文京区の弥生美術館で開かれている陸奥A子展に行ってきました
『陸奥A子×少女ふろく展~「りぼん」おとめちっくワールド』
陸奥A子さま=A子タン
わたしの世代ではとくに 熱烈なファンが多い漫画家さんです。
(男性の支持者も多かったことを今回の展示で知りました。東大や早大にリボニスト愛好会まであったとか)
これ、ふろくのピンナップだったと思います、懐かしすぎる~ 下敷きに挟んでいたよん (ポストカードになっていました♪)
彼女の作品を読んでどれほど胸をときめかせたことか。
(ちなみに、このブログタイトルは、A子氏のお気に入りの作品名からいただいております。)
「自己陶酔」という ひとり物思いにふける(お気に入りの部屋や喫茶店、公園のベンチなどで)シーンとか
この おとめちっくでかわゆい世界観♪
夢や恋愛に ひたむきに突き進んでいっちゃえるところ・・・etc・・・憧れました~
出会った当時は小学生でしたので こんなおねえさんになりたいと思ったものです
大人になっても何度も何度も読み返してしまうステキさがあって・・・
上の写真のポストカードは、すべて展示会のショップで販売されていたものですが
どれも見ただけで作品名がすぐ出てきちゃうくらい~
今回の原画展は初期~中期の作品が多かったです。(時期によって展示が多少変わるそうです)
これは『陸奥A子ベストセレクション』(2015年9月 河出書房新社刊)で初収録の作品 原画も初公開
原画は連載時に載せてあるタイトルや活字がないまっさらの絵で
大きい画でみると、書き込みの細かさがよくわかり、黒の質感やホワイトの修正の跡も見えて・・・
いっそう作家さんの思い入れが伝わってきます そして色づかいもにうっとり
もう、ドキドキしっぱなしでした
恋する乙女な気分に戻ったりして
会場でも「懐かしい~」という感激& 満足のため息があちらこちらで聞こえていました。
かつてのお兄さん方の姿も意外に多かったです。
ふろくも「持ってた!」ものがたくさんあって、たいていはもったいなくて使えなかったものですが(笑)
同時に戦前からの少女ふろくの歴史展もあり、そちらも興味深かったです。
昔から、少女漫画のふろくって夢があったのですね~
会場の弥生美術館は夢二美術館ともつながっていて 入場券が共通でした
個人の美術館の趣があって 近くで見られて 良い所でした
美術館入り口 すぐ左手に「夢二カフェ港や」もあります
わたしも自己陶酔しながら(笑) パニーニセットをいただきました
パニーニと夢二珈琲、グンバツの味♪ デシタ
胸いっぱいで帰りました
寮生活をしていた時、同室の先輩(当然、男性)が熱烈なA子タンのファンでした。
少女マンガといえば、川原泉教授や青池保子先生しか知らなかった拙には衝撃でした。
(妹が熱烈なお二人のファンだったので)。
甘酸っぱい過去の自分との邂逅、いいかも^^
Oh~そうでしたか、作風も全く違うしその衝撃の深さ、想像できまする^^
少女マンガもクラスの中で、りぼん派、マーガレット派、フレンド派、花とゆめ派、プリンセス派・・・と(各自のアイデンティティに沿って?)あり、ご贔屓の作家さんがいました。
川原センセは親友が大ファンでほとんど読みました。青池先生のエロイカやベルばら、エースをねらえなどは誰もが熱心に読んでいたと思います。
良い時代でした。
やっぱり好きなモノって変わりませんね。
コメントありがとうございます(泣^^)