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出産について

2021年03月31日 | 育児・妊娠出産・家事

 

こんにちは ちひろです

 

実家の花壇に咲いてたスイセンを分けてもらいました。

 

きいろは元気が出るので、好きな色の1つです

 

今回は出産について綴っていきます

 

話は少し前後しますが、私がギャオギャオと陣痛で叫び暴れ狂ってた間

QueenのWe Will Rock Youを流してくれた旦那さんには、テニスボールを使ったいきみ逃しを手伝ってもらいました

 

テニスボールでこの痛さが和らぐのか疑問をもちながらも、使用してみることに・・・

 

しかし、いざ旦那さんにお願いしてみるも

陣痛の波が来る前にボールを腰に押して欲しいのに、遅かったり、押し当ててくれる場所がイマイチだったり、でもそこじゃない!

とか言うのが悪い気がする…と遠慮する私初めての経験のため、どうこのボールを使用していいかわからない旦那さん!

 

何ともぎこちない、いきみ逃しからスタートした私たち

 

しかし時間が経つにつれ、あまりの痛みに徐々に、遠慮することも忘れるほどの私のスパルタ指導が始まりました

 

陣痛の波がきたタイミングで

私 「今!」

旦那 「はい!」

私 「遅い!もっと、右!いきすぎ!左!もっと下!そうそこ!」

旦那 「はい!」

私 「いたーい!次はもっと強くボールを押し当てて!」

旦那 「わかった!」

私 「きた!(陣痛の痛み)

みたいなスパルタなやりとりを続けること約4時間

格段に旦那さんはテニスボールを押し当てるタイミング、力加減、位置が上達

 

陣痛中のテニスボールによるいきみ逃しは、うまく使いこなせれば有効だと思いました

 

そして、この8時間の陣痛中にもう一つ上達したのが、私の陣痛の迎え方でした

 

陣痛中は、痛みを堪えようとして息を止めてしまいそうになるが、必ず吐いて吸うこと。

でないと、まだ臍の緒で繋がってる赤ちゃんに酸素が行き渡らなくて、赤ちゃんが苦しい思いをしてしまう、という内容の本を妊娠中読んだことがありました

 

その時、痛くても必ず息は止めずに呼吸しよう!と固く決めたことがありました

 

しかし、これいざ実践してみると、痛すぎてただ呼吸するだけなのに、うまくできない

 

そして陣痛の波がくる、くる、くる!と思えば思う程、痛さが増幅され、恐怖につながってしまう。。

 

そして私が行き着いた答えは、痛みを痛みとして、痛みの波を受け入れることでした。

 

これが思った以上に効果大

 

陣痛の波がくるたびに、恐怖心は捨てて、痛みを受け入れるように呼吸すると、息も止めずにできました

 

そして凄いなと思ったのが、そんな私の様子をみていた助産師さんがふと、

「お母さん、陣痛の迎え方を体得してきたね!」

とおっしゃったこと。

痛くて口数も多くなれない中、きちんと私の変化を受け取ってもらってる。。

沢山のお産の現場を経験されてこられたのだな感じて、とても安心することができました

 

その後も入れ替わり立ち替わり、看護師さん、助産師さんが部屋を訪れて、お産の進みを確認されてくのですが

来られる方みなさん

「お母さん、初産なの??呼吸が上手だよ〜!」

「DVDのお手本の人みたいだわ!」

と言ってくださる

 

痛い中励まされ、お世辞でも嬉しい

 

とまぁ、こんな感じで8時間ギャオギャオと叫び続け、「産みたい」ではなく

「もう出したいです!!」に変わった時、やっとこさ子宮口全開

 

ようやく産む体制に周りがどんどん動き始めました

 

しかしここで予想外の展開へ

 

私たち夫婦は話し合いを重ね、立ち会い出産はお互いに希望しないという結論でした。

 

しかし、いきみ逃しを付きっきりで行ってくれていた旦那さん。

 

助産師さんからの「旦那さん立ち会われますよね?」の言葉に

 

旦那「はい!!」

 

 (えーーーーーー!!)

 

土壇場で立ち会い出産となってしまい、もうすぐ出産という時に新たな不安要素が

 

しかし、もうそんなことは言ってられない状況。お産はどんどん進行していきました。

 

「パンッ!!」と破水した音が確かに聞こえ、その5分後に娘が誕生

 

ズルッと赤ちゃんが生まれた瞬間、本当に一気に痛みが無くなったので驚きました。

 

感動の涙!!などもなく、ただただやりきった。やり遂げた・・・と脱力感の方が私は大きかったです

 

その後すぐに娘を抱っこし、「お疲れ様。良くがんばって出てきたね。おめでとうね。」と簡単な言葉をかけたのを覚えています

そして地味に会陰の縫合が痛かった・・・陣痛より痛くないはずなのに・・・!!

 

そんなこんなでようやく早期でしたが無事に出産することができました。

 

 

妊娠、出産のエピソードはここで終了となります

 

長々とここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました

 

次回からは産後の育児や、体の変化などについてを綴っていきたいと思います

 

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