お勧めされた宮部みゆき著の『ブレイブ・ストーリー』を読んだ。初めて手にする作家の作品というのは期待と不安(?)にドキドキするものだぁ!
で、走る書斎(電車ともいう)を大いに活用して読んでいたのだが、この本届いた時に何に驚いたかというとその「厚さ」でも読み始めたらもう手放せなくてバッグに入れて持ち歩いていた。友人が私のバッグを持ち上げた時「石入れてるの?」と驚いたが、なんのその、でありました。
現世(うつしよ)を後にして幻界(ヴィジョン)へと旅をするワタルとミツル。私もワタルとその仲間たちと共に長い長い旅をしてきた。「ただいまっ!」
第一章で既にこの物語に絡め取られてしまった私。この旅の行き着く先は?、願うことは何だろう?など考え考え読み進んでいく。私は読み手なので頁をめくればその答えは当然わかるのだけれど、それをしたらおしまいだ!と誘惑に耐えながら・・・。耐えてよかったもし誘惑に負けてたらこの感動を味わえなかった
(そうそう、リリスの章では『クラッシュ』のことが頭をよぎった。第78回アカデミー賞作品賞受賞したのね~)
ワタルとミツルが旅した「幻界」の地図、本の表紙になっていたことに最後に気付く。
私も私の『ブレイブ・ストーリー』を生きて行こう
下巻では泣きませんでしたか?
私の友人は、上巻でパパが去ったところで泣いただけとのたまってました。
なんて感受性のないヤツ!!!
公園の場面で、ワタルが最後に明にいう「僕にはわからない」もう、彼の心を思うとたまんないですよね。
そんなワタルが幻界の「旅人」となる。大丈夫?どうする?何を望む?もうどきどき。そして運命の塔でのミツルとの再会と別れ、でもただの悲しい別れじゃないとこがまた・・・女神様へのワタルの願い事の大きさ
下巻の半分過ぎてからは「これはやばい」と思ったので家で読んでました。大正解でした。(見栄っつうものがある!)いやあ、よかったです!感激しました
また、よいものがあったらご推薦くだされ~
といっても、たまたまチラシを手にしただけで、彼らの音は聞いたことがないのですが。
そして、既にご存知でしたら、失礼致します。
①現代アラブ音楽の至宝
ロトフィ・ブシュナーク
3月18日(土)18:00開演
3月19日(日)14:00開演
会場:丸ビルホール
チケット:東京音協03-3201-8116
②「銀の旋律」
~悠久のインド古典音楽コンサート~
4月7日(金)19:00開演
会場:セシオン杉並03-3317-6611
チケット:電子チケットぴあ(P218-498)、杉並区文化交流協会
①前売:2500円、当日:3000円(全席指定)
②前売:3000円、当日:3500円(全席自由)
どちらも、そそられるぅ~♪という感じですね!
①は知りませんでした。「丸ビルホール」という会場も初めて目にしました。アラブ音楽、へー!聴いてみたいな!
②は私もチラシ手元にとってあります!バンスリーを寺原さんが吹く演奏会ですよね。実は2年ほど前、家族の者が彼の演奏を聴いて「よかったー」と話してくれたのを記憶してます。これは日にちが問題なのよねー。
うふっ、何か楽しくなってきましたよん
そういえば、「ブレイブ・ストーリー」今夏、アニメ映画で公開されるんですね。ご存知でした?
http://www.bravestory.net/
ジョゾが飛ぶ姿を見ただけで、わくわく♪(竜が好きなの)
宮崎ゲドより許せると思います。
しかし、劇場まで足を運ぶかどうかはギモン。
もともと、宮部みゆきの本がアニメになるって、一体どうゆう話なの!?というきっかけでこの本を読みました。
。。やっぱり、本の方が面白いような気がするなあ。
同感です~!
ただ、「ブレイブ・ストーリー」あれだけのものを2時間程で映画化するとなると・・無理があり過ぎ?という感じがします。
本の方がいいわ
映画では、何故かいきなりヴィジョンの世界に行ってしまった感じ。本を読んでもいないし、予備知識もゼロ。でも最後はジ~ンと胸に来るものがありました。
いきなりヴィジョンというのが想像ができないのですが、でも最後にはジ~ンとなさったのだったら、ご覧になってよかったのですね。ふ~む!!