香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

生きるぼくら

2012-09-17 00:57:04 | 本のこと
原田マハさんの『生きるぼくら』

 いじめを受け、ひきこもりだった麻生人生。
 蓼科でひとりぐらしを続ける人生の祖母、中村真麻。
 対人恐怖症の中村つぼみ。
 田んぼから三人は前を向いて歩み始めたーーー。
 収穫のとき、それぞれの心に温もりが実る。


夢中になって、一気に読んでしまった
いま、現実におきている社会問題ともいえる
老人を対象とする詐欺、いじめ、就職難
根も深く暗くなってしまう問題でもあるけれど
原田マハさんの小説は、ここでも生きる希望を
人にやさしく、素直に、いつの間にか明るく灯してくれる
おばあちゃんの、人生くんの、つぼみちゃんの、
この小説に出てくる人たち全ての気持ちに
いつの間にか沿って、一緒に涙しながら読んでいた
読んでよかった、ありがとうと心から思う

  

今日は疲れが取れていないよと体が言っているようで
ゆっくり散歩することにして、リュックを背負ってうちを出たら
ぷっぷっーと車のクラクションが鳴って
振り向いたらYukoさんが満面の笑みで助手席から手を振っていた
車の通りの激しいところだったので、あっという間の出来事だったけど
なんだかとっても温かいものを感じて、嬉しかった
これって、きっとYukoさんの持っているものをプレゼントしてもらったんだな
そのあとは、北大の中を通って、大通公園で開催されている
さっぽろオータムフェストを見たりして約一万歩
この頃は走っていることが多いので、一万歩って普通だったけど
ただ歩いて一万歩は久し振りで、結構疲れるんだなと思ってしまった


北大大野池のかもは行動的


オータムフェストは美味しいものでいっぱい


最新の画像もっと見る

コメントを投稿