ようこそ我が家へ! ルース&のあ

放棄されて失われかけた小さな命たち。その成長の記録です。

希(まれ)、ご両親と再会!

2012-10-21 21:19:08 | 被災犬

 あの東日本大震災と、福島第一原発事故から1年半。
どれほどたくさんの涙が流されたことでしょう。
そして多くの人々が、思わぬ運命に翻弄されました。

原発事故による緊急避難地域で「みなしご救援隊」に保護された希(まれ)。
保護された犬たちのうち、三分の二の身元がすでに判明しました。
そのような中、希(まれ)は問い合わせなく、半ばあきらめていたのですが・・・

先日、我が家の犬にほぼ間違いない、というお問い合わせがありました。
担当窓口を通して何度かやり取りをし、10月20日、確認のため
我が家で対面することになりました。

結果は間違いなし。希(まれ)はキャノンという名前で、年齢は16歳。
福島県の富岡町で大切に飼われていた子です。

そのいきさつも含めて再開の様子を動画にしました。
ぜひご覧ください。

希(まれ)、ご両親と再会!




キャノンは今日も元気です。
ただ、高齢で心疾患があるので命あるうちに
ご家族と再会させたい。それが心からの願いであり夢でした。

夢は現実となりました。
当時、理由もきちんと解らず、情報も不確で、私には想像もつかないような混乱の中、すぐに迎えに帰れると思い、餌を大量において避難。しかし避難後、インフラが機能しなくなり、ガソリン不足や入村規制で、ようやく半月後に迎えに行ったときは行方不明。

しかし、希(まれ)はその数日後にみなしご救援隊により、無事保護されて福島から八王子に来ていました。我が家で家族として過ごしていた1年半。本当のご家族は深く暗い思いで過ごしてこられました。命に対する負い目...これは経験した者でなければわかりません...探して探して、ようやく見つけることが出来た、失ったと思われていた命。どれほどの喜びでしょうか。私はこの感動の場面に立ち会えたことを心から幸せだと思いました。

ご家族は避難生活のため、現在の場所で犬を飼うことが出来ません。それゆえ、キャノンは私たちの家でたぶん、生涯を過ごすことになるでしょう。どんな生き方をしてきたのかわからないまま終わりを迎えるようなことにならず、本当に良かったと思います。今まで全く見えなかったキャノンの過去。でも今、彼はどこの誰だかわからない犬ではありません。かつて幸せであり、今も変わらず愛されている家族がいるキャノンなのです。

キャノンを応援してくださった皆様、具体的に支援活動をしてくださったご担当者様、ちばわんのメンバー、キャノンを保護してくださった、みなしご救援隊の方々に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

★ちばわん いぬ親会in八王子!
みなさん、ぜひお出かけくださいね。踊(よう)も参加予定です。



踊(よう)を我が家にと思われる方はこちらへ→いぬ親さん募集ページ(成犬メス)

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24 コメント

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やったねーーーー (麦麦かぁさん)
2012-10-21 23:21:45
希・・・
いや、キャノンくん
とーさん、かあさんに会えたんだね
よかったーーーーーーー
本当によかったーーーーーーー


動画・・
拝見しました。
涙なくしてみれませんでした。
おとうさんのたくましい手
おかあさんの温かい手

キャノンくんには離れていた1年半が一瞬で埋まったんじゃないかと思います。
とうさん、かあさんに会えなく辛い日々。
ルルのあ家で過ごした楽しい日々。でも。。。やっぱりとおさん、かあさんには会いたかったと思います。

大事に大事に育てられていたことが伝わってきました。
一生懸命探してくれた家族。よかったね!
本当に良かった!!!!!!

もうキャノン君はひとりじゃない
大好きな家族がいるね

本当によかった・・
もう・・・よかった・・・それだけです。


奇跡・・・
奇跡って起こるんですね。
一生懸命な人には起こるんですね。

いま、とってもいい気持です。

キャノン
おーーめーーーでーーーとーーーーーー
Unknown (ゆき)
2012-10-22 11:26:00
感動で涙がとまりません

本当によかった!


Unknown (コロリ達の母)
2012-10-22 20:37:37
奇跡が起こりましたね
ご家族もあきらめずに
捜し続けて下さってた・・・・
とても長い1年半やったことでしょうね
被災地の実情が時間が経つにつれ
伝わりにくくなっている中
まだまだ残された子達も
たくさん居ることでしょう
全ての子達に奇跡が起こりますように
キャノン君に続きますように
麦麦かぁさん (ルルのあ父)
2012-10-22 22:38:36
ありがとうございました。
本当に肩の荷が下りたとはこのことかなと思いました。
せっかく大切に飼われていた子なのに、どこのお家の犬かも解らずに死なせたら、とても心残りだったと思います。

お父さんはずーっとずーっとキャノンを撫でていました。愛するものをいつくしむ手。それをお母さんは涙ぐんで優しく見つめていました。キャノンはその時、よそでご両親に会っているというのではなく、普通にお家で可愛がられていると思ったようです。

あのリラックスした表情は忘れられません。私たちにはまだ緊張したところがあるからです。

ご家族と繋がった・・・それだけで私は充分でした。キャノンもそうだと思います。
ゆき様 (ルルのあ父)
2012-10-22 22:39:38
ありがとうございます。
本当に感動しました。
失われた命が帰ってきた喜び。
それ以上何もいりませんでした。
コロリ達の母様 (ルルのあ父)
2012-10-22 22:44:27
老犬にとって確かに1年半は長かったと思います。
その間にキャノンはすっかり耳が聞こえなくなり
目もかすみ、鼻もあやしくなりました。
キャノンはただ、触られた感触と、ご両親の
空気感で見分けたのだと思います。
ご両親に撫でられると、彼にとってそこはすぐに
福島県のお家になったようです。
私はとても不思議な光景を見た気がします。
ご両親と故郷で過ごしているキャノン。
家族と一緒にいるということはそういうことなのだと
つくづく感じました。

いつもご声援ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
Unknown (チビスケ母)
2012-10-23 18:34:58
嬉しくて嬉しくて言葉が見つかりません。
ルルのあファミリーの皆さん、本当にありがとうございます。
奇跡は、本当にあるんですね。

キャノン君のご家族の皆様、おめでとうございます。
本当に嬉しく思いながら、うまくお伝えすることができずもどかしいです。
本当に本当におめでとうございます。
チビスケ母さん (ルルのあ父)
2012-10-23 22:43:18
ありがとうございます。
私も、再開の場面では言葉が見つからず
なんだか、ごくふつーの会話をしていたような気がします。
あとからジワジワと感動がよみがえってきました。
いつも応援、本当にありがとうございます。
感謝感謝です。
Unknown (はなこ)
2012-10-24 10:05:56
いこいちゃんのいぬ親様決定の際に
初めてコメントさせていただいたはなこと申します。

キャノン・希くん、本当によかったですね。

嗚咽を噛み締めながら、
私もそこに立ち会わせていただいたような気持ちになって
動画を拝見しました。

被災動物への支援は行政ではカバーしきれないだけでなく、
一般の人たちの理解も決して深いわけではないのでは?と思いますが、
実はこういう活動こそが、深いところで被災した方々を支援することにつながるのだなぁという思いを新たにしています。

動物に限らず、私たちが大切に思っているもの。
被災した方たちが大事に思っていただろうもの。
そこを汲み取ることは大事なことですね。

愛されていたとは思っていても、本当に心から大事にされていた命だったことがわかってよかったですね!
本当に、本当におめでとうございます。

これからも応援しています!

P.S. 私のブログでご紹介させていただいてもいいでしょうか?
Unknown (カプアンパパ)
2012-10-24 17:37:48
ルルのあ父さん、ご無沙汰しております。

希くん、元気なうちに、元のご家族と再会できて
ほんとうによかったと思います。
それと同時に、ふるさとには帰ることができない現実には
言葉を失います。

でも、元のご家族が会いにきてくれることとか
ルルのあ父さん母さんたちも本当の家族なんだ
ということを改めて理解したんじゃないでしょうか。
どうかこれからも、希くん(キャノンくん)のことを
よろしくお願いいたします。

私も、キャノンくんのことをブログで紹介させてください。

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