Yuhiの読書日記+α

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恋する人魚たち

2008年09月05日 00時51分30秒 | 映画(か行)
60年代アメリカが舞台で、マサチューセッツにやって来た母娘の、それぞれの恋愛劇をコミカルに描いたコメディ。リチャード・ベンジャミンが監督、キャストは、ウィノナ・ライダー、シェール、ボブ・ホスキンス、クリスティナ・リッチほか。

<あらすじ>
男に奔放で引越し癖のある母を持つ15歳のシャーロット。母を反面教師として生きる彼女は、自分がユダヤ系にも関わらずカトリックの修道女に憧れる一風変わった少女だ。そんな彼女たちの引越し先はマサチューセッツの田舎町。そこでシャーロットは、修道院で雑用夫をする青年ジョーに一目惚れしてしまう・・・。(amazonより)


随分前の映画な上、60年代を舞台にした映画なので、ちょっと古臭い感じなのですが、母と娘のやりとりが見ていてなかなか面白いです。特に、娘のシャーロットが心の中でつぶやいている声が、観客には聞こえる趣向になっているのが、ちょっと普通の映画とは違って面白かったですねー。生真面目に見えるシャーロットですが、心の中では結構キワドイことを考えてたりして、そのギャップが何とも言えず・・・(笑)。

破天荒な母親と生真面目な娘、という性格が正反対の母と娘なので、気が合うはずもなく、最初の頃は色んな場面でぶつかり合います。それが、ある事件がキッカケで、お互いが思っていることを全てぶつけ合い、絆が深まってくる・・・という、まぁ物語としてはありがちな展開ではありますが、母親役のシェールも奔放な母親役がピタっときてますし、シャーロット役のウィノナ・ライダーも生真面目すぎるちょっと変わった高校生を好演してて、なかなか見ごたえあるいい作品だったと思います。