荻原規子「西の善き魔女1 セラフィールドの少女」「西の善き魔女2 秘密の花園」
荻原規子さんというと「空色勾玉」など古代日本を題材にしたファンタジー小説の良作を書かれている方という認識でした。
今回、たまたま図書館で見つけて借りてみたのですが、こちらは思い切り西洋風のファンタジーで、作風の違いに驚きました。
1巻の第1章を読んだ時点では、「シンデレラ」風に田舎者の女の子が、かっこよくてお金持ちの男の人に見初められる・・・というサクセス・ストーリーなんだろうな~という感じで、「ちょっと合わない話なのかも」と思ったりもしました。
なんたって舞踏会だとかダンスだとか、あまりに浮世離れしてるんですもん
それが第2章に入って、ガラっと話が変わります。これまでの、のんびりぶりは何だったんだと思う程、主人公たちが窮地に陥り、俄然スピード感と面白みが増し、
一気に読めていきます。
ところがまた、2巻に入ると、今度は唐突に、男子禁制の寄宿学校での学園物になるんですよねぇ。
面白いのは面白いんですけど、あまりにコロコロと舞台もストーリーも変わるので、読んでる方はビックり
特に学園物っぽい部分は、大筋にはあまり関係ないみたいだし、別になくてもいいんじゃないかって気がするんですが・・・。
(特に○○○が女装までしなくてもいいんじゃ・・・)
最後まで読んでないから、分からないだけなのかしら?
ま、次はいよいよ、宮中に上がるようなので、ここからが本番 待ってましたって感じですね。
いよいよフィリエルの両親の事や、女王の事なんかが分かってくるのかな。
続きが楽しみです。
荻原規子さんというと「空色勾玉」など古代日本を題材にしたファンタジー小説の良作を書かれている方という認識でした。
今回、たまたま図書館で見つけて借りてみたのですが、こちらは思い切り西洋風のファンタジーで、作風の違いに驚きました。
1巻の第1章を読んだ時点では、「シンデレラ」風に田舎者の女の子が、かっこよくてお金持ちの男の人に見初められる・・・というサクセス・ストーリーなんだろうな~という感じで、「ちょっと合わない話なのかも」と思ったりもしました。
なんたって舞踏会だとかダンスだとか、あまりに浮世離れしてるんですもん
それが第2章に入って、ガラっと話が変わります。これまでの、のんびりぶりは何だったんだと思う程、主人公たちが窮地に陥り、俄然スピード感と面白みが増し、
一気に読めていきます。
ところがまた、2巻に入ると、今度は唐突に、男子禁制の寄宿学校での学園物になるんですよねぇ。
面白いのは面白いんですけど、あまりにコロコロと舞台もストーリーも変わるので、読んでる方はビックり
特に学園物っぽい部分は、大筋にはあまり関係ないみたいだし、別になくてもいいんじゃないかって気がするんですが・・・。
(特に○○○が女装までしなくてもいいんじゃ・・・)
最後まで読んでないから、分からないだけなのかしら?
ま、次はいよいよ、宮中に上がるようなので、ここからが本番 待ってましたって感じですね。
いよいよフィリエルの両親の事や、女王の事なんかが分かってくるのかな。
続きが楽しみです。
この三部作は何度読み返しても楽しめる作品です。
日本や中国の古代を舞台にした話が好きで
「十二国記」なんかも面白いですが、読まれました?
「西の善き魔女」シリーズは未読なのですが
Yuhiさんの感想を見て、読んでみたくなりました。
映画も好きですが、時々活字禁断症状が出る私(笑)
荻原規子さんの作品はいずれ自分の子供にも読ませたい作品ですね。
コメントどうもありがとうございます!
私も荻原規子さんの勾玉シリーズ大好きなので、yupu様とは、とても気が合いそうで嬉しいです。
本当に子供にぜひ読ませたいと思える作品ですよね。
「十二国記」、読みましたよ。あれもすごく面白いですよね。早く続きが読みたいのですが、なかなか出ませんねぇ(T_T)。
あと、日本の古代を舞台にしている話では、氷室冴子さんの「銀の海 金の大地」なんかもありますが、
読まれたことありますか?
氷室さんは荻原さんの「空色勾玉」に触発されて、この本を書かれたそうです。
「西の善き魔女」は、少女小説の色々な要素が詰まったお話で、面白いですよ。
話は続いているのですが、1巻ごとに、雰囲気が変わるので、それもまた楽しいです。
ぜひ読んでみてください。