れず、一人奮闘というところでしょうか。

イニエスタを今まで見てきて思うのだけど、彼の美学はバレロンと同じようにシュートを決めることではないので(独断です)、やはり絶対的なストライカーがいないと苦しいな。雰囲気は十分変えれるだけに・・・。

サビオラは肝心なところでのコントロールミスは相変わらず。思わず横にクライファートの影がちらつきました(笑)。

そいうわけでバルサにとってはホームでやたら強いデポルティーボに、プジョル無しで引き分けたということ、そしてデポルにとってはあのバルサに負けなかった、といことでどちらも言い訳できる内容で良かったね。
あっ、そうだ、カンタレホに礼を言わないとな。
決めてくれてありがとう。