猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

雑誌「KURA」

2010-04-21 | 日記
信州を愛する人の情報誌に「KURA」がある。
出版社は、長野市内の「まちなみカントリープレス」という
1冊780円だが、1年契約で長野から毎月発送してもらっている。
というのも都内では販売していないから。

今月5月号のテーマは「八ヶ岳フロンティア」である
八ヶ岳周辺のショップや美術館や温泉の紹介が主体となっている。
中をのぞいてみると、たくさんの情報とともに信州の空気も一緒に運ばれてくるようで、見るだけで行きたくなってしまう・・・・・


なかでも気をひいたのは、蓼科のハーブショップ「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」というお店。
店主の萩尾エリ子さんは、東京から蓼科に移り住んで30年という。ハーブの本も出していて、興味をひく人物である。
イギリスのハーブの第一人者に会いに行ってハーブの勉強をした。
標高1000メートルの寒さでどうやってハーブを育てるか?
また、諏訪中央病院のハーブガーデンにも携わっている。なんだ鎌田さんのいる病院ではないか


いずれにしろ一度は行ってみたい店を発見した。
地方雑誌はなかなか個性があって面白い

告白

2010-04-20 | 日記
とうとう読み終わりました
感想は、まあまあでした。

確かに構成がしっかりしていて、語り手が章ごとに変わり、最終章になると全体像がわかってくるというしくみ。

HRでの女性教師がクラスで告白する。
そして、最後の告白・・・・・(ドンデンがえし・・・)
犯人を追いつめた彼女がした行為とは・・・・・

映画化されるときいた。
女性教師が松たか子であるので、良い演技が期待できそう。

ただ、全体的には、物足りなさを感じた次第である。

15年

2010-04-19 | 日記
2007年1月からの新聞スクラップのファイルをもう一度整理した。
古いファイルのリサイクルによる使いまわしのためである

もう一度、残しておきたい記事と不要な記事を選別した
そうしたら、塩野 七生の記事がでてきた。
そうこの歳に「ローマ人の物語」を完結したのだ。全15巻を15年かけての偉業
すごい長さと集中力と粘りだと思う。

調べてみると、1年の半年を歴史の情報収集と精読に費やし、残りの半年で執筆し、それを15年間継続した。すごいことだと思った。
内容はもちろんローマ帝国の成長、安定、衰退期をまとめている。

是非この15巻を読み始める前にほかの作品を読んでみようと思う。
没頭すれば、中に入ってゆけるのだが・・・・・
いずれにしろ、1992年の第1巻から2007年の15巻まで、なぜ塩野 七生は15年もの歳月をかけて、ローマの全史を書くことにしたのか?
それは読み終わったときにわかるだろう・・・・・

観てきました(Le Concert2009)

2010-04-18 | 日記
昨日川崎で「オーケストラ」(2009年、フランス映画)を観てきました
笑いあり、涙ありで結構楽しめました
廻りのお客さんはみなさん、50代・60代の人たちで満席でした。

ロシア・ボリショイ交響楽団で清掃員として働くさえない中年男が、急きょ出演できなくなった楽団の代わりに、
昔の楽団仲間を集めてパリ公演を成功させる話。
この計画のほんとうの目的が判明したときに、あたたかい感動が胸を打つ・・・・
それがラストシーンだが・・・・

主役の指揮者アンドレ(A・グシュコブ)と準主役のソロ・ヴァイオリニストのメラニー・ロランはとてもよかった。
それと、チェロ弾きのグロスマン役の巨体の黒人の演技と演奏が良かった(名前がわかりません)!!!!!!!

寒かった土曜日の午後、久々に太陽を拝み、それからこの映画をみたのでさらに気分がよくなりました。
気分転換には良い映画だと思います。
もちろん、チャイコフスキーやバッハやマーラーの曲も素敵でした。
アメリカ映画ばかり観ていると、こういうヨーロッパ映画が恋しくなります


ブック・オフ

2010-04-16 | 日記
今日、仕事の帰りにブック・オフに寄って本を4冊買ってきた


買ったのは

   ①ル・クレジオ 「海を見たことがなかった少年」
   ②③宮本 輝  「花の降る午後」(上・下)
   ④千住 博   「ルノワールは無邪気に微笑む」
                          である。
締めて1400円という安さ。1冊350円(すべて文庫・新書サイズ)

ル・クレジオはフランスの作家でノーベル文学賞を受賞した人で、日本ではあまり知られていない。
彼の作品はまだ読んでいないが、日本ではハードカバーがほとんどで安くて2000円程度する。
今回文庫になった短編集があったので感激している。


ブックオフは庶民の味方である。
普通の本屋にない古い本もきれいに手入れがなされ棚に並んでいる。
ありがたいことだ。
逆に、作家やマンガ家には印税が入ってこないから反対であろう。
それはともかく、今後も多いに活用しようと思う