ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

いいことがあるかも(キチジョウソウ) ~国分寺市:殿ヶ谷戸庭園~

2019-11-04 | 公園・庭園・名所
都立庭園のサイトを見ると、「都立庭園紅葉めぐりスタンプラリーが
11月1日から12月8日まで開催」と出ていました。

もしかして、都内の庭園で紅葉が始まっているのかもしれません。
きちんと確かめもせず、紅葉の名所の「殿ヶ谷戸庭園」へ。
庭園は、JR国分寺駅のすぐ傍です。

庭園に向かおうとする人や、園内散策を終えて出てくる人が結構います。
‟これは、ひょっとして”と、期待が膨らんできました。

園内に入ると早速に案内板が目に入りました。
なんと、紅葉の見頃は11月中旬頃からの模様とのこと。
勝手な思い込みでした。

あたりまえですよね。
都心の紅葉がそんなに早く始まるわけはないですよね。

やむなく「そんなことは先刻承知の上での庭園散歩です」という顔で
入園しました。
もっとも、私が紅葉の時期を早とちりしているかどうかなど、
気にする人は誰もいないのですがー(笑)。

ところで、11月は「七五三」なんですね。
芝生の上に、記念撮影のための縁台が用意されていました。
子どもたちの七五三を祝った頃を、なつかしく思い出しました。



園内は、けやきなど樹々が色づいてきています。







殿ヶ谷戸庭園は、崖下の湧水池を取り巻く紅葉の見事さが有名なところです。
その光景を眼下に見下ろすことができるのが東屋(紅葉亭)です。
東屋には、園内散策の人が池を見下ろし、光景を楽しんでいました。

もみじはほんの少し色づいているようにも感じましたが、全体的にはまだ青く、
柔らかさを感じさせていました。
しかし、恐らくあと10日もすれば、次第に赤く染まってくるのでしょう。





      





秋は確実に深まってきています。
園内を見まわすと、すすきが秋の深まりを感じさせています。
つわぶきの花も咲き始めたようです。





この薄紫の花はキチジョウソウ(吉祥草)です。私は初めて見ました。
毎年秋に咲く花ですが、隠れるように葉の下の方に咲くために、
なかなか見つけにくい花のようです。



「キチジョウソウは、縁起のいい花ですよ」と受付のスタッフの方が
教えてくれました。
この花が咲いたのを見ると、いいこと(吉)があると言われているのだ
そうです。
なんだか本当にいいことがありそうな気がしてきました。




コメント
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