くまのとっつあん(若丸座長)は金の亡者、
自分の娘(らんかさん)を年寄りの油問屋伊勢屋の
主人に嫁がせ、亡くなれば娘に財産が転がり込み、
自分が儲けられると企む。
それを知った兄(まいとさん)は全力で阻止する。
兄妹の育ての親であるとっつあんともみ合いになり、
とっつあんの肩に刀傷を負わせてしまう。
傷を負わせた兄が逃げ帰った後に現れた岡っ引き
(剛副座長)。この人も、とっつあんにお金を借りている。
傷を負うとっつあんがいなくなれば、借金を返さなくて済むと
考え、とどめを刺す。そして、刀傷を負わせて逃げる兄の
後姿を目撃していたので、兄にとっつあん殺しの罪をきせる。
殺人現場にたまたま、通りかかった兄の兄弟分であるやくざ
(せいやさん)そばに落ちている煙草入れが、兄弟分の物だと
気付く。もしや兄弟分がやったのでは?
兄妹の家に行って真相を確かめ、兄の言葉を信じ助けてやろうと
するのだが、、
果たして運命や如何に~
随所に笑いが起こり、楽しいお芝居。
お客さん達も笑うためにここに集まっておられる。
若丸座長の笑いを学ぶために舞台人、落語家が集われるのも
納得。
都若丸劇団はたくさんの劇団員、どんなお芝居もできていいだろうな
と思うが、劇場、センターの設備の都合でやりたいお芝居が思うようにできない。
決して手を抜いているのではないということを座長が仰っていた。
でも、普通の劇団は人手が足りなくて、したいお芝居ができないのでしょうから。
その点は大所帯でいいなぁと思う。
今回は、都若丸劇団 命 の姉の招待で観劇させてもらった。
いい席で、写真もたくさん撮ってきたのだが、
劇団よりUPはNGとのことなので、残念
来年は、たくさん大阪におられるそうなのでまたいつか行きたい。