葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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社長が言ってはいけない言葉

2009-11-02 13:38:57 | 経営
いろんな葬儀社にお伺いしていると、2代目、3代目が専務などを務めている会社を多く目にします。

その多くで起こっていることが、創業社長との問題意識の違いです。

創業社長は、特に単価の低下を何とかすることが最重要課題のようです。
2代目、3代目は、単価下落は避けられないものとして受け止めており、どちらかといえば社員の部分、人材育成に課題をもっています。

過去の葬儀というものは、葬儀社主導で金額が決まってしまう傾向がありました。
しかし、近年では消費者もしっかりとした知識を持ち始めています。

結果として単価は下がる傾向にあります。
これはどんな業界においても、避けることのできない時代の流れでもあります。
それを受け入れることのできている会社は、今ものすごく伸びています。

一方、2代目、3代目が意識している人材育成。これについての考え方も多少創業社長とは違いがあるように思います。

創業社長の一言は重いです。

さすがに一人で会社を大きくしてこられたその経験と感覚は、やはりずば抜けたものがあります。

そんな偉大な社長の言葉の中で、社員のモチベーションを大きく下げてしまうものがあります。

それは「昔はこうだった。」という一言。

社長としては、もっと現場にがんばってもらいたい、鼓舞しようと思って言う一言なのでしょうが、現場は昔を経験していません。
その中で、この言葉を言われても、がんばれないのが現状なのです。


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