STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

♪ 久石譲&新日本フィル ワールド・ドリーム・オーケストラ in 国宝松本城

2007年08月04日 | 音楽(コンサート)
松本城本丸庭園における野外コンサート。

○日時 2007年8月3日(金) 19時05分~21時10分
○会場 国宝松本城本丸庭園特設ステージ
○出演 久石譲(指揮・ピアノ)
    新日本フィルハーモニー交響楽団
    林正子(ソプラノ)
    松本ユース・クワイア(合唱)

中野市出身の作曲家、久石譲さん指揮とピアノ、新日本フィルによる野外コンサート。宮崎アニメや長野パラリンピックのテーマ曲。久石さん編曲による映画音楽などが取り上げられていた。
オーケストラの新日本フィルでは、コンサートマスターがサイトウキネン常連の豊島さん。
折しも、台風5号が接近。雨は一瞬パラついた程度で治まっていたが、風の影響が残ってしまった・・・。

久石さんのコメントで、ワールド・ドリーム・オーケストラのコンサートは今年で4年目。屋外でやったのは、1回目に大阪城で行ったのに続いて2回目。大阪城の際も台風が去りつつある時にあたってしまったそうだ。

松本では、強すぎない程度の風だったが、演奏者にとっては、とてもやりにくそう。
オケメンバーの譜面は、クリップで譜面台にとめて演奏。ページをめくる時は大変。そんな時に風が強くなったり・・・。途中ソプラノの林さんが登場。この時も、譜面台が風で倒れないように手を添えての歌唱。
野外のため、音響装置による大型スピーカによる音。風がマイクに当たり、スピーカからも風のざわつき音が・・・。

そのため、予定していたプログラムが一部取りやめになった。
(写真は25分間とった休憩中、トイレへ行く途中でステージ方向を撮影。演奏中は消灯していたが、客席を照らす照明がまぶしい。)


できれば屋外のコンサートホールで聴きたかったのだが、屋外コンサートとなったのは、松本市100周年の記念で大きくやろう、ということからか。
屋外の開放感ある雰囲気では十分音楽を楽しめないし、国宝の庭園をこんな大規模な仮設ステージつくって、5000人分もの折りたたみ椅子を設置してまでやる必要があったのだろうか。
野趣たっぷりで、ある意味新鮮な体験だったけれど、そんな疑問も・・・。

サマーキャンプ in 東 星空観察会

2007年08月04日 | 星仲間
塩尻東地区の子ども会育成協議会による、子ども体験学習の催し。
昼間は、ますつかみや、カレーづくり。夜は星空観察会やきもだめし・・・など。日ごろ子どもたちの、自然体験や課外学習が少なくなっている、ということで行われた。
地域に大々的に募集され、100人近い大勢の子どもたちが集まっていた。

夜の星空観察会に協力。
折りしも、台風5号が接近中。気象衛星画像では、台風の外周雲がかかるかかからないか・・・という状態で、星が見えるかどうか、わずかな可能性はあったが、文字どおり雲間から木星や西空のアークトウルス、北斗七星あたりが見られた程度。

できるだけ、本物の星空を見せることを考えていたが、人数対応の関係で、室内で星の話を聞いてもらい、続いて次の行事、きもだめしをしたあと、晴れていたら、観察会へ・・・という形で行うこととなった。

きもだめしは、あまり時間がかからず帰ってきて、観察会場に子どもたちが・・・。
メインの木星は、奇しくも室内での話の時間帯にわずかに見えていたが、観察時間には見えなくなってしまい、晴れていた西空に見える、うしかい座のアークトウルス、りょうけん座のコルカロリを見てもらった。それぞれオレンジ色の明るい星、色の対比がわかる二重星だ。
木星を見てもらえなかったのは残念だが、この天候の中、少しでも生の星の光に触れてもらえたのは良かった。

懐中電灯持参はしかたないが、子どもみんなに蛍光棒が渡されていて、腕につけたり、投げたり振り回したり・・・。
観察会場はちょっと異質な光景。