はじめて物語 1

2008-12-03 22:29:10 | 日々思うこと
あっという間に今年も12月がやってきた
せっかちな私は もう今年を振り返って終わりにしてしまいたい 笑
新しい手帳は12月からはじめられていて 
真っ白な頁をながめては どんな年がくるのか思いをめぐらしている

今年一年 いろいろなことがあった
この年になって 初めて経験することがたくさんあるのはうれしい

第一の私の今年はじめて物語は やはり富士山登頂だろうと思う
山登りを始めて3年 漠然と思い描いていた日本最高峰制覇が
こんなにも早くくるなんて 思ってもいなかった

苦しさもあったけれど 楽しさの方が大きかったように思う
天候に恵まれたせいもあると思う
経験者から「富士山は修行の山だ」とか「つまらない」とか
「いつまでたっても頂上がこない」とか
つらそうなイメージだけを受け取っていて 
大変なんだという覚悟をしていたせいもあるのかもしれない
思ったより すんなりと心地よい充実感を味わえたのはうれしかった

朝の犬の散歩の時に オペレシティの階段から富士山が見える
もうすでに真っ白で 朝の冷たい空気の中でくっきりとその姿を見せてくれる
「あぁ あそこのてっぺんに立ったんだな」とつくづく思う

ただ見るだけだった富士山が 考える対象になった気がしている
今までとは違う富士山がそこにある
題名しか知らなかった本を読んで 思い起こしている感じに似ているかな

来年も再来年も登ってみたい
色々な季節の富士山を歩いてみたい
厳しいけれど その懐の深さに また包まれてみたい


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