類別克服法

身体均整法の類別克服法についての解説

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

【耳の矛盾克服法】1 矛盾を克服する基礎

2013年12月07日 14時21分32秒 | 耳・鼻の矛盾克復法

【耳の矛盾克服法】1 矛盾を克服する基礎

イ 脊髄神経の基礎HOU操法

A 耳の機能を鼓舞する場合には、第一、二頸髄神経を鼓舞します。操作は、第一、二頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に刺激します。

B 耳の機能を抑制する場合には、第四頸髄神経、第一、三胸髄神経を鼓舞します。操作は、第四神経を頸椎骨、第一、三胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に刺激します。

C 耳の器質を鼓舞する場合には、第七頸髄神経を鼓舞します。操作は、第七頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に刺激します。

D 耳の器質を抑制する場合には、上頸並びに星芒交感神経節、第五胸髄神経を鼓舞します。操作は、上頸交感神経節は、DA代参第三、第四頸椎骨の横突起の間を側方より締めつけて、上方に向かって師刺激します。星芒交感神経節は、第一、二胸椎骨の横突起間、第一胸椎骨の肋間結節下縁に向かって側方より締めつけて刺激します。第五胸髄神経は第五胸椎骨肋間下関節突起外縁部を上内方に刺激します。

ロ 経絡の基礎操法

A 耳の機能及び器質を鼓舞する場合には、大腸腺を抑制刺激し、膀胱、腎腺を鼓舞刺激します。

B 耳の機能及び器質を抑制する場合には、胃腺を鼓舞刺激、膀胱腺を抑制刺激します。

 

 

コメント

小関先生による『類別克復法講座集』のはしがき。(小柳

2013年03月06日 13時42分27秒 | 矢野先生版『類別克復法講座集』

はしがき

時代や環境とともに調整法が変わっていくのが当然である。したがって現生活下ではオステオパシー的に操作するのが望ましい。亀井進先生と私の意見が一致し、「わたしが専任講師を引き受ける。小関先生、あなたは会長を引受けてくれ。均整協会の習会の一日あるいは折をみてオステオパシーを説く。そして、共著で本を出版しよう。」という発想から、日本オステオパシー協会が発足した。
 骨格、筋肉、反射法を説き、そして器械化してゆこうという目的であった。それから益々亀井先生は、不眠不休、心血を注ぐ研究を続けられ、そして過労に倒れ、ああ今は不帰の人となってしまった偉大なる指導者、故亀井進先生。
 先生が病床にある頃、その御快復を願う会員の祈りは切なるものがあった。
 そのころ兵庫の吉村英子会員から、「講習会における類別克復法の講義を整理したノートがある。これを編集出版して副本操法解説書として会員の皆さんに買っていただき、そのお金を先生の闘病資金として差し上げたら」との提案があった。
  それはグッドアイデアである、ということになったが、その編集の大仕事を誰がやるかが問題であった。亀井先生は、山根理事の編集が気にいっておられたのだが、山根理事は均整法の講座集の編集が残っているので無理である、それで矢野会員に依頼したところ、「その任でないし、健康に自信もない」ということであったが、事情をよく説明したところ快く引受けてくれ、なみなみならぬ努力の結果できあがったものである。
 ひもとけばおわかりのように、東西医学的にも説いてあるし、スポンデロテラピー的でもある。総説には原理原則を、第二論は類別克復法の理論とテクニックの解説がなされている。残念なのは血流克復法まででブッスリと途絶である。
 ただし病名別に付してあるからといって病気をなおそうというものではない。病気は医師に託すべきであり、あくまでも運動系の歪の調整にすぎない。受者のみなさんは、病名を云わないとわかってくれないので、英語しかわからない外人に日本語で理解させようとするの愚を避けているだけである。
 病名は参考として、あくまでも心の歪、体の歪の操法に励んでもらいたいと願うものである。
 最後に、編集の労をとられた矢野□雄先生、校正に当たられた山根兵太郎・坂本末広先生、印刷の須賀愛美様に深く感謝の意を表します。
 そして、故亀井先生安かれと、祈ります。
 
 
日本オステオパシー協会会長
身体均整協会理事長
 
医学博士 小関勝美
コメント

矢野先生版『類別克復法講座集』第一編 総説 はじめに(小柳

2013年03月01日 07時20分54秒 | 矢野先生版『類別克復法講座集』

第一編 総説

 
はじめに
 
 身体の矛盾克復に用いる神経反射法とは、体表部の感覚受容器に刺戟を加えることによって、反射弓を介して、末梢の奏効器に反応を惹き起こさせて、諸器官の異常を回復せんとする技法である。
 神経反射法のうちで、脊椎部において、脊髄反射を中核として調整刺戟を加えるものを、脊髄神経反射法という。
 ここに述べる“身体均整法 類別克復法”は、脊髄神経反射法並びに経絡反射法を用いて、身体の各器官の矛盾を克復する手技操法である。
◉身体均整法の根幹となるものは、平衡、強弱、可動性の三法則であり、この三法則に基づいて観察し、設計(デザイン)し調整を行うのであるが、その調整に用いる手技(テクニック)は、カイロプラクティック的な技法あり、スポンデロテラピー的なものあり、オステオパシー的なものあり、古武道的なものあり、東洋医学の経絡現象の応用あり多彩なものである。故にカイロプラクティックの立場でみるひとにはカイロプラクティックのようにみえ、オステオパシーの立場で見る場合にはオステオパシーの如く思われ、スポンデロテラピーの考えで見る時にはスポンデロテラピーのように受け取られる。しかしそれは正しい見方考え方ではない。
同じく鋸、かんな、のみ等の道具を用いて作業しても、大工さんは家屋や家具を造り、下駄の職人は履き物を作り、彫刻家は美術品を創作する。均整法の法則に基づき観察調整すれば、如何なる手段を用いても、それは立派な均整法となるのである。この講座における各器官の矛盾克復法において行使する手段は、アメリカのスポンデロテラピー及び東洋の経絡調整法を応用しているのであるが、身体均整法の名を冠して銘打っている以上、おのずからその観点を異にするものである。
◉この講座のテキストとして用いる「身体均整操法類別克復法」は、便宜上アメリカのスポンデロテラピー(脊髄神経反射法)を根幹として記述してあるが、それだけではなく、骨格や筋肉を対象のオステオパシーやカイロプラクティックの技法を加え、さらに東洋医学における経絡も加味して構成されており、又そのテクニックにおいては、アメリカにおけるそれとは全く異なった独特な技法であり、身体諸器官の矛盾克復にはこれが最高である。
 尚、本法にて用いる経絡は、針灸で用いる場合とはその観点を異にするものであり、経絡を運動系の伝導路として用いるところに特色がある。
◉アメリカにおいて、オステオパシー、カイロプラクティックとともに、三大手技療法といわれているこのスポンデロテラピーは、エブラムス博士が近代医学に照らして、いろいろと実験して創始し、1910年に発表された優れた療法であるが、現在ではアメリカにおいては、これを行使している者は殆どいない状態に衰微し、オステオパシーとかカイロプラクティックとかの骨格、筋肉を主眼とする療法のみが行われている。
しかし個々の疾病を治すには、スポンデロテラピーは一番すぐれた療法である。それなのに何故次第に行われなくなったかというと、医学の進歩とともに、病気を治すことは医師の領分となり、民間で行われることが認められなくなったこともあるが、元来アメリカ人は手先が不器用であり、日本で行われているような、いろいろな手技による調整法ではなく、器具を用いて刺激を行うような微妙な調整が行えず、折角すぐれた理論に基づきながら、それを利用する者が少なくて衰退したものと思われる。骨格、筋肉を目標とするオステオパシーやカイロプラクティックでも合衆国政府が医学として認めているわけではなく、州知事が認めているにすぎない云わば民間療法のようなものである。
◉この講座で述べる類別克復法は、単に物理的な反射作用のみならず、精神的な要素も内包されているものである。
 人間は物質的な要素と精神的な要素とを兼ね備えた生命体である。或いは心主体従とみることもできるし、或いは体主心従とみることもできる。
 スポンデロテラピーは、オステオパシーやカイロプラクティックに比べて、心理的要素が大きく影響を与えている。この場面を無視して行うと、良かれと思って加えた操作が、却って悪結果を招くこともある。故に操作に当たっては、心理的な要素に充分に考慮を払って行うことが必要である。
◉この「類別克復法」に収められている数多くの個々の疾病に対する神経反射点については、すべて精密な電気的検査を行って、その効果を確認したものである。即ち、神経反射の場と反射作用を、個々の疾病について探究する作業には、十年の歳月を費し、苦心の末まとめたのが、この「類別克復法」であり、我々が日常臨床上当面する主要な疾病については、余さず収録したつもりである。
 しかし、このテキスト出版以後において、研究を進めた結果、調整法について訂正を要する個所もあり、或いは追加補足を要する所もあり、また削除してもよい個所もところどころに見受けるようであるが、それらはその項目の説明の時に述べることにしたい。
◉尚ここでカイロプラクティックとオステオパシーについて一言するならば、カイロプラクティックは元来は、脊椎骨に加える衝動による脊髄神経反射作用を用いて疾病を治す目的のものであったが、いつしか椎骨の変位を矯正する整骨技術のようになってしまった。
 本来のカイロプラクティックは脊椎のみを対象としているのに対して、オステオパシ 
ーは筋肉調整により全身の骨格のつり合をとることを目的にしており、整骨法として優れた技法である。
 今回、神経反射法の講座を開くにあたっては、カイロプラクティックやオステオパシーの、個々の疾病に対する応用テクニックをも解明してゆきたい意図も含まれている。それらに対する答は、実際にこれを使ってみることによって得られると思う。
 ただ単に骨格の変位を復位させるだけなら簡単なことであるが、これから述べようとすることは、健康の増進が目的であるから、一ツ間違えば逆効果となり、矛盾が累加されて症状が増悪される結果ともなるから、充分に意をこめて克明に述べて行くつもりである。

 

 

コメント

【眼の矛盾克復法】 3 矛盾克復上の参考

2013年01月05日 17時17分01秒 | 眼の矛盾克復法

1.眼の機能関係は、第四頸髄神経および第一、二、三胸髄神経が司り、視力は上頸並びに星芒交感神経節、第三、九、十胸髄神経、第一腰髄神経が司っている。

2.瞳孔の収縮は副交感神経が司り、散大は交感神経が司っている。

3.涙を促進するのは副交感神経、抑制は交感神経が司っている。

4.副腎髄質ホルモンは瞳孔拡大筋を収縮せしめる作用があるので瞳孔を拡大する。

5.膵臓ホルモンの欠乏は視力障害をもたらすに至る。

6.ビタミンAが欠乏すると夜盲症を生起する。Aは眼の働きをよくし、生き生きさす。

7.ビタミンCの欠乏は眼底出血の原因となり、白内障の誘因になる。

8.白内障は、肝臓の働きで出来るアミノ酸の代謝異常により水晶体の蛋白が性質を変える現象である。水晶体はビタミンCを合成する。白内の場合は水晶体にCがなくなっている。即ち、白内障は肝臓の異和により、アミノ酸の一種である「トリプトファン」が変化して代謝物が出来、それが血管を通って水晶体に運ばれて、水晶体蛋白が変性して生起されるものである。

9.眼の矛盾を克復するには、上頸並びに星芒交感神経節、第九胸髄神経が重要な役割を務める。

10.眼に血筋が現われ、皮膚の色が潤濁している者は、右上肢が緊張し、右半身に重心が掛かってる証左である。

11.眼底が膨張し動脈硬化のある者は、左上肢が緊張し、左半身に重心が掛かっている証左である。

 

コメント

【眼の矛盾克復法】 2.矛盾を克服する類別操法

2013年01月05日 17時16分27秒 | 眼の矛盾克復法

イ 眼の充血克服法

一、応用神経と応用経絡腺

   第三、七頸髄神経鼓舞、第一、二、三胸髄神経を抑制する。

   大腸腺を抑制する。

二、克服操作法

   第三頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。又は、第七頸椎骨の横突起下縁部を側方より締めつけて上方に向って  鼓舞刺戟する。又は、第七頸椎骨の横突起下縁部を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟しても克復する。或は、第一、二、三胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺激しても克復する。

   経絡では、拇指と示指のつけ根の間(合谷)を示指側に向って強圧して抑制刺戟する。

三、参考

   緊張側を操作する。第三胸椎は右側を操作する。

ロ 眼精疲労の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第二、三、七頸髄神経を鼓舞し、第一、二、三胸髄神経を抑制する。

   大腸腺を抑制する。

二、克服操作法

   拇指、示指の間(合谷)を示指側に向って強圧して抑制刺戟し、第七頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟、第一、二、三胸椎骨の下関節突起外縁部を上内方に抑制刺戟、第二、三頸椎骨の下関節突起外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

三、参考

   重心の掛かっている側(緊張側)を操作する。第三胸椎は右側を操作する。

ハ 黒内障、失明、結膜炎の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第三頸髄神経を鼓舞、第三、七胸髄神経を抑制する。

   胆腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   胆嚢賦活法を施行し、第三胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、第七胸椎骨の左側下関節突起の内縁部を上方に向かって抑制刺戟、第三頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

三、参考

   第三頸椎、第三胸椎は重心の掛かっている側(緊張側)を操作する。

ニ 白内障の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第一、三、七頸髄神経を鼓舞、第四頸髄神経、第一、三、五胸髄神経を抑制する。第九胸髄神経を鼓舞する。

   大腸腺を抑制し、胆腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   拇指と示指のつけ根(合谷)を示指側に向かって抑制刺戟、胆嚢賦活法を施行、第一、三、五胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、第七頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、第七頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺激、第九胸椎骨の右側下関節内部を上方に向って鼓舞刺戟、第四頸椎骨の横突起の下縁部を側方より締めつけて上方に向って抑制刺激、第三、第一頸椎骨の下関節突起外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

三、参考

   第九胸椎骨以外の送付は、体の緊張せる重心側を操作する。第三、五胸椎は右側を操作する。

ホ 眼球疼痛の克復法

一、応用神経

   第四頸髄神経、第五胸髄神経を鼓舞する。

二、克復操作法

   第五胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟、第四頸椎骨の横突起(緊張側)下縁部を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟する。

ヘ 上眼瞼下垂の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第一、第二腰髄神経を鼓舞する。

   胆腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   第一、二腰椎骨の下関節突起の後縁部(緊張側)を上方に向って鼓舞刺戟し、同横突起部を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟、胆賦活法を施行する。

ト 下眼瞼下垂の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第四頸髄神経、第一、三、五胸髄神経を鼓舞する。

   大腸腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   拇指、示指のつけ根の間(合谷)を示指側に向って鼓舞刺戟し、第五胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟、第一、三胸椎骨の下関節突起の外縁部(緊張側)を上内方に鼓舞刺戟、第四頸椎骨の横突起下縁部(緊張側)を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟する。

三、参考

   体の重心の掛かっている側を操作すればよいのである。第三胸椎は右側を操作する。

チ 弱視の克服法

一、応用神経と応用経絡腺

   第三、七頸髄神経を鼓舞する。第四頸髄神経、第一、三、五胸髄神経を抑制する。

二、克復操作法

   胆賦活法を施行、第七頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟し、第三胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟し、第三頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。又は第一、三胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、第五胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、第四頸椎骨の横突起下縁部を側方より締めつけて上方に向って抑制刺戟し、第七系頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟してもよい。

三、参考

   第三、五胸椎骨の操作は体の重心の掛かっている側を操作する。

リ 斜視の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第四頸髄神経、第一、三、五胸髄神経を鼓舞する。

   大腸腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   拇指、示指間の合谷を示指側に向って鼓舞刺戟し、第一胸椎骨の横突起部(肋骨結節下縁)を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟し、第三、五胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟し、第四頸椎骨の横突起下縁部を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺激する。

三、参考

   第三、五胸椎骨以外の操作は体の重心側を操作する。

ヌ 眼の星の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第一、二、三胸髄神経を鼓舞する。第三、四胸髄神経を抑制する。

   胆腺を鼓舞する。大腸腺を抑制する。

二、克復操作法

   拇指と示指のつけ根の間(合谷)を示指側に向って抑制刺戟し、第三、四胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、胆賦活法を施行、第一、二、三頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

三、参考

第三、四胸椎以外は体の重心側を操作する。

ル 夜盲症の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第九、十二胸髄神経を抑制する。

   胆腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   第九、十二胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟し、胆賦活法を施行する。

三、参考

   操作は体の重心のかゝっている側を操作する。

オ トラコーマの克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第七胸髄神経を鼓舞する。第十、十一、十二胸髄神経を抑制する。

   胆腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   第十、十一、十二胸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟し、胆賦活法を施行、第七胸椎骨の左側下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

三、参考

   第七胸椎骨の左側に肥厚が触知されるからその肥厚を消散すること。

ワ 多涙症の克復法

一、応用神経と応用経絡腺

   第二、第三強髄神経、第一腰髄神経を抑制し、第四胸髄神経を鼓舞する。

   大腸腺を鼓舞する。

二、克復操作法

   拇指と示指の指の付根(合谷)を示指側に向って鼓舞刺戟し、第二、三頸椎骨の下関節突起の外縁部を上内方に抑制刺戟、或は第二、三頸椎骨横突起間を側方より締め付けて鼓舞刺戟してもよい。次に第一腰椎骨の下関節突起の後縁部を上方に向って抑制刺戟し、第四胸椎骨の横突起部(肋骨結節下縁)を側方より締めつけて上方に向って鼓舞刺戟する。

三、参考

   多涙側を操作する。頸椎は頸部の緊張側を操作する。軽度のものは腋下前腺の第四肋骨下を鼓舞刺戟すれば速効的に克復する。

カ 神経性眼の克復法

一、応用神経

   第三、四胸髄神経を鼓舞する。

二、克復操作法

第三、四胸椎骨の右側下関節突起の外縁部を上内方に鼓舞刺戟する。

 

コメント