すっかり有名になってしまったリリー・フランキー氏の「東京タワー」をようやく読みました。随分以前に友人から「なかなかいいよ。泣けるよ」と薦められていたのですが、最初から「泣ける本」だと分かっているものは、逆に手を出しにくく、偶然別の知人が貸してくれなかったら、今でも読んでなかったでしょう。
実は私、リリー・フランキー氏のことは全然知らなかったので、予備知識のないままに読んだのですが、スゴイ人生を送ってこられた方だったんですねー。
特に東京に出てきてからの生活には度肝を抜かれました
家賃を滞納するだけならまだしも、借金だらけの上、電気・ガス・水道全てを止められ、食べるものもないどん底な生活だったのに、また浮上してこれたなんて・・・。
これだけでも奇跡というしかないほどのサクセス・ストーリーですよね。
でも、この本が売れた一番の理由は、母と子の深い絆、親と永遠に別れる事の辛さに共感したからでしょう。
物心つく前に父親と別居し、「他人の家にお世話になる」という生活を余儀なくされたせいか、お母さんとの絆は特別なものであったことが伝わってきました。
そのものすごく大きな存在であった母親を失う場面では、本当に読んでいる自分も辛く切なくなりました
親(もしくは大切な誰か)といつかは別れなければならないときが来るという恐怖や不安は誰にでもあると思いますが、そこに直球を投げ込んだ作品だったなと思います。
とりあえず、私としては、親孝行はできるうちにしておきたいなとしみじみ思いました。
実は私、リリー・フランキー氏のことは全然知らなかったので、予備知識のないままに読んだのですが、スゴイ人生を送ってこられた方だったんですねー。
特に東京に出てきてからの生活には度肝を抜かれました
家賃を滞納するだけならまだしも、借金だらけの上、電気・ガス・水道全てを止められ、食べるものもないどん底な生活だったのに、また浮上してこれたなんて・・・。
これだけでも奇跡というしかないほどのサクセス・ストーリーですよね。
でも、この本が売れた一番の理由は、母と子の深い絆、親と永遠に別れる事の辛さに共感したからでしょう。
物心つく前に父親と別居し、「他人の家にお世話になる」という生活を余儀なくされたせいか、お母さんとの絆は特別なものであったことが伝わってきました。
そのものすごく大きな存在であった母親を失う場面では、本当に読んでいる自分も辛く切なくなりました
親(もしくは大切な誰か)といつかは別れなければならないときが来るという恐怖や不安は誰にでもあると思いますが、そこに直球を投げ込んだ作品だったなと思います。
とりあえず、私としては、親孝行はできるうちにしておきたいなとしみじみ思いました。
「泣ける本」として紹介されると却って読みたくなくなる気持ちはよく分かります。
そういうふうに言われなくても泣けるものは自然と泣けるんですよね~。
母と子の絆には本当にグッと来ました。
来年もまたよろしくお願いいたします!
コメントありがとうございます!
泣ける本というのは、基本的に苦手なんですが、読んでみて、やっぱり泣ける本というのは結構あるんですよねー。
そういうのは、心置きなく泣いてます(^_^;)
また今年もよろしく御願いしまーす!
恐怖や不安、ほんと年々強くなりますよね。
親もどんどん歳をとっていくわけだし・・・。
おっしゃるとおり、ド直球な作品でしたね。
読んでよかったと思いました。
こちらこそ、TB&コメントをどうもありがとうございました♪
予想以上になかなかいい話で、読んでよかったなーと思える1冊でした。
ドラマ化・映画化されるわけですよねー。
また今後ともよろしくお願いしまーすv