晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ママカリ

2009-12-03 22:02:11 | Weblog
 岡山の郷土料理のひとつはママカリ。
 いつものスーパー朝市の目玉、新鮮魚貝類の詰め放題で得意技を発揮し獲得した銀色に輝くピチピチの魚達です。
あまりの美味しさに隣の家へママ(ご飯)を借りに行くと地元では絶賛される料理です。若者にはあまり好まれないようですが・・・。
すでに半分は焼き魚の三杯酢漬けでいただき残りはじっくり生姜酢漬けしましたので今が食べ頃です。
 二世帯同居の台所に女は二人要らないと言われますが、時々出没し自分が食べたいものを作る勝手気ままな料理人です。
 嫁の私が立つ台所には姑の母は口出しも手出しもしませんでしたが、現在、娘が主体の台所に実母の私はツカツカ立ち入っております。
 そして、たまに料理でもしたものならば辺りかまわず散乱した台所は足の踏み場もなくなる始末です。
 実に申し訳ないことに今夜は娘の手を借りてやっと収拾が付いたのでした。
ママカリどころか・・・。

  < 母の味 ふるさとの味 伝えたく・・ > 

しあわせ

2009-12-02 22:15:31 | Weblog
 ××ヶ丘小学校。名まえのとおり小高い丘にあり、わが家からは背後から見上げる場所に位置している。
 低い処から眺めるためいつも空とのコントラストがいいなあーと感じています。
この時季は近くの公園の紅葉も加わってロケーションもより良い。
こんな素敵な場所がある事を子ども達は知っているのだろうかと思うのです。
恵まれた環境で、青空を見上げ、色づいた山々を眺め、澄んだ空気をいっぱいに吸い込む喜びを感じているだろうか・・・と老婆心。
 自分の背中はみえないものですから・・・。

  < 気が付かず 自分で背負う 幸せに >

ホウロク

2009-12-01 19:36:48 | Weblog
 <近道を探そうとしない事。価値のある良いことはみんな、時間も手間もかかるものです。>とターシャ・テューダーさんのお言葉です。
 そうだ!そうだ!ごもっともと先日は、和の台所用品ホウロク(焙烙)をついに買い込んだのでした。恥ずかしながら私、昭和半ばの生まれとはいえホウロクは初めてお目にかかります。
 今年初めて栽培した<エビス草>をお茶に焙じるためです。
決明子(けつめいし)とか呼ばれるようでその名を聞くと怪訝な顔をされるのは若い方々でした。
 細く長い莢が褐色になったものから摘み取り、丁寧に実を取り出し乾燥。
愛用のストーブの上でゆっくり、ゆっくり丁寧に焙じると香りもたち、その様は和製ターシャとでも言いましょうか・・・。
 健康茶でスローなスローな生活ですが、実は慌ただしい毎日なのです。

  < 時を越え 価値を示した 調理器具 >