香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

わりなき恋

2014-08-30 22:41:45 | 本のこと
岸恵子さんの
『わりなき恋』



国際的なドキュメンタリー作家・伊奈笙子、六十九歳。
大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、五十八歳。
偶然、隣り合わせたパリ行きのファーストクラスで、
二人がふと交わした「プラハの春」の思い出話。
それが身も心も焼き尽くす恋の始まりだった……。
成熟した男女の愛と性を鮮烈に描き、
大反響を巻き起こした衝撃の恋愛小説。待望の文庫化!


読み始めが
パリ行きのファーストクラスの座席は
いつも隣を空けてもらっているのに
今回はどうしてもダメで不満という状況で
う~ん、金銭感覚の違うお金持ちの人の
贅沢な恋愛物語なの?と少し後悔しながらも
読んでいくと、いやいや、参りました
まっすぐに激しく正直に落ちていくような恋の始まり
若くはないからこそ生じるいくつかの問題と
いつの間にか身に付いている性(サガ)と原因
70を過ぎた笙子の素直でいて賢い気持ちの模様
胸が痛くて、辛くて、でも幸せで複雑
最後は、いつの間にか涙が出ていました
小説なんだけど、小説とは思えない、思いたくない
素敵な大人の恋愛でした

以下はネタバレ
胸にぐっときた言葉です

面白いことを言うわね。
人間みんな道を外したり、
立ち止まって考え込んだりしながら生きてゆくのよ。

壊すべきでない家庭をもっているあなたのなかで
私はいったい何をしているのだろう。
壊れかけている私の大事な自由と孤独は
このさきどうなっていくのだろうと思います。

私はしあわせをこわすために存在していません。
私はしあわせを作るために生きています。


最後のシーンは映画のようでした・・・

フラワーカーペット

2014-08-30 18:54:44 | なんでもない話
昨日、今日、明日と3日間
北3条広場で行われている
サッポロフラワーカーペットを見てきました



写真スポットにはたくさんの人が並んでいたので
並ばす、下からの写真
もう少し広いものを想像しいていたので
ちょっと啞然としてしまったのですが
初めて見たフラワーカーペットは
はかなく、きれい





昨日オープンした赤れんがテラスも
ちらと見てきたのですが
想定通り、すごい人
エスカレーターまで人が並んでいました
好きなパン屋さん「colon」も入っているので
もう少し時間がたって落ち着いたら
ゆっくり見て、買物したいな

明日は北海道マラソン
ずっと涼しかった札幌なのに
今日はなんだか暑かったよ
明日も暑いのかな あまり暑くならないでね
走ることでは参加できないけど
みんなを応援するという形で参加した気分
楽しみだな