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悲喜こもごも

2009-05-23 21:12:54 | ヘルパーのお仕事
知的障害者のグループホームのお手伝いをしているが
50代の入居の方が 急逝された
先週 朝の送り出しをした時
初めて 彼女が気持ちを許してくれたような気がして
これからの展開が楽しみだったのに・・・・
一番新しい入居者で まだ一年経っていなかった
どの人ともあまりなじまずに 心を閉ざした人だった
夜勤のある何人かのスタッフにはなれていたようだったけれど
私はつかみ所が見つからずに過ごしていたのだった
なんとなく あ この感じ・・・と思った矢先だったので
びっくりするのと同時に がっかりもした
お母様が認知症になって 80歳のお父様だけでは面倒を見切れずに
グループホームに来たのだった
知的にはかなり高い方だったが 人間関係に障害があった・・・
心を閉ざしているという表現がぴったりの方だった

別の面から見ると・・・
お父様のつらさやせつなさは120パーセント理解するにしても
お嬢さんを見送れて ほっとしている部分もあったのではないかとも思う

心からOさんのご冥福をお祈りしたい


私の大好きなHさんが 最近元気がない
妹さんのご主人が重篤な病気になられて それが心労のようだ
その方をご自身の後見人になさっていたので なおさらおつらいようだ
微熱が続いて 先日はヘルパー時間の延長の申し出があった・・
早く お元気になってほしいと願っている

四月から関わらせていただいているTさんは
かなりお元気なられて 来月からヘルパーの入るの日数が減る
脳梗塞での入院の後の介護だったが 最近は
一人でお散歩に出かけられるまでになった
でも三階建てのお宅で一階に貸室があり
退院後 主たる生活空間の三階から 一人一階に移られたことが
(ご本人の意志を聞かずに家族が決めたことだったので)
ずっと気持ちのひっかかりになられていて
その怒りともつかない思いが彼女の原動力になっている気がする^^;

また 大好きなONさんの買い物のお付き合いした
急遽の申し出で日本橋の西川と三越に同行した
お昼をご馳走になってしまった
私がお子様ランチを注文したらとても面白がってくれた

今月から新しい方と関わっている
精神に疾患のあるおばあちゃまのお宅に伺っている
退院してきたばかりと言うことで かなり緊張して入室している
なんと精神病院への同行も来月から始まり
これまた 行く前からかなり緊張している
70歳を超えられているが お年寄りっぽいところがまるでなく
少女のようで とてもピュアな心をお持ちの方だ
だからこそ 精神を痛めてしまうのだろうとも思う
小さなこだわりになにげなく 寄り添って買い物や散歩にお連れする
特に強制と感じさせないようにすることが ほかの方よりも
より神経を使うところでもある
これから起こるひとつひとつの行動に納得していただくことが
お付き合いをさせていただく中で 大事なポイントのような気がする

某電話相談の実質的な実習もはじまり
かなり いろいろな方の心に触れて
今月は精神的に疲れたように思う
こういう神経の使い方にも だんだん慣れてくるのかな・・・

でも馴れ合いになってはいけないと思う
いつも内省する心を失ってはいけないと自戒していたい




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