Yuhiの読書日記+α

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おくりびと

2009年10月14日 00時24分02秒 | 映画(あ行)
第81回アカデミー賞外国語映画賞、第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品として話題になった作品。主演の本木雅弘の納棺技術も話題になりましたね。
監督は滝田洋二郎、キャストは本木雅弘、広末涼子、山崎努、吉行和子、余貴美子、笹野高史他。

<あらすじ>
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ)

見てみたかったので、テレビで早速放映してくれてラッキー!
死を扱う話なので、とても暗くて重いストーリーなのかと思っていたら、クスッと笑えるところもあったのが意外。あまりにも重苦しいストーリーだと、ちょっと辛いので、私としてはこれくらいでちょうど良かったかな。

納棺師という職業は、この映画が話題になるまで全然知らなかったのですが、とても厳粛で大事な仕事なんですね。
大事な人を見送るためには、こういう儀式も必要なんだなーとつくづく思いました。
実は私の祖父が亡くなった時も、映画ほどキッチリしたものではなかったですが、身体を洗う儀式がありました。初めて見る儀式だったので最初はビックリしたのですが、やっぱり清めてもらって良かったね~と皆言ってたのを思い出しました。

映画では、本木さんや山崎さん演じる納棺師の立ち居振る舞いがとても見事で、思わず見入ってしまいました。ああいう儀式ってとても神聖な気持ちになりますね。

また山形の清々しい風景が映画ととても合ってたと思います。美しい自然と人々とのつながりというものが、あの儀式と相まって、この映画をより一層印象深いものにしていたと思います。日本の美と文化を一層強く感じさせられる作品だったな~。


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2 コメント

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山田辰夫さん (間諜X72)
2010-09-10 04:46:47
僕は、山田辰夫さんが出て来る場面が一番悲しかったです。
大悟らの到着が予定より5分遅いことに文句を言う。しかし納棺後、妻が「今までで一番綺麗でした」と感謝を述べる場面です。
この時、山田さんはもう自分が長くない事を知りながら演技をしたのでしょうか?
「ディア・ハンター」の公開前に亡くなってしまったジョン・カザールとイメージを重ねてしまいます。
>間諜X72様 (Yuhi)
2010-09-10 23:43:03
こんばんは!こちらにもコメント、どうもありがとうございます♪

山田辰夫さん、本当に残念でしたよね。この時、すでに病気のことを知っていたのかどうかは、私には分かりませんが、確かにすごく印象に残っている場面です。

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