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■(第38話)トロピカル~ジュ!プリキュア「決めろ!あすかの友情スマッシュ!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第38話より)

あすか先輩の個人回。流れるような「今一番大事なこと」の結果、憧れのフェニックス学園で元生徒会長とテニスの試合をすることに。本当に見事なまでの行き当たりばったりです。計画的な行動も、やりたいことをただやるだけも、どちらも否定しているトロプリさんらしい。

元生徒会長が言うように、あすか先輩が一発逆転をするには練習試合で良いところを見せて推薦枠を交代、元生徒会長が学力で合格するのが近道です。
監督の視点でも(実力が本物であれば)入れ替え案は悪くなかったはず。二人一緒の方が実力を高めあいそうですし。経営層を説得できるのかはともかくとして。

だけど先輩はその可能性を放棄。リアルにいえば仲間の敗戦は死に直結しますから、優先順位的にはそうなってしかるべきとも言えますが、物語的にはクレバーではない。でも先輩は「今一番大事なこと」として共に戦う方を選んだ。
暴力事件の時の展開とも多少被るかもしれない。先を見据えて引くよりも、一緒に戦いたかった。

試合の最中のお互いの叫びも、別にこうしようと思って備えてきたものではない。その時その時にやってきたことが、たまたま今、表に出た。
「プリキュアとして戦い救った」「正体に気づいた」ことすらも、それ自体はさして重要なポイントでもなし。別にプリキュアやるためにテニスやめたのでもないので、当然といえば当然です。ただ「テニスをやめていた間、サボってグレてたのではない」は伝わったはず。

厄介なことに、元生徒会長も「今一番大事なこと」をやってはいたんですよね…。
その「一番大事なこと」が違っていた。それがここまでこじれたのは、両者が対話しなかったから。
とはいえ「対話して解決」は「計画的に動く」に通じるものがあるので、トロプリ的には反しているような。

(尤もトロプリ的には生徒会長の判断は「今一番大事なこと」ではないのかもしれない。劇中では「トロピカること」=「今一番大事」とも言えるようで、「辞退」はトロピカってはいないだろう)

実際、ふたりは何度か対話らしきものをしてきたのかもしれない。そして分かり合えずに決裂した。
「言わなきゃ分からない。言えば行動につながる」のハトプリに対し、「言うより行動。真意はその後についてくる」のトロプリとも言えるのかも。

口ではどう言ったところで、あすかさんの「暴力」は全面的には信頼できない。その思いがある以上は、両者の溝は埋まらない。プリキュアとしての戦闘は、その面での説得力はあります。命を賭して前線に出てるんだから、「考えなしに暴力を振るっただけ」はさすがに棄却できそう。まぁプリキュアさんが考えあって殴りかかってるかは疑問ではありますが。

多少不可解なのは、あすか先輩側の変化です。
「トロピカる部の活動を通じて、仲間も悪くないなと思った」と語っていますが、「良い仲間」というだけでは「テニス部と決裂してやさぐれたこと」の解消にはなっても、「テニス部を信頼するか」とは別です。テニス部時代はハブられていたとか、仲間なんていらないと思っていたわけではない。
回想カットから察するに「本来の彼女だったらしないようなこと」や「自分の判断基準とは違うこと」を経験することで、許容できる幅が広がったとかでしょうか。天文コスプレも無駄ではなかったのです。

思い返せば、ローラとも当初ぶつかっていました。先輩の価値基準からすれば、ローラは理解の外だったはず。それでもローラにとっての「今一番大事なこと」を通じて、彼女を受け入れるに至った。
理解できなかった生徒会長の行動も、諸手を挙げて納得はできなくとも、悪意はなかったとは赦せたのかも。

あすか先輩と生徒会長のこの件、別のプリキュアだったらどう解決するのか考えてみたら面白いかもしれない。
トロプリの「今一番大事なこと」で解決するには何気にかなり難しい問題だったと思うんですが、絶妙の着地をした気がします。

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