Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

プレゼン作り 4/14 (木)

2005-04-15 11:04:20 | リュウガクジダイ
サクラ。
土に返って、また来年!

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すごくイヤな夢で目が覚めた。
「何よ!はるばる遠くから来たのに、来て損したわ!」
って私のワークショップの参加者が怒って帰っていく夢。

なんだ、この夢は。現実味があるゾ。明日、実習先で校長先生に来週19日に行われる予定の保護者向けワークショップの内容を披露することになっている。こんな夢見るってことは、やっぱり不安なのかしら???

内容は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもを持つ保護者に向け、procrastination(グズグズ先延ばしにするクセ), scheduling(効果的なスケジュールの組み方), organizing(気の散らない勉強環境の作り方), motivating(動機付け), focusing(集中力)などをトピックに薬物療法ではなく行動療法の観点から10のtipsをプレゼンテーションするというものなんだけど…。





プレゼンター本人がプレゼン作りを先延ばしにして今に至ります…。ひゃー

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それはさておき、日本のADD/ADHDの子ども達ってどうなんでしょう。アメリカの小学生のように薬物療法にたよっている子が多いのかな。こっちでは昼休みになると、保健室に病院から処方された薬をもらいに来る子ども達の列ができます。日本の小学校ではどうなのでしょう?

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2 コメント

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ラストスパート (Mariko)
2005-04-17 06:14:10
お久しぶりです。ラストスパート真っ最中で忙しい毎日の様子が伝わってきます。今一番忙しい時期ですよね。あと少し、頑張ってね。



さて私もちょうど3年前のこの時期に親向けワークショップ、偶然にもテーマも同じ!をやりました。ADHDとひとくくりにしてもそれぞれ子供はいろんな特徴や気質を持っている。でも複数の人で話し合ったり、情報を共有することでその後の対応策っていろいろ広がるよね。それが親グループのメリットかなと、今の職場でも感じてます。



あと日本の小学校におけるADHDの子の様子ですが・・地域差もあると思いますが、私が関わっている地域については、薬物療法使っている子もけっこう耳にはします。利用しながらも、なるべく頼らずにという傾向の方が強いかなと感じているところ。それは後々の副作用についてまだクリアでない部分があったり、発達障害という言葉は認知されつつあるけど、まだ言葉ばかりが先走りしている部分もあり、それを公表することに抵抗がある保護者がいることも事実だと思います。「なるべく薬には頼らずに一日二回で昼はなし」がけっこう多いなという感じでしょうか。なので保健室前の「列」は見られません。あの光景って独特だよね?インターン先で驚いた記憶。



まとまりませんが参考まで。やはりこちらの小学校は担任の先生が児童について抱えこんでしまうこともまだまだ多く、一貫性のある対応が難しいことはよく指摘されていて、最近は児童指導部会などで一人の子について共通理解をはかり、行動療法の視点からどのように対応していこうかと検討される学校も見られます。



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ラストスパートの「ラ」の字にもたどり着いてない? (Rucco)
2005-04-17 12:27:03
Marikoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。そうなんです、いま忙しい時期なんですけど、やることがありすぎてゴールが見えてこない…(汗)。



そんなことより同じトピックでワークショップしていたなんて!びっくりしました。



それとそちらでの様子を聞かせてくださってありがとうございました。午後の学校生活を問題なく乗り切るために昼休みに薬を飲む…という小学生を見たことがないし(アメリカではよく見られますが)、日本の現状ってどうなんだろう~と思っていたんですよね。お話が聞けてよかったです。

やっぱりMarikoさんも保健室の「列」、印象に残ってますね??



もう1つ、日本では担任の先生が児童について1人で抱え込んでしまうということ、想像つきます。アメリカにの学校を見ていちばん最初に感心したことが、1人の生徒をチームで見る、ということでした。Child StudyとかIEP meetingなど(懐かしい響きでは?)、たった1人の生徒のために、サイコロジスト、カウンセラー、校長、スペシャルエデュケーションの先生、担任の先生、主要教科担当の先生方、両親などが集まって話し合うというのは日本の学校では経験したことがなかったので、新鮮でした。日本の担任の先生はそれだけ責任感が強いのかもしれないけれど、多くの智恵を借りることに損はないですよね。



でも色々お話が聞けて参考になりました。色んなケースのBehavioral Treatment、これからもしっかり勉強していこうと思います。
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