厚生年金廃止

社会保険庁の不祥事が巷間かまびすしいので、ちょっと妄想したくなりました。
厚生年金保険を廃止してほしいと思っています。この制度は、いわゆる正規雇用者のためのものであり、非正規雇用者が増加している現在の日本にはそぐいません。仕事の内容があまり変わらないのに、ある者は厚生年金に加入し、ある者は国民年金に加入し、将来の給付に大きな差が出るというのは不公平です。
さらに、企業経営者は従業員の保険金の半分を負担しなければなりません。このことは若者の起業を阻む大きな要因です。ひいては日本経済の活力を削いでいます。とにかく厚生年金は大企業の労組優遇の制度です。これからの日本のためには、個人事業者と起業家と企業家を優遇する制度が必要だと思います。