僕にもクリスマスが・・・

ようやく僕にもクリスマスがやってきたような気分。

もしも毎日がクリスマスだったら・・・。

春陽座 <江戸の花駕籠>@ぶらくり劇場 20181116

2018-11-19 19:35:13 | 残しておきたいもの
 





演目:江戸の花駕籠

賭場でいかさまをしようとした三太郎(心座長)
それを見つけた子分達が念仏四郎兵衛
親分(かずま座長)につきだす。
そんな時には、手足を切り離されても仕方がない。
しかし、心の大きな親分は三太郎がなぜ
いかさまをしようとしたのか、その理由が聞きたいと。
どんな目に遭わされても文句が言えない状況なのに、
自分の話を聞いて下さる親分の優しさに感謝しつつ
話し出す三太郎。

三太郎には菊という妻がいる。
その妻とは親の反対を押し切って
夫婦になり、甲州を後にして江戸に出てきた。
博打好きの三太郎、自分から博打を取ったら
何も残らないほどだという。
そのうち、元気だった妻の菊も病気になり、
今では高薬に頼るしかないという。
しかし、その高薬を買う金がない。
その金を得るためにいかさまをするしかなかった。

その話を聞くや否や四郎兵衛は「自分と勝負をしないか?
と、自分が勝てばお前の命をもらう。
しかし、お前が勝てば薬を買う金をやろう」と。
二つ返事でその勝負をすることにする三太郎。

三太郎が持ってきたいかさま賽で勝負しようと親分。
はなっから、勝つ気持などなく、金を差し出す四郎兵衛。
感謝の涙を流す三太郎。

それから、三年後、四郎兵衛は労咳で病の床に臥せっている。
子分も今ではもういなくなっていて、妹のおみつ(かなさん)
と二人の長屋暮らし。
大家からは店賃を支払うよう矢の催促。
兄の病気の治療の為、お金が至急必要となる。

兄想いのおみつ、自分の身を売ってでもお金を工面しようと
する。

さて、おみつが奉公先に選んだ店というのが、三年前四郎兵衛が
助けた三太郎の店。

果たして運命や如何に~

個人的には、大家役の北條真緒さんが面白かった。
大阪弁でいう、すこっちょい感じ。
巻き舌の荒くれものの感じ、威圧感が半端ない。
ここまで気持ちのいい、ハッピーエンド、おとぎ話は初めてかも。



来月の京橋羅い舞座での公演 12月16日(日)
忠臣蔵 with オペラ
~オペラで冬の贈り物~



たまたま、前日に新聞広告がでていたので、
かずま座長に聞いてみた。

総監督は近江飛龍座長だが、ショーの構成はかずま座長が任せられているそう。
夜も寝ずに、頑張ってお仕事をされているそうな。
そのせいか、声が枯れてました。
飛龍座長とかずま座長って似てらっしゃる。
お芝居が大好きで、舞台に立つとブレーキがきかないくらい頑張られる。
その分、傍で見ていると心配になります。
病気をされないように、少しは休養をとりながら、お仕事していただきとう
ございます。













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