桜庭一樹著「少女には向かない職業」を読了しましたー!桜庭さんって、直木賞を受賞されていましたよね。その時から気にはなっていたのですが、これまで読む機会がなく・・・。今回、読むにあたって、どうかな???とちょっと心配しましたが、全然問題なく、サクサク読めました。
一人称の語り口など、ノリはライトノベルのようだったので、ライトノベルのジャンルに入れようか迷ったのですが、一応「創元推理文庫」レーベルから出てるので、普通の小説のジャンルに入れてみました。
上にも書いたように、明るく冗談好きな中学生の女の子「大西葵」の一人称で語られる物語で、話言葉や行動なども、イマドキの中学生らしく、とても軽妙な感じを受けるのですが、内容はなかなかシビア。
最初に仄めかされているように、ごく普通の中学生だった女の子が、2人の人間を殺害してしまう・・・というかなり衝撃的な内容となっています。
最初にそういうことを明かしてしまうと、後の楽しみがなくなってしまいそうなものですが、それでもハラハラ・ドキドキされられてしまうのは、殺人に至るまでの少女の内面を一人称で詳しく描くことによって、読み手をうまく引きずりこんでしまうからなんでしょうね。
なかなか面白かったので、直木賞受賞作候補の「赤朽葉家の伝説」も読んでみたくなりました!
一人称の語り口など、ノリはライトノベルのようだったので、ライトノベルのジャンルに入れようか迷ったのですが、一応「創元推理文庫」レーベルから出てるので、普通の小説のジャンルに入れてみました。
上にも書いたように、明るく冗談好きな中学生の女の子「大西葵」の一人称で語られる物語で、話言葉や行動なども、イマドキの中学生らしく、とても軽妙な感じを受けるのですが、内容はなかなかシビア。
最初に仄めかされているように、ごく普通の中学生だった女の子が、2人の人間を殺害してしまう・・・というかなり衝撃的な内容となっています。
最初にそういうことを明かしてしまうと、後の楽しみがなくなってしまいそうなものですが、それでもハラハラ・ドキドキされられてしまうのは、殺人に至るまでの少女の内面を一人称で詳しく描くことによって、読み手をうまく引きずりこんでしまうからなんでしょうね。
なかなか面白かったので、直木賞受賞作候補の「赤朽葉家の伝説」も読んでみたくなりました!
桜庭さんの作品を読むのは初めてでしたが、この作品はサクサク読めましたよー。直木賞を受賞された作家さんだと聞いていたので、もっと難しい文章なのかなーと思っていたんですけど、そんなことは全然なく・・・。私としては安心しましたが(笑)。
>編集者に負けた自分を鍛えるために空手習いに
えー!?そんなエピソードのある方だったんですか???全然知りませんでした。なかなか面白そうな方ですよねー。ますます興味が出てきました。
次は「赤朽葉家~」を読むつもりですので、読み終えたら感想をアップしますね~。