Yuhiの読書日記+α

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タイムトラベラー きのうから来た恋人

2008年07月17日 00時17分18秒 | 映画(た行)
生まれた時から核シェルターで生活していた青年が、35歳になって初めて地上に出、外の世界に触れる姿を描いたロマンティック・コメディ。監督はヒュー・ウィルソン、キャストはブレンダン・フレイザー、アリシア・シルヴァーストーン、クリストファー・ウォーケン他。

<あらすじ>
科学者カルヴィン(クリストファー・ウォーケン)は、原爆が落ちたと勘違いして、臨月の妻ヘレン(シシー・スペイセク)と核シェルターで暮らすことに。シェルターで生まれたアダム(ブレンダン・フレイザー)は両親から勉強やマナーを教えられ紳士の鑑のような男に成長した。そしてアダムが35歳のある日、シェルターの自動ロックが解除され、生まれて初めて地上に出たアダムは・・・。

大人の御伽噺といった感じのストーリーでした。
ストーリーは単純だし、特に目を見張るようなものはないけれど、登場人物の誰もが憎めないいい人で、たまにはこういう、ほんわかとした気持ちになれる映画もいいなーと思えました。
アダムとイブのラブストーリーも微笑ましくて、変な純愛ものよりもずっと良かったです。

それに、50年代60年代の考え方、マナー、しつけを実践しているアダムと、現代の若者とのギャップがすごく面白い。昔の人って、全然すれてないんですよねー。アメリカの古き良き時代(のイメージ)って、こんな感じなんだと思うと、興味深いものがありました。
あと、野球選手のカードや株の価値が、ものすごく上昇していたりしたのが面白かった!やっぱり、古い物って価値が出るものなんですねー。何でも捨てずに、残しておいたらいいのかな・・・。

ま、地下の核シェルターに35年も住むなんて、食料や水をどうやって調達しているのかとか、設定的に突っ込みどころは満載なんですが、そこはご愛嬌。ファンタジーだと思って、深く考えない方が楽しめます。