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【ドルガン】ドルガンの起き攻めを巡る攻防(3)

2011年07月18日 11時04分59秒 | ドルガン
<毎回冒頭に書いておこうと思う、カオブレの必須知識>
■起き上がり、空中くらい復帰直後の1Fは、必殺技・マナバーストを発動できない

→つまり、そのタイミングにしっかり技が重ねられているとガード以外の選択肢はない
→即ち、こちらの選択肢が一つ消えた状態で、相手に攻めのチャンスが渡ることになる

■ジャンプの空中移行は5F目、通常投げの発生は5F目

→ジャンプの1~4F目は地上判定であり、投げも喰らうし、攻撃があたれば地上ヒット。

■マナカウンターや、6Dなどの相手をふっとばす攻撃を空中喰らいした場合、受身不可

→つまり、相手に確実な起き攻めのチャンスを贈呈するということになる

■A攻撃をガードさせた場合、一般的にこちらが1F不利の状態となる

→両者同じキャラ、同じ技で想定した場合、片方がガード再度A攻撃を出そうとした場合、
もう一方がガード後にA攻撃を出してきたなら、発生負けかつカウンターヒットで喰らう。


上記は、カオブレの読み合いをしていくうえで必携の知識。


■ドルガンの起き攻めスタート

ここから本題で、ドルガン記事。

さて、前回の同記事から2ヶ月以上すぎてしまった。さすがにこれは反省だ。
あえて幸いとするなら、PSstoreが再開となったのでそれ合わせで入って来た人には、
そこそこいいタイミングでの情報提供になるかもしれないという点。
ドルガンなんぞ、新規でそう使い手なんているもんじゃない→故に動きもよくわからない。

※バックナンバー
【ドルガン】ドルガンの起き攻めを巡る攻防(1)
【ドルガン】ドルガンの起き攻めを巡る攻防(2)

(2)はおまけみたいなものとして、(1)からの続き。
(1)で書いた内容を大雑把に言うと、ドルガンの起き攻めの展開は鉱石運び(コマンド投げ)
を決めて、受身不能の追加攻撃を入れて、そこにをB岩削り(突進技)で近づいてスタート。
ここでの選択肢は、再度の「鉱石運び」と対の打撃となる「屈A」。
決めたいのは「鉱石運び」。相手が大人しくしていればすんなり決まる。
逆に言えば、大人しくしていれば投げられてしまうわけで、当然相手は抵抗する。


今回はここから。
こちらの鉱石運びへの相手の抵抗手段の筆頭は、当然「ジャンプ」。次点が小技での暴れ。
しかし、これらはそこを見透かしたドルガン側が屈Aを出せばいずれも潰すことが可能です。
ドルガンが数フレーム有利な状態なため、ジャンプは空中移行前状態で屈Aを喰らい、
小技に関してもやはり発生する前にドルガンの屈Aが発生して喰らってしまうという寸法。


■屈Aヒットからの選択肢

ドルガンのA攻撃はどれも発生は6F。その中で屈Aを使う理由はヒット時の有利時間。
その有利時間は6Fなので、再度屈Aが繋がり、端なら屈A×3までのダメージが確実に見込める。
【屈A×3】。まず、これが一つめの選択肢。ノーリスクにとれるダメージだけを確実にとる。
屈A単発でヒット確認ができるのであれば、【屈A→A岩削り】もアリ。ダウンとれてダメージも↑。

この確定コンボを相手が理解して、ミスを期待してガード態勢をとりっぱなしなら、
おもいきってコンボを捨てて、再度【鉱石運び】を狙いに行くという選択肢が出てくる。
ちなみに、相手が暴れて屈Aがカウンターヒットしたら、鉱石運びはコンボにできます。

鉱石運びがあるとわかれば、相手は暴れやジャンプ入れっぱなしの考えも出てくるはず。
そこを斬ることができる選択肢がドルガンにもあって、それは【立B】。
この技、発生が9F。屈Aヒット時に6F有利をとっているため、都合、相手が動き出せる状態から、
3F目に技が出ることになります。3F目なので、相手の通常技には発生勝ちできるし、
ジャンプであっても空中に移行する前を切れるため地上ヒットさせられる。
うまく読みがかみ合ってヒットしたなら、マナバーストまで繋いで大ダメージ。


あとは、色物としては、【屈A→立A→岩盤崩し】なんてのもある。
岩盤崩しは、屈Aヒットの6F有利から出してしまうとまだ相手が投げられ判定が復帰していなくて
スカってしまうのだけど、立Aヒットの4F有利からなら投げられ判定はすでに復帰。
これがまた決まると気持ちいい。ドルガン1Pなら、相手は暗転見てからジャンプで回避不可だし。
立Bのヒット時有利も4Fなので、先述の状況でも狙えます。端の屈A→立B→岩盤崩しは間合い内。


とまあ、手の内と仕組みをこんだけさらしてみました。
こうしてみると、どちらにもどの状況にも次にすすめる選択肢があるわけで、
特別ドルガンに利する状況というわけでもありません。

見ての通り、こちらの手札は丁寧を以て開示しました。すなわち、純粋な「読み合い」はここから
もう、「わからん殺し」だのという言い訳はききません。「読み合い」を制した屈したのみ。



ただ、自分なりに、受ける側が思考の足しにしてよいのではないかというところもついでに。

・起き攻めの最初の初手(鉱石運びor屈A)への対応は、決め打ちしかない。
 コマ投げの挙動見てからジャンプとか、屈A見てからガードとか絶対無理。
 そこは、体力差、ゲーム展開、相手プレイヤーの思考(リターン重視かリスク重視か、
 状況判断できるタイプか否か、人読みに長けているか否か)などから「ガード」か「ジャンプ」を素早く決断する。

・屈Aを喰らったら、最低限屈A×3のダメージはとられるものして覚悟すれば、
 確率的にはジャンプを入れておくのが一番賢いとは思う。
 相手が屈A×3のつなぎをミスしても喰らってしまうことになったりもするけど、
 もともと喰らって当然の屈A×3。それよりも、鉱石運びが来た時にかわせることが大きい。
 (ジャンプでかわせれば、JC→立Cとかのコンボを決められるしね)
 ジャンプ殺しの立Bも存在しますが、ドルガン側も素早い選択をする中であれのヒット確認は至難。

・マナバーストであれば、ほぼ全ての選択肢に勝てるはず。スキマさえあれば当たる。
 初手にしても、屈Aは起き上がりの重ねまでできてるとは考えにくい。
 (これに関しては、バックナンバーの(2)を参照するとわかるはず)
 喰らってしまったドルガン側は、接近とダメージの取り返し方法を考えないといけない。

・言ってしまえば、自分の中でのドルガンの一番理想的な勝ちパターンがこれら。
 逆に言うなら、その形に持ち込ませないのが一番。持ち込ませないのはどういうことか?
 投げの間合いに立ち入らない、容易にダウンをとらせない、ということになる。
 つまり、やっぱりこっちから近づいたりせずに、ドルガンの間合い外から適度に追い払う程度に
 技を振るということ。ドルガンにしてみれば近づかないと結局何もできないので、
 近づいて殴り合いしてくれるだけで、拒否行動に出られるより断然勝利の芽は出てくる。



とりあえず、ドルガンの起き攻めはそんな感じです。
ただ、文章だとどうしても伝わりにくいし、イメージしにくいとは思うので動画にはしたいところ。



あと最後に、少なくとも1年以上やってる人は、ドルガン戦もっと頑張ってください。
教官は言った、「ドルガン相手にゲージを使うのは勿体無い」。ドルガンは見下ろす存在です。
ドルガンという問題に対しての戦術や解決策は、困難なものではないはずです。
ましてや、小難しい技術もいりません。過信と軽率さえ捨てれば、敗北リスクはほぼ消えるはず。
野球で言うならベンチ(監督)はあなた、国で言うなら首相はあなたです。
3キャラ1アイテム、そのチームを統べ動かすあなたの指示能力が問われています。
ドルガン側はひたすら考えてるよ。つまり読み合いって、理解してどう動くか、そういうことだと思う。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (富竹教官)
2011-07-18 17:28:27
>教官は言った、「ドルガン相手にゲージを使うのは勿体無い」

そんな酷いこと言ったかなw
ドルガンとかエリオンのDボタン以下の存在だよねとか、ドルガンってゲージくれるボーナスキャラだよねとか、それくらいだったら言った可能性は無きにしもあらず
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Unknown (富竹教官)
2011-07-18 17:32:48
あ、一応ジョークだからね(;´Д`)ノ
このゲーム、起き攻めテンポ早いくて勢いで押せるから、ドルガンもワンチャンあるし。
コマ投げ持ってて背が低いって点は優秀なのに、くぐりコマ投げが化けまくるのが使っててきつかったよ
返信する
Unknown (遠近)
2011-07-19 01:06:42
背景は、「なんで確定反撃でクラックル撃ってこないの?」に対しての回答だったかな。
当時、耳にして目から鱗だった。

懐に潜り込めればあっという間もありえるんだけどねー。
なかなかそこまでの展開に持ち込むのがねー。
きっちり対応されるとなかなか取り付く島が・・・。
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