穴にハマったアリスたち

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感想:「なかよし」 2012年3月号

2012年02月03日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
明日のお披露目カーニバルには参加できないので、代わりと言っては何ですが久々の「なかよし」感想。
今年も上北ふたごさん担当で、非常に嬉しい。

■スマイルプリキュア! 第1話

星空さん:
 「わたし 星空みゆき!」
 「ハッピーエンドがだあい好きな中学二年生!」
 「…でもね…」

星空さん:
 「わかってるよ…」
 「ただあこがれて夢みてるだけじゃ」
 「ハッピーにはなれないって……」

映えある第9期ヒロイン様は、メルヘン大好きなハッピーエンドに憧れる中学二年生様。
台詞だけを見ると微妙にネガティブな印象を受けますが、「努力しないとハッピーにはなれない」と理解されている様子。
ガラスの靴を脱ぎ捨てて、いばらを乗り越え青い鳥を追いかける、そんな夢を見るタイプ。

襲い来る敵・バッドエンド王国の目的は、白紙の未来を黒く染めること。

民間人の皆さま:
 「ううっ…ダメだ…もうおしまいだ」
 「やっぱガンバってもムダだよ……」
 「おおお…」

ラビリンスの「不幸」、砂漠の使徒の「心が枯れる」、マイナーランドの「悲しみ」ときて、今度はネガティブ。
「ガンバってもムダだよ」とか、熱いな…。
日曜の朝っぱらから、大変に嫌な気持ちになれそうです。うぅ…明日は月曜日…。おおお…。

そんな駄目な大人を撃破するべく、星空さんは変身する。
プリキュア・スマイル・チャージ!!
Go!Go!Let's Go!ハッピー!

ハッピーさん:
 「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

ばっちり出てる「未来」ワードが眩いです。
同系の夢原さんの「希望」に対し、どう区別をつけて行くのか。
テーマの都合上、どうしても重くなってしまう「過去」ワードのスイートさんとの切り口の違いも面白そう。

どの程度お伽話ネタを仕込んでくるのか分かりませんが、基本的にお伽話は「過去」のお話。
例えば「お伽話のお姫様に憧れる」のは、夢は夢でも、未来よりも過去に属します。
「未来」ワードと食い違うあたり、何かネタが仕込んであるのかなと思ってみる。

さて星空さん、肝心の戦闘面はというと、夢原さんというより花咲さん。
溢れ出るプリキュアパワーを制御できず、襲い来る化け物から逃亡してしまう虚弱っぷり。
曰く「まだ目覚めていないプリンセス」。
うっかり目覚めると、いきなり神化しかねないので、ゆっくりと二度寝なさってください。
もはや確定的に言われる10周年を目指し、確実につないでいかないといけない「スマイル」さん。ご活躍を応援しております。
コメント
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