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パ・リーグ事務局解体のススメ(パウエル問題で会長勧告)

2008-02-05 07:19:35 | 言わせてもらいます・球界に苦言提言
■ パウエル「ソフト優先」と会長勧告(スポニチ・2008年2月5日)

 勧告が出たことはゆうべ知りました。どーせマトモな勧告なんて出せないとは思ってたんですが、出てきた結果は想像以上の愚劣なシロモノと言わざるを得ません。
 「受理しても(パウエルの契約が)成立しなければ意味がない。」とありますが、所詮は駄々っ子を甘やかした言い訳に過ぎません。
 正当な解決を目指そうとする意志がわずかでもあれば、パウエル側にも相応の厳しい態度で望めたのでしょうが、結局はご覧の通りの弱腰。
 オリックス側は、原則論からすれば優先権が認められても良さそうなはずで、当然過ぎるぐらい当然ですが、この勧告には猛反発。
 このままならパウエル側に賠償を請求することになるんでしょうが、こういう契約を結ぶ当事者が、果たしてハイそうですかと支払うのか。裁判沙汰になって自体が長引くのも困った話です。
 一方のソフトバンク。確かに権利を認められた形にはなりましたが、勧告には決して納得していない模様です。
■ ソフトバンク パウエルに施設準備(スポニチ・2008年2月5日)
 見出しだけではうかがえませんが、内容は連盟への不快感を伝えています。
 「契約が認められたのに何が不満なの?」と思われる方もいるかも知れませんが、認められたといっても契約は3ヶ月の預かり。
 しかも、自分たちが訴えてきた正当性については判断を避けられたわけで、上っ面の解決策だけを見せられても簡単には納得はできますまい。
 今回の勧告については、別のところで江川事件より悪質という意見を見たのですが、私もまったく同意です。


 ところで、パ・リーグといえば去年から6球団合同での事業展開をはじめたところ。
 それで放映権に絡んだ問題が出ているのは以前見た通りですが、ここでのポイントが、このような動きはあくまで6球団合同のものであり、リーグ事務局には何の役割もないということです。
 もちろん、事務局が必ずしも事業を行う必要はありません。球団間の利害調整やルールの整備など、いわば司法・立法的な役割に徹するのも、あり方の一つです(というより、今までのあり方はむしろこうだったわけですが)。
 ところが、今回の事態でそのような役割すら果たしえないことがあらためて明らかになったのです。
 果たすべき役割を果たせない事務局。一方で、実務面ではありますが、6球団が事務局を介在せずに大同団結できることも明らかになっているわけです。
 という現状を踏まえて思うのですが、この際パ6球団で話し合って、現在の事務局に代わる新たな統括組織を作るぐらいのことをやってもいいんじゃないかと。
 直接の利害では対立する檻・鷹2球団も、マトモな解決策を示せない事務局に迷惑している点では一緒。他球団とて、今の事務局がこの有様では、万一トラブルを抱えたときに困らされる可能性が十分あるわけです。
 そうである以上、穏やかならぬ言葉で恐縮ですが、この際6球団が「クーデター」を起こすぐらいのことをしてもいいのでは? とは思ってしまいます。
 その上で、新たな団体を作る、あるいは最低限会長の首をすげ替えるのが、後々の利益にはなるのではないかと考えるわけです。
 もっとも、リーグの上にはNPBがあるわけで、ここをどーにかしない限り、「クーデター」の効果も限定されますが。

 ところで、パウエルは「ビザを取るために」オリックスと契約したといいますが、オリックスでプレーする意志はなかった、ということでしょうか?
 だとすると、虚偽の理由で在留資格を取得したことになりますし、その場合は不法就労で告発される可能性もあると思うんですが、どーなんでしょ?

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10 コメント

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なんじゃそりゃ? (snowman)
2008-02-05 22:11:40
というのが、真っ先にでた感想ですね。
確か、最初のパウエル側の言い分は、オリックスへのサインは「ビザを取るためにサインした」ということでしたよね。
んで、今回の来日は「ソフトバング」の就労ビザって・・・
ということは2箇所から就労ビザ発給されてたってことですよね(汗)。
これって代理人にはなんのペナルティもないんでしょうかね????
snowmanさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-05 23:16:57
考えてみたら、就労ビザがおりるというのも不思議ですよね。
日が経てば経つほど、スジのおかしな話がどんどん出て来ているように思えてなりません。
代理人へのペナルティーがなかったのも、首を傾げざるを得ませんね。
もっとも、今回パウエルが実質的な出場停止処分を喰らったこともありますし、
今後は多少なりとも仕事がしづらくなるでしょうが。
Unknown (アルビレオ)
2008-02-07 00:06:20
代理人というのはパウエルが雇ったスタッフに過ぎないんですよ。
連盟が取り扱うのはオリックス、ソフトバンク、そして代理人も含めた「パウエル陣営」です。代理人をパウエルと別の独立した立場として考えたりはしない。
連盟が代理人に直接ペナルティを与えるというのは、ソフトバンクやオリックスの現地担当者個人に「連盟からの処分」をするようなもので、そっちの方がよっぽどおかしな話です。
そして雇い主であるパウエルは代理人の判断などに落ち度はないと考えているようなので、おとがめなしに終わりそうですね。

わかりにくいのは連盟が責任の所在についての判断はせず、パウエルの処遇を早期に決めることを優先したためです。
責任がはっきりしないのだから誰も処分されることはなく、選手登録をしない期間を作ったのはオリが一方的に損をするような形にしないためだけで、「登録禁止」を強制する根拠はありません。
だから「強い勧告」が精一杯。

責任を明確にしようとすると長期化するのは目に見えているので、開幕に間に合わないどころか6月末の時点でも決着していない可能性は十分にあります。
だから連盟としてはソフトバンクとパウエルは不満はあっても勧告を受け入れるだろうという判断があったのでしょう。
誰が悪いのかは三者で裁判なり何なりで決めてくれと。
落としどころの難しい問題なのは確かですが、こういうところで判断を放棄してしまうから信頼されないんだよな。
アルビレオさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-07 07:24:40
>代理人
うーむ……
パウエル本人と代理人を一括して取り扱うのは分かるんです。
その一方で、今回の問題に限らず、悪質な代理人が存在した場合、
その代理人が扱う契約を認めない(支配下登録を行わない)か、ある程度制限するという方法は、
制裁措置としてあり得るとは思ったんです。
もっとも、連盟が責任判断を回避している以上、これまた「強い勧告」が精一杯でしょうが。
あるいは、(特に外国人の)代理人資格をどうするかという、
ずーっと言われている問題にもなってくるとも思います。

>連盟が責任の所在についての判断はせず、パウエルの処遇を早期に決めることを優先したため
ここはまさに同意です。
ホークス側が抵抗を示しているのも、おそらくはこれが理由でしょう。
自分たちの契約が不当だと言うんでないなら、なぜ制裁的措置を受けなければならないのか、
ホークスの立場からすれば、この点は納得いかないでしょうし。
正直なところ、江川事件のような解決策の方が(パウエル檻入団→鷹とトレード・金銭も可)、
まだマシなように思えてなりません。
エッ、オッリクスが優先でしょ (最強の弁護士軍団?)
2008-02-09 02:43:17
日本じゃ口約束でも契約締結になることあったよね。国内問題ならFAX送り返されたオリックスに分があるでしょ。まあ四角い仁鶴にまあるく収めてもらいましょ。(あっでも国内法にのっとってね。)
トラックバック (M・K)
2008-02-09 03:43:22
パウエルの話を聞く限り、オリックスにも杜撰な面があったのではないかと思います。

雇用主が(入管が?)就労ビザを発給する段階にまで至って、
そこから、理由はどうあれ雇用契約を解除できるのか、という疑問もあるのですが…。
最強の弁護士軍団?さん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-09 07:21:16
会見でのパウエルの言い分が立証されるかどうかがポイントでしょうね。
オリックスとの契約解除が成立するのであれば、話はガラリと変わりますし。
M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-09 07:29:39
オリックス側が仮契約後に条件変更を言い出したパウエルの会見が事実だとすれば、
この点はオリックス側が責められてしかるべきでしょうね。
特に、送っていただいたTBにもあるように、条件変更の可能性を仮契約の段階で伝えていたかどうかは、
今後争点になりそうに思います。
もっとも、これを言い出すと「言った・言わない」の水掛け論になる恐れもありますし、
そうなると事態はますます長期化しそうな……
妄想してみる (アルビレオ)
2008-02-10 16:28:30
パウエルサイド「条件変更は受け入れられないので契約解除します」
  (決定事項を通告したつもり)
オリサイド「わかりました、上に伝えておきます」
  (条件を見直せ、さもないと契約解除、という意味に受け取った)
  (パウエル側はオリ側も同意したと考えて、ソフバンと交渉開始)

アメリカでも口約束で契約は成立します。
このことは「口頭で契約解除を伝えたこと」にも当てはまるんです。状況的に契約解除の書面を取り交わしたとは思えないですしね。
もしも上のようなやりとりがあったとすれば、パウエル側が誤解されるような言い方をしたのが悪いのか、都合のいいように解釈したオリ側がアホなのか、というのが争点になるわけ。

>条件変更の可能性を仮契約の段階で伝えていたか
これについてはオリ側が責められるべき材料にはなっても、それだけで自動的に契約が不成立になるというようなものではありません。
だから直接の争点は契約解除を正しく通告したかどうかですよ。
アルビレオさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-10 18:39:55
アルビレオさんが仮想するようなやり取りがあったとしたら、
オリックスの立場は苦しくなりそうな気がしますね。
少なくとも、「契約解除」という意思は明らかですし、
オリックスも猶予期間を求めたならまだしも、これでは了承したと言われても仕方ないですし。
ともあれ、実際のやり取りはまだ決して明らかではないですし、
ここがハッキリしてもらわないと、判断に困るのは正直なところです。

>>条件変更の可能性
なるほど。あくまでも例ですが、例えば、契約成立直後に重大なケガを隠していたのが分かったとして、
球団側か条件を変えないわけにはいかないでしょうし。

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