ヒルトン東京

今日は花金。
毎週必ず訪れる花金。
金に花がつくのだから相当すごい。
金に染みやハエがついてたらシミ金、ハエ金、とっても冴えない。
更に金がついちゃったりすると金金・・もうどうでもよい・・・

今日は久しぶりに会う友人とヒルトン東京で待ち合わせ。

ホテルは人の立ち振る舞いを優雅にさせる。
私もいつもよりツンと上を向き、姿勢を正し、つま先からカツカツ歩き、いっぱしの上流階級の仲間入りの気分。
とても気分がよい。・・が、途中転びそうになる・・・

さて本日久しぶりに会う友人とあって、メインはトーク。
気軽に話もできるヒルトン内レストラン「チェッカーズ」へ。

まずはビールで乾杯。
雰囲気にのまれ洒落てシャンパンで乾杯したかったが、どうしても喉の渇きに耐えられず・・いつものビールで。

お食事はまず季節の野菜。
　　　　　　　　　　　

次にアンティパストの盛り合わせ。
最近生ハムがお気に入りなので私にとって嬉しい盛り合わせ。
　　　　　　　　　　　

ほうれん草のタリアテッレ、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけて
　　　　　　　

これまた、とっても美味しい。
アンティパストの盛り合わせの魚のフライがカリッカリで中ジューシー。
生ハムも少し厚切りで嬉しい。
タリアテッレもほうれん草が練りこんであり、一口口に運びこむ毎に身体が嬉しいと悲鳴をあげている。

女同士のしゃべりは永遠に続き・・・
気づくと周りは品の良い笑みを浮かべている従業員。
　
そんな笑みも、でていけという圧力を感じないのが一流ホテル。
どこで教育を受けたのか、皆さんとても感じの良い人相をしている・・お前は占い師か・・

一向に品の良い圧力も感じず、出て行こうとしない二人。
椅子の座り心地も良く、ウトウト寝てしまいたい衝動に襲われる。

本当に寝てしまっても、きっと笑みを絶やさず毛布をかけてくれるだろう一流ホテル。
そして朝食もおいしいパンの匂いとグレープフルーツの絞りたての匂いに目覚め優雅な朝を迎えるであろう。

実際に行動にだしてみる勇気をもう少し携えたら試みてみよう、とそんな事を考えてると、いつまでたっても従業員のような人相にはならず・・
人相ひん曲がりつつある自分に気づかず、次のホテルはどこにしようと模索するのである・・