ニセ札騒動

もう大晦日なんですね。こっちにいると年末の気がしません。中国は旧正月(今度は２月１７日が大晦日)がいわゆる年末年始なので、今日はいつもの日曜日と変わりなし。日本にいるとＴＶＣＭが嫌でも正月気分にさせてくれますね。セブンイレブンなんてこれでもかと正月ＣＭやってるんでしょう。


昨日ローソンのレジに並んでいたんですけど、前に並んでいた女の子と店員がギャーギャーと言い合い始めて、まぁいつものことかと眺めていたら、店員が女の子の出した５０ＲＭＢ札(約７５０円)に白い紙を重ねてコインでゴシゴシやり始めました。

おおっもしやと思っていたら初めて遭遇しましたニセ札騒動。

詳しい見分け方は判らないんですけど、その白紙を見せてこれはニセ札だと断言しておりました。たぶんニセは模様が浮き上がってないんでしょうね。

だけど女の子粘るんですよね～。これは本物だ！何で私がニセモノ使わなきゃいけないのって。

さすが中国、議論に負けたら人生負ける(死ぬ)ぐらいとことん食い下がりますね。だけど店員は帯の模様が違うと指差しながらダメ出しされ、さすがにあきらめたようです。すかさず自分の５０ＲＭＢと比べてみたらニセは色が濃かったですよね。

写真撮らせてもらえばよかったけど、こっちに八つ当たりされると困るのでやめておきました。あ、１０ＲＭＢで売ってもらえばよかったかも。

日本でも時たま聞きますけど、それでもニセ札が出たらＴＶニュースで取り上げられるほど稀ですよね。

こっちは気をつけないと、普段から札がめちゃくちゃ汚いから、ちょっと夜タクシーで釣りもらったりしてもわかりません。

最高価格札１００ＲＭＢなんて一般だと銀行からしか手に入らないのに、それでもニセ札に遭遇するってんだから(銀行すら完全にニセ札の歯止めにならない)。ここ中国ではだまされたほうが悪い。自分で自分を守ることが暗黙のルールです。

なんだかな～。